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第九話:兄と化け物、弟と無能力者
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「千鬼、対象の方は任せたよ。私は女郎蜘蛛とやらの方を何とかするから」
「ああ、任せとけ兄貴」
そう言うと言葉の通り、白い鈴のピアスの方――千鬼がこちらに突っ込んできた。
「真里、戦える?」
「ある程度はな…女郎蜘蛛お前は――」
「あたしは大丈夫、どうせあの人には見えないもの。何とか真里の方に行かせないように頑張る」
その言葉を最後に、俺達は背中合わせの体勢になる。
俺は背中に背負ったバットを、女郎蜘蛛は袂にしまった小刀を抜いた。
女郎蜘蛛の心配をしてる場合ではない。というかあいつに心配は不要だろう。今は自分の心配をしなくては。
……相手は素手、いける――!
――待て。
素手?
さっき、俺に斬りかかってきたんだよな。
あいつの刀はどこいった?
「まずいっ―――」
どこから来る!?どこから――
千鬼は俺との間合いをある程度つめ、そこで手のひらをぱんっと合わせた。
「抜刀」
千鬼が再び手のひらを離して両腕を開く。
すると、彼の手のひらから――
ズズッ、と。
先程俺を斬り付けようとした大刀が、抜かれた。
「………!」
これが、こいつの異能――!!
体内に武器をしまい、本人の任意のタイミングで取り出せるといったような能力。攻撃性は低いが、相手を錯乱させるのに効果的だ。
「覚悟ォォッ!!」
大刀が振り下ろされる。後ろに退きつつバットを前に掲げて防ぐ。
聞くに堪えない、金属同士がぶつかり合う汚い高音が聞こえた。
「……!そんな棒っきれで刀が防げるはず――」
「はっ、こっちには化け物がついてんだよ!てめえらみてえな風紀委員ごとき楽勝だっつーの!」
…と、虚勢を張ってはみたものの……
「………ッ」
こいつ、腕力がっ…イカれてんのか!?
やべえ、押されて――
「この、やろっ……」
俺はあえて千鬼の力に逆らわず、その力を利用して自分の体を沈める。予想だにしない事態に千鬼が混乱して、少し動きが鈍くなった。
今だ、入る!
そのまま俺は腰を捻って勢いをつけ、足蹴りで千鬼の足下を崩しにかかる。
――渾身の一撃、これならさすがの風紀委員だって少しくらい体勢を崩すはずだ!
…崩す、はずだった。
「甘いんだよクソッタレ!!」
世界がぐるりと回転した。
地面にたたきつけられたのと、腹部に走った衝撃で、自分が腹を蹴られてそのままぶっ飛ばされたことに気づく。
……こいつ、素手でも十分強えじゃねえか!
「悪いが、これでも柔道と空手は黒帯なんだ。兄貴には敵わねえが――お前程度なら造作もねえ」
「……ちっ」
まずい、これは…
相手が自分の場所を、気配を、認識していない。
これほど戦いやすい状態があるだろうか?
「……あくまでも姿は現さないつもりですね…ただ私を倒すためだけに戦うつもりですか」
「そうだよ。……って、言っても聞こえないか」
女郎蜘蛛は袂から取り出した短刀を構えて、無刀の方へと素早い動作で駆けていった。
……油断は禁物。確かにあたしのことは見えないけど、存在していない訳ではないのだから。
女郎蜘蛛はそう自分に言い聞かせ、直前で起動を変化。まっすぐ無刀に向かって進めていた足を、前方へ進むエネルギーから上空へ飛ぶエネルギーに変え、体を捻らせ勢いをつけつつ上から無刀に攻撃を加えようとする。
……とった。
地面から狙う限りは、土埃がまったりして気づかれる可能性がある。
ならば空中から狙うのみ――
「そこですか」
ギイイイィィィィン!
女郎蜘蛛の短刀と、無刀の日本刀がぶつかり合う。チカチカと、火花が散った。
「………」
女郎蜘蛛は深追いせず、退く。まだ衝撃でジンジンと痺れる手のひらを見つめながら。
「……どうやら勘は鋭いみたいだね」
「…私は随分長く剣術を極めている。だから、相手の剣気なんかが読み取れるようになりましてね」
偶然ながらに、二人の受け答えが一致した。
「………仕方ないか」
女郎蜘蛛は再び駆け出す。
「本当は生きて捕らえるつもりだった。色々聞きたいことがあるからね。でも無理そうだから、君の弟から話を聞くよ。君より多くの情報はもっていなさそうだけど……十分だよ」
次は、手加減しない。本気で斬りに行く。
その小柄な体躯を活用し、女郎蜘蛛は腰を沈めた状態から上に突き上げるように短刀を振る。
無刀は後方に跳んで回避。それをさらに女郎蜘蛛が追う。
女郎蜘蛛の連撃。――速い。
「…さすがに全部は防ぎきれないでしょ。剣気が読めても、結局軌道は見えてないから、数で押されたら敵わないよね」
…無刀の服に血が滲んでいる。
「最後に言い残すことはある?……って、聞こえないんだった」
「…はっ、本当に冷酷な相手だ……ここまで殺すことだけに頓着した者は初めて見ますよ」
女郎蜘蛛はさらに追撃を開始する。無刀は二本の刀を使って器用に攻撃をそらすが、少しずつ、だが確実に、相手の体力を削いでいく。
…、うん、やれる。
この調子ならあと数分で――
「衝撃波」
無刀はそう言い放って、日本刀を目にも止まらぬ速さで振り抜いた。
「……!」
女郎蜘蛛は一瞬身構える。……が、その日本刀はどちらも女郎蜘蛛に向けられてはいなかった。
……なんだったの…?
が、その行為の意味を知った瞬間、女郎蜘蛛はその場から勢いよく離れた。
「へえ…。中々勘が鋭いですね。見えなくてもわかりますよ?仕留め損ねたことくらい」
女郎蜘蛛がさっきまで立っていた場所に――竜巻のような物が発生していた。
そこまで大きくはない、それこそ無刀の日本刀と同じだけの長さだ。しかし、当たればその部分の体はごっそり持って行かれるだろう。
「…これが君の異能なんだね」
「『衝撃波』。物体を高速で動かした瞬間、それによって発生する衝撃波を数倍にして任意の場所に発生させることができます」
…強い。
あれを連続で出されたら手の出しようがない。だが今まであまり出さなかったことを考えると、連撃は難しいということか。
それにしても……
勝てない訳ではない。
しかし、ここは狭すぎる。
真里が巻き添えになってしまう。
「……それも見据えた上で、か…」
どうしようかな。
あの女郎蜘蛛が苦戦している。
…理由は明白。俺がいるからだ。
「……クッソ…!」
やっぱり俺じゃあ力不足だったってのか。俺の力じゃ…何も、出来ねえのか。
「…どっち向いてやがる、お前の相手は俺だろうが」
!まずい!
千鬼は大刀を突き出す。間一髪で頭を振って避けた。避けきれなかった頭髪がゆかに散る。
……どうしたらいい。
どこかに突破口があるはずだ、どこかに……
俺のバットは、異能力そのものを斬る。
だがこいつ――千鬼相手じゃどうしようもねえ。抜刀の瞬間腕を斬るって手もあるが、そもそもそんなことが出来るならこんなに苦労してない。
単純に剣さばきで押されてる。
「………ッ」
何か。
何か手は――
「………あっ」
異能力そのものを斬る俺のバット。俺のせいで思いっきり動けない女郎蜘蛛。でも戦闘力だけは申し分ない女郎蜘蛛――
「……いける、か?」
俺は戸惑いながらも、女郎蜘蛛の方を向く。
ただ、心のどこかでこれが最適解だと叫んでいる自分がいた。
「女郎蜘蛛!!」
女郎蜘蛛がこちらを向く。戸惑った表情で。
だが次の瞬間――戸惑いは、期待に変わる。
* * *
「ほらどうしたァ!動きが鈍ってんぞ無能力者よォ!」
「くっ………」
千鬼の見事な剣さばきで、俺は戦況的にも物理的にも押されていた。
もう少しで無刀の攻撃圏内――二人の戦闘場所にのめり込んでしまう。
「それ以上退けば兄貴にやられるな。どうすんだよ」
「………」
ちらりと後ろを振り返る。
――女郎蜘蛛と目が合った。
ゴオッ――
先刻よりも大きい衝撃波にあたしは飛び退いた。着物の裾が少し破けた気がした。
「どうしました、女郎蜘蛛さん?もう反撃はしてこないんですか?」
「……っ」
押されている。このままだとあたしは真里の戦闘範囲に入ってしまう。
つまりどういうことか。
無刀の攻撃が、真里まで届くのだ。
「………」
ちらりと後ろを振り返る。
――真里と目が合った。
今だ!
俺は足を一歩後ろに踏み込み、回れ右の要領で後ろを振り向く。
女郎蜘蛛も同様、爪先で地面を蹴りあげ後ろを振り向き、俺の方に向かってきた。
そのまま俺たちは、自分にとっての後方に走り、そこにいる敵を見つめる。
つまり――
敵の入れ替え。
「……へえ。そう来ましたか」
「……俺は兄貴より強くはねえが、たかだか見えねえだけの相手に負けるつもりはさらさらねえぞ」
ここからが本番だ。
異能力そのものを斬る俺のバット――
「…俺たちは最初から戦う相手を間違えてた。それだけのことだ」
今度こそ、息つく暇もなく終わらせてやる。
「ああ、任せとけ兄貴」
そう言うと言葉の通り、白い鈴のピアスの方――千鬼がこちらに突っ込んできた。
「真里、戦える?」
「ある程度はな…女郎蜘蛛お前は――」
「あたしは大丈夫、どうせあの人には見えないもの。何とか真里の方に行かせないように頑張る」
その言葉を最後に、俺達は背中合わせの体勢になる。
俺は背中に背負ったバットを、女郎蜘蛛は袂にしまった小刀を抜いた。
女郎蜘蛛の心配をしてる場合ではない。というかあいつに心配は不要だろう。今は自分の心配をしなくては。
……相手は素手、いける――!
――待て。
素手?
さっき、俺に斬りかかってきたんだよな。
あいつの刀はどこいった?
「まずいっ―――」
どこから来る!?どこから――
千鬼は俺との間合いをある程度つめ、そこで手のひらをぱんっと合わせた。
「抜刀」
千鬼が再び手のひらを離して両腕を開く。
すると、彼の手のひらから――
ズズッ、と。
先程俺を斬り付けようとした大刀が、抜かれた。
「………!」
これが、こいつの異能――!!
体内に武器をしまい、本人の任意のタイミングで取り出せるといったような能力。攻撃性は低いが、相手を錯乱させるのに効果的だ。
「覚悟ォォッ!!」
大刀が振り下ろされる。後ろに退きつつバットを前に掲げて防ぐ。
聞くに堪えない、金属同士がぶつかり合う汚い高音が聞こえた。
「……!そんな棒っきれで刀が防げるはず――」
「はっ、こっちには化け物がついてんだよ!てめえらみてえな風紀委員ごとき楽勝だっつーの!」
…と、虚勢を張ってはみたものの……
「………ッ」
こいつ、腕力がっ…イカれてんのか!?
やべえ、押されて――
「この、やろっ……」
俺はあえて千鬼の力に逆らわず、その力を利用して自分の体を沈める。予想だにしない事態に千鬼が混乱して、少し動きが鈍くなった。
今だ、入る!
そのまま俺は腰を捻って勢いをつけ、足蹴りで千鬼の足下を崩しにかかる。
――渾身の一撃、これならさすがの風紀委員だって少しくらい体勢を崩すはずだ!
…崩す、はずだった。
「甘いんだよクソッタレ!!」
世界がぐるりと回転した。
地面にたたきつけられたのと、腹部に走った衝撃で、自分が腹を蹴られてそのままぶっ飛ばされたことに気づく。
……こいつ、素手でも十分強えじゃねえか!
「悪いが、これでも柔道と空手は黒帯なんだ。兄貴には敵わねえが――お前程度なら造作もねえ」
「……ちっ」
まずい、これは…
相手が自分の場所を、気配を、認識していない。
これほど戦いやすい状態があるだろうか?
「……あくまでも姿は現さないつもりですね…ただ私を倒すためだけに戦うつもりですか」
「そうだよ。……って、言っても聞こえないか」
女郎蜘蛛は袂から取り出した短刀を構えて、無刀の方へと素早い動作で駆けていった。
……油断は禁物。確かにあたしのことは見えないけど、存在していない訳ではないのだから。
女郎蜘蛛はそう自分に言い聞かせ、直前で起動を変化。まっすぐ無刀に向かって進めていた足を、前方へ進むエネルギーから上空へ飛ぶエネルギーに変え、体を捻らせ勢いをつけつつ上から無刀に攻撃を加えようとする。
……とった。
地面から狙う限りは、土埃がまったりして気づかれる可能性がある。
ならば空中から狙うのみ――
「そこですか」
ギイイイィィィィン!
女郎蜘蛛の短刀と、無刀の日本刀がぶつかり合う。チカチカと、火花が散った。
「………」
女郎蜘蛛は深追いせず、退く。まだ衝撃でジンジンと痺れる手のひらを見つめながら。
「……どうやら勘は鋭いみたいだね」
「…私は随分長く剣術を極めている。だから、相手の剣気なんかが読み取れるようになりましてね」
偶然ながらに、二人の受け答えが一致した。
「………仕方ないか」
女郎蜘蛛は再び駆け出す。
「本当は生きて捕らえるつもりだった。色々聞きたいことがあるからね。でも無理そうだから、君の弟から話を聞くよ。君より多くの情報はもっていなさそうだけど……十分だよ」
次は、手加減しない。本気で斬りに行く。
その小柄な体躯を活用し、女郎蜘蛛は腰を沈めた状態から上に突き上げるように短刀を振る。
無刀は後方に跳んで回避。それをさらに女郎蜘蛛が追う。
女郎蜘蛛の連撃。――速い。
「…さすがに全部は防ぎきれないでしょ。剣気が読めても、結局軌道は見えてないから、数で押されたら敵わないよね」
…無刀の服に血が滲んでいる。
「最後に言い残すことはある?……って、聞こえないんだった」
「…はっ、本当に冷酷な相手だ……ここまで殺すことだけに頓着した者は初めて見ますよ」
女郎蜘蛛はさらに追撃を開始する。無刀は二本の刀を使って器用に攻撃をそらすが、少しずつ、だが確実に、相手の体力を削いでいく。
…、うん、やれる。
この調子ならあと数分で――
「衝撃波」
無刀はそう言い放って、日本刀を目にも止まらぬ速さで振り抜いた。
「……!」
女郎蜘蛛は一瞬身構える。……が、その日本刀はどちらも女郎蜘蛛に向けられてはいなかった。
……なんだったの…?
が、その行為の意味を知った瞬間、女郎蜘蛛はその場から勢いよく離れた。
「へえ…。中々勘が鋭いですね。見えなくてもわかりますよ?仕留め損ねたことくらい」
女郎蜘蛛がさっきまで立っていた場所に――竜巻のような物が発生していた。
そこまで大きくはない、それこそ無刀の日本刀と同じだけの長さだ。しかし、当たればその部分の体はごっそり持って行かれるだろう。
「…これが君の異能なんだね」
「『衝撃波』。物体を高速で動かした瞬間、それによって発生する衝撃波を数倍にして任意の場所に発生させることができます」
…強い。
あれを連続で出されたら手の出しようがない。だが今まであまり出さなかったことを考えると、連撃は難しいということか。
それにしても……
勝てない訳ではない。
しかし、ここは狭すぎる。
真里が巻き添えになってしまう。
「……それも見据えた上で、か…」
どうしようかな。
あの女郎蜘蛛が苦戦している。
…理由は明白。俺がいるからだ。
「……クッソ…!」
やっぱり俺じゃあ力不足だったってのか。俺の力じゃ…何も、出来ねえのか。
「…どっち向いてやがる、お前の相手は俺だろうが」
!まずい!
千鬼は大刀を突き出す。間一髪で頭を振って避けた。避けきれなかった頭髪がゆかに散る。
……どうしたらいい。
どこかに突破口があるはずだ、どこかに……
俺のバットは、異能力そのものを斬る。
だがこいつ――千鬼相手じゃどうしようもねえ。抜刀の瞬間腕を斬るって手もあるが、そもそもそんなことが出来るならこんなに苦労してない。
単純に剣さばきで押されてる。
「………ッ」
何か。
何か手は――
「………あっ」
異能力そのものを斬る俺のバット。俺のせいで思いっきり動けない女郎蜘蛛。でも戦闘力だけは申し分ない女郎蜘蛛――
「……いける、か?」
俺は戸惑いながらも、女郎蜘蛛の方を向く。
ただ、心のどこかでこれが最適解だと叫んでいる自分がいた。
「女郎蜘蛛!!」
女郎蜘蛛がこちらを向く。戸惑った表情で。
だが次の瞬間――戸惑いは、期待に変わる。
* * *
「ほらどうしたァ!動きが鈍ってんぞ無能力者よォ!」
「くっ………」
千鬼の見事な剣さばきで、俺は戦況的にも物理的にも押されていた。
もう少しで無刀の攻撃圏内――二人の戦闘場所にのめり込んでしまう。
「それ以上退けば兄貴にやられるな。どうすんだよ」
「………」
ちらりと後ろを振り返る。
――女郎蜘蛛と目が合った。
ゴオッ――
先刻よりも大きい衝撃波にあたしは飛び退いた。着物の裾が少し破けた気がした。
「どうしました、女郎蜘蛛さん?もう反撃はしてこないんですか?」
「……っ」
押されている。このままだとあたしは真里の戦闘範囲に入ってしまう。
つまりどういうことか。
無刀の攻撃が、真里まで届くのだ。
「………」
ちらりと後ろを振り返る。
――真里と目が合った。
今だ!
俺は足を一歩後ろに踏み込み、回れ右の要領で後ろを振り向く。
女郎蜘蛛も同様、爪先で地面を蹴りあげ後ろを振り向き、俺の方に向かってきた。
そのまま俺たちは、自分にとっての後方に走り、そこにいる敵を見つめる。
つまり――
敵の入れ替え。
「……へえ。そう来ましたか」
「……俺は兄貴より強くはねえが、たかだか見えねえだけの相手に負けるつもりはさらさらねえぞ」
ここからが本番だ。
異能力そのものを斬る俺のバット――
「…俺たちは最初から戦う相手を間違えてた。それだけのことだ」
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