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慰弦

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- 14章 -

- 日常のひとこま達 - 鈴橋&植野

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【懐かしい】

-PM  8:15頃-

「植野リモコンとって」

「うん。 あれ、どこ?」

「そこ、足元」

「あっ、あった。 はい」

「サンキュー…」

(ο‐ο)/

\(´‐`)サッ

……………

\(ο‐ο)

(´v`)/ サッ

\(-皿-)/ キッ

\(*´▽`*)/ キャッ
  
 

     Ш
(`д´)」↓↓ゴッ

(´д`。)


「意味ないことすんな」

「意味あるよーコミュニケーションだよー」

「あっそ……今日は面白そうなのやってねぇな」

「うーん……あっ、がっくんチャンネル戻して!」

「ん?」

「これこれ、懐かしくない?」

「あー…そうだな。 アウトしか出たことないけど」

「えっ!? ヒットくらいあるでしょ?」

「………」

「そっ、そういえばこの間箪笥整理してたら小さい頃の宝物入れ出てきてさぁ。なんかよく分んない石ころとか、松ぼっくりとか、蝉の抜け殻とか。いろいろ入ってたんだけど、そのなかに、ガ○ガリ君のあたり棒とか、ホーム○ンバーのホームランのところの切り抜きとか出てきたんだよね」

「なにそれ、宝の持腐れじゃん」

「本当にねww 今持ってったら変えてくれるかな?」

「…文字が消えてなきゃ大丈夫なんじゃないか? 多分」

「だよね。 今度持ってってみようー…あっ、コレも懐かしくない?」

「…あー、これも良くやったなぁ。プロペラ回すと中の輪ゴムが周って飛ぶんだよな」

「そうそう。あの頃のお小遣い考えたら高かったからなかなか買えなくて…せっかく買ってもプラバンだから直ぐ羽が折れちゃうんだよなぁ」

「輪ゴムといえば…」

「なになに?」

「割り箸三本半で鉄砲とか作らなかった?」

「割り箸…あ! 作った!真ん中だけ飛び出させて、真ん中のケツの方に折った割り箸固定して輪ゴム飛ばす奴でしょ?」

「そう、それ。 空き缶打って遊んでたなぁ」

「立てた割り箸が近過ぎると飛ばないし、結構距離感大事だったよね」

「あと、切れ込みが深過ぎてゴムが挟まって飛ばなかったりとかな」

「懐かしーw あ、あと笹船とかやらなかった?」

「やったやった。両端切って織り込む奴だろ?」

「そう、それ!! うっかり切り込み過ぎたりとかしょっちゅうだった」

「でも、作っても結局流す所がなくてな…」

「一回川に放り投げたら見事に飲み込まれた事あってさ…それからは雨の日とか限定で作って水溜りに浮かべて遊んだなー」
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