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4 俺氏、猟師に転職します。
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※猟師になる事は絶対にありません。
7p.m.
チリリーーーーッ。
変わらぬ目覚ましの音、朝日が射す俺の寝床。
いつもこの光が刺す感触で目を覚ます。
まだ眠たくても、はやく~はやく~と餌を待ちわびている動物達に、餌の時間が遅れてしまってはとても申し訳ない。
もう戻れないであろう地球。
これからの生活は異世界で暮らしていかないとならないと考えた方がいい。
しかし、なによりこの異世界のインパクトが強すぎて...!!!!!!
もうこれが現実だとしか思えない...
何故なら..
空にはドラゴン!!謎の神の存在!!魔法で農具が作れるというクラフト法!!!!!!
こんな濃すぎる印象の異世界を誰も忘れられるものか...っ!!!!!!
し~~~っかり、と脳に焼き付いてくれちゃってますよ~~。
そんなこんなを、俺はふわぁぁ~、とあくびをしながら考えていた。
そして次の瞬間、何かを思い出したかのように俺はガバッ、と体を起こした。
目が覚めたァァ!!
まずここは異世界であること、まだ何も栽培していないこと、餌を与えなければならない動物もエリザベスだけだということ。
あらゆる現実を俺は思い出した。
そうだ、まだ何も始まっていない。
召喚されてからまだ初日だ。
その後また思い出した。
記憶がまるで紙吹雪の様にパラパラと舞落ちてくる。
あぁそうだった、昨日あのまま説明書を読みながら眠くなってソファーに座りながら寝落ちしてたんだっけ。
えっ、じゃあ俺はどうやってベッドの上に移動したんだ??
混乱する中、俺は左右に目をキョロキョロさせた。
ん...魔法か?
そんなはずない。
俺魔法使えないし。
ウッ、嘘だろ、まさか魔法を手に入れたか?!
うぇ~い、やった~
とか想像してみる。
え、まさかエリザベス?
そう気づき、真顔で右のカーペットで座っているエリザベスの方へ顔を向ける。
その時、エリザベスもこちらに顔を向け、ウィンクした。
きらりん、しゃきーん。
そんなエリザベスは、今にもぐっじょぶ、と親指を立てそうな雰囲気だった。
そのエリザベスに俺は、瞬間的に顔を明るくさせ、
「えぇぇええぇえぇ...ありがとうエリザベスたぁ~~ん♡お陰様で暖かくすやすや眠れました~っ。お礼に何でもしましょう(イケボ)」
と抱きついてしまった。
頭に、エリザベスが俺をくわえてベッドまで引きずっていくシーンが思い浮かぶ。
お前~いつもつ~ん、としちゃって俺の事見下してるように見えるけど、ちゃんと俺のサポートしてくれてんじゃん。
さぁ、俺も頑張って農業始めるか。
その前に、おれは知りたいことがあった。
それは、いつから出荷期限の2週間が始まるor始まっているか、だ。
今日は2日目。
もう始まってるとすると、1週間と5日残っているわけだ。
だが考えてみると1週間と5日しかない。
説明書に載ってるかも。
俺はスマホを固く握りながら説明書を全て読み漁った。
そして読み始めて、開始3分後。
『初め、召喚されてからの2週間、出荷額を稼ぐためにドラゴン狩りをおすすめする。』
と書かれた文を見つけ出した。
「は」
は、と目を丸くするしかなかった。
開いた口が塞がらない。
俺は異世界に農業をしに来たのにドラゴン猟師になれってか?!?!
しかもまだ召喚されてからそんなに経ってないのにこんな異世界初心者な俺にドラゴンを狩ることをおすすめするだと?!
何それ?!?!
どんだけ鬼畜なんですか、苦しめたいんですか、俺を殺したいんですか!!!!!!
確かに分かるよ、今から畑耕して、だの、植えて、だの、して1週間と5日後に出荷出来るわけない。
そのためにドラゴンを狩る必要あるか?!?!
もっといい方法あったよね?!?!
あぁ...大根でも種植えてから収穫まで最低20日はかかると思うし...。
ガーデンレタスも2週間じゃ間に合わない...。
「おいエリザベス!今日やること決まりだ!」
俺はそう言って髪も整えぬまま、猟師となるためにクラフト工房へと向かった。
(※エリザベスはドラゴンに食われたら嫌なので置いてきました。とても悲しそうにしてました。ごめんね。しっかりとドアの鍵閉めたからね。)
クラフト工房なう。
猟師に必要なものをクラフトするため、初めて、(当たり前)家の隣に常設されているクラフト工房に足を踏み入れた。
内装はいわゆる古小屋であった。あまり広くなく、人が2人入れるか入れないかのスペースだ。
そして机と1台のログチェアが設置されており、机の中心には大きい魔導書の様な本が、開いて無造作に置いてあった。
「...えぇ~っと?どーすりゃいいんだこれ?...なんか触っちゃいけないオーラびんびんなんですけど」
この本触ったら呪われる~みたいなやつ。
でも他に見渡してもこの本以外に作ってくれそうなやつないし。
俺はとりあえず席に着き、魔導書に恐る恐る手を近づけた。
その時。
「何勝手にさわるんですのっ」
「アウチ!!!!!!」
すぐ近くから、鈴の音のような少女の声が聞こえた。
しまいには俺の手を叩いてきやがったぁぁ!
その後、俺が魔導書に目を戻すと、そこには...
ティ○カーベルが怒り顔で俺を見つめていた。
いや、正確にはティ○カーベルでは無いが。
妖精、というのかこれ。
ちいちゃくてみえないわ。
「小さくて悪かったわねっ!!」
またぷんぷん、と顔を赤く染めて俺を睨みつけてきた。
直径10cm。
よく見れば(よく見なくても分かる)水色の瞳に、モカ色のツインテールの幼き女の子だった。
限りなく可愛い。
「あのぅ...えっと...俺はここにクラフトしに来たんだけど~...やっぱここ違ったのかなぁ~??なんちゃってえへへ...」
「全くもう、気味悪い男ったら...。
私はこのクラフト本の守り主、レフィーネと言うわ。...勝手に此処に来るとは貴方一体どこの使い主であってよ?
...まさか此処に召喚された人...なわけ無いわよね...?!」
「いやそうですけど」
「えぇ...あんたみたいなゲス男が...?
信じられない」
「すんごく胸に突き刺さる言葉なんですけど?!」
どうやら彼女は精霊らしく、この本を長い間守り続けてきたらしい。
怪しい者が、この本を手に取ろうとすると、そいつを追い払い、自分が認めた者だけにしかこの本を使わせないらしい。
「...それで、私はあの方にここに来るよう、派遣されたわけだけれども。貴方がこの家の主らしいわね」
レフィーネが頬ずえを着きながら俺を見上げて言った。
「...確かにそうみたいだな。実のトコ俺もよく分からねぇんだ。昨日ここに召喚されたわけでさ~...それでここでドラゴン狩りのための武器を作ってもらおうと思って」
「そこでおねがいっ、俺のためにクラフトしたげてっ」
と、俺は祈りのポーズをしながら、机の上で空中に浮かびながら頬ずえをしている妖精に、語りかけた。
「は、無理」
「えw」
即答だった。
これじゃあ何にもできないじゃーん!
第1試練 クラフト本を使わせてもらう
ってか?!
むむむっ、この俺に使わせないとは...お前、よくぞそんなことを言える...ッ!!!!!!
「ふふふっ...ふははは...ふっはっはっはっ!!......俺は地球の大魔王✩レンであるぅぅっ!!俺様に逆らうとは何者であるかァ―――――っ!!!!!!」
俺は魔王のフリをした。
こうすればあんな小さい妖精は俺にビビるであろう!
「ごめんなさい!私が間違ってました!魔王様!」とか言ってつかわせてくれるんだろ~な~。
これぞ方法1、洗脳術っ!!!!!!
しかし妖精の返答は。
「何お馬鹿な事言ってるのかしら笑
くふふふっ...くははっ...笑いが止まらない...じゃないっ......www」
なんだよコイツ。
腹抱えて笑いだした。
この洗脳術いけると思ったのにぃ~!
人を笑うなんてひどいぞ、この『背ちっこ妖精野郎』!!俺は絶対許さないからな!!
その後、また妖精は腹抱えてくすくす笑い始めた。
「...ふっ...ははははっ.............ふふっ...............wwwそうね、じゃあ、そこまで言うのならいいわ...」
使わせてくれるのっ?!
やったーーーーー!
俺は召喚されてからの今までの中で1番心を踊らせていた。
洗脳術が成功したのか...!
だが俺の笑顔は、真顔へと、変わることになる。
彼女が呟いたその言葉は。
「私とゲームをしましょ?」
という、変哲の無い言葉だったのだが。
7p.m.
チリリーーーーッ。
変わらぬ目覚ましの音、朝日が射す俺の寝床。
いつもこの光が刺す感触で目を覚ます。
まだ眠たくても、はやく~はやく~と餌を待ちわびている動物達に、餌の時間が遅れてしまってはとても申し訳ない。
もう戻れないであろう地球。
これからの生活は異世界で暮らしていかないとならないと考えた方がいい。
しかし、なによりこの異世界のインパクトが強すぎて...!!!!!!
もうこれが現実だとしか思えない...
何故なら..
空にはドラゴン!!謎の神の存在!!魔法で農具が作れるというクラフト法!!!!!!
こんな濃すぎる印象の異世界を誰も忘れられるものか...っ!!!!!!
し~~~っかり、と脳に焼き付いてくれちゃってますよ~~。
そんなこんなを、俺はふわぁぁ~、とあくびをしながら考えていた。
そして次の瞬間、何かを思い出したかのように俺はガバッ、と体を起こした。
目が覚めたァァ!!
まずここは異世界であること、まだ何も栽培していないこと、餌を与えなければならない動物もエリザベスだけだということ。
あらゆる現実を俺は思い出した。
そうだ、まだ何も始まっていない。
召喚されてからまだ初日だ。
その後また思い出した。
記憶がまるで紙吹雪の様にパラパラと舞落ちてくる。
あぁそうだった、昨日あのまま説明書を読みながら眠くなってソファーに座りながら寝落ちしてたんだっけ。
えっ、じゃあ俺はどうやってベッドの上に移動したんだ??
混乱する中、俺は左右に目をキョロキョロさせた。
ん...魔法か?
そんなはずない。
俺魔法使えないし。
ウッ、嘘だろ、まさか魔法を手に入れたか?!
うぇ~い、やった~
とか想像してみる。
え、まさかエリザベス?
そう気づき、真顔で右のカーペットで座っているエリザベスの方へ顔を向ける。
その時、エリザベスもこちらに顔を向け、ウィンクした。
きらりん、しゃきーん。
そんなエリザベスは、今にもぐっじょぶ、と親指を立てそうな雰囲気だった。
そのエリザベスに俺は、瞬間的に顔を明るくさせ、
「えぇぇええぇえぇ...ありがとうエリザベスたぁ~~ん♡お陰様で暖かくすやすや眠れました~っ。お礼に何でもしましょう(イケボ)」
と抱きついてしまった。
頭に、エリザベスが俺をくわえてベッドまで引きずっていくシーンが思い浮かぶ。
お前~いつもつ~ん、としちゃって俺の事見下してるように見えるけど、ちゃんと俺のサポートしてくれてんじゃん。
さぁ、俺も頑張って農業始めるか。
その前に、おれは知りたいことがあった。
それは、いつから出荷期限の2週間が始まるor始まっているか、だ。
今日は2日目。
もう始まってるとすると、1週間と5日残っているわけだ。
だが考えてみると1週間と5日しかない。
説明書に載ってるかも。
俺はスマホを固く握りながら説明書を全て読み漁った。
そして読み始めて、開始3分後。
『初め、召喚されてからの2週間、出荷額を稼ぐためにドラゴン狩りをおすすめする。』
と書かれた文を見つけ出した。
「は」
は、と目を丸くするしかなかった。
開いた口が塞がらない。
俺は異世界に農業をしに来たのにドラゴン猟師になれってか?!?!
しかもまだ召喚されてからそんなに経ってないのにこんな異世界初心者な俺にドラゴンを狩ることをおすすめするだと?!
何それ?!?!
どんだけ鬼畜なんですか、苦しめたいんですか、俺を殺したいんですか!!!!!!
確かに分かるよ、今から畑耕して、だの、植えて、だの、して1週間と5日後に出荷出来るわけない。
そのためにドラゴンを狩る必要あるか?!?!
もっといい方法あったよね?!?!
あぁ...大根でも種植えてから収穫まで最低20日はかかると思うし...。
ガーデンレタスも2週間じゃ間に合わない...。
「おいエリザベス!今日やること決まりだ!」
俺はそう言って髪も整えぬまま、猟師となるためにクラフト工房へと向かった。
(※エリザベスはドラゴンに食われたら嫌なので置いてきました。とても悲しそうにしてました。ごめんね。しっかりとドアの鍵閉めたからね。)
クラフト工房なう。
猟師に必要なものをクラフトするため、初めて、(当たり前)家の隣に常設されているクラフト工房に足を踏み入れた。
内装はいわゆる古小屋であった。あまり広くなく、人が2人入れるか入れないかのスペースだ。
そして机と1台のログチェアが設置されており、机の中心には大きい魔導書の様な本が、開いて無造作に置いてあった。
「...えぇ~っと?どーすりゃいいんだこれ?...なんか触っちゃいけないオーラびんびんなんですけど」
この本触ったら呪われる~みたいなやつ。
でも他に見渡してもこの本以外に作ってくれそうなやつないし。
俺はとりあえず席に着き、魔導書に恐る恐る手を近づけた。
その時。
「何勝手にさわるんですのっ」
「アウチ!!!!!!」
すぐ近くから、鈴の音のような少女の声が聞こえた。
しまいには俺の手を叩いてきやがったぁぁ!
その後、俺が魔導書に目を戻すと、そこには...
ティ○カーベルが怒り顔で俺を見つめていた。
いや、正確にはティ○カーベルでは無いが。
妖精、というのかこれ。
ちいちゃくてみえないわ。
「小さくて悪かったわねっ!!」
またぷんぷん、と顔を赤く染めて俺を睨みつけてきた。
直径10cm。
よく見れば(よく見なくても分かる)水色の瞳に、モカ色のツインテールの幼き女の子だった。
限りなく可愛い。
「あのぅ...えっと...俺はここにクラフトしに来たんだけど~...やっぱここ違ったのかなぁ~??なんちゃってえへへ...」
「全くもう、気味悪い男ったら...。
私はこのクラフト本の守り主、レフィーネと言うわ。...勝手に此処に来るとは貴方一体どこの使い主であってよ?
...まさか此処に召喚された人...なわけ無いわよね...?!」
「いやそうですけど」
「えぇ...あんたみたいなゲス男が...?
信じられない」
「すんごく胸に突き刺さる言葉なんですけど?!」
どうやら彼女は精霊らしく、この本を長い間守り続けてきたらしい。
怪しい者が、この本を手に取ろうとすると、そいつを追い払い、自分が認めた者だけにしかこの本を使わせないらしい。
「...それで、私はあの方にここに来るよう、派遣されたわけだけれども。貴方がこの家の主らしいわね」
レフィーネが頬ずえを着きながら俺を見上げて言った。
「...確かにそうみたいだな。実のトコ俺もよく分からねぇんだ。昨日ここに召喚されたわけでさ~...それでここでドラゴン狩りのための武器を作ってもらおうと思って」
「そこでおねがいっ、俺のためにクラフトしたげてっ」
と、俺は祈りのポーズをしながら、机の上で空中に浮かびながら頬ずえをしている妖精に、語りかけた。
「は、無理」
「えw」
即答だった。
これじゃあ何にもできないじゃーん!
第1試練 クラフト本を使わせてもらう
ってか?!
むむむっ、この俺に使わせないとは...お前、よくぞそんなことを言える...ッ!!!!!!
「ふふふっ...ふははは...ふっはっはっはっ!!......俺は地球の大魔王✩レンであるぅぅっ!!俺様に逆らうとは何者であるかァ―――――っ!!!!!!」
俺は魔王のフリをした。
こうすればあんな小さい妖精は俺にビビるであろう!
「ごめんなさい!私が間違ってました!魔王様!」とか言ってつかわせてくれるんだろ~な~。
これぞ方法1、洗脳術っ!!!!!!
しかし妖精の返答は。
「何お馬鹿な事言ってるのかしら笑
くふふふっ...くははっ...笑いが止まらない...じゃないっ......www」
なんだよコイツ。
腹抱えて笑いだした。
この洗脳術いけると思ったのにぃ~!
人を笑うなんてひどいぞ、この『背ちっこ妖精野郎』!!俺は絶対許さないからな!!
その後、また妖精は腹抱えてくすくす笑い始めた。
「...ふっ...ははははっ.............ふふっ...............wwwそうね、じゃあ、そこまで言うのならいいわ...」
使わせてくれるのっ?!
やったーーーーー!
俺は召喚されてからの今までの中で1番心を踊らせていた。
洗脳術が成功したのか...!
だが俺の笑顔は、真顔へと、変わることになる。
彼女が呟いたその言葉は。
「私とゲームをしましょ?」
という、変哲の無い言葉だったのだが。
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