73 / 119
謎の異空間に飛ばされたら金髪美少女が迫ってくるんだが?
74.固有武器
しおりを挟む
さて、今日も三人の美少女の待つ箱庭に行くとするか。
転移ゲートを抜けると、箱庭のログハウスの前で三人が何か話をしている。
「二人に私とイツキの愛の結晶を見せてあげる!」
「イツキ、イシュタルを出して!」
「うん? えーっと……」
俺がもたもたしていると、アサカは痺れを切らして声が少しづつ大きくなる。
「早くイシュタル出してよー!」
するとアサカの目の前に浅葱色の槍が現れた。
「あれ? 呼んだら出てきた」
アイテムストレージを使わなくても直接召喚できるのか、便利だな。
「ふふん、どう? この美しい槍。イツキと私の魔力で作った槍イシュタルだよ」
槍を握り高く掲げてドヤ顔のアサカに対して久奈はやれやれといった様子だ。
「アマテラス、おいで」
久奈の呼びかけに応じて朱色の刀が現れた。久奈は朱色の刀を掴むとアサカに見せる。
「ホントだ、呼んだら出てきた。これが私と樹の魔力で作った刀アマテラスだよ。綺麗でしょ?」
結月も静かに「ツキカゲ、来て」と呟く。すると瑠璃色の刀が現れた。結月はその刀を手にする。
「多分、私と作ったこのツキカゲが初めてだよね?」
俺は「うん」と頷いた。二人が呼び出した刀を見たアサカは涙目になりプルプルと震えながら久奈と結月に聞く。
「じゃあ、二人ともイツキと魔力を混ぜてする超気持ちいい事も……?」
「もちろん」
「当然」
久奈と結月は口々に答えた。
「そんな……。私以外とも作っていたなんて。イツキの浮気者ー!」
久奈は首を振りながらアサカに言う。
「浮気者じゃないよ三股男だよ」
結月も二人に便乗してわざとらしく悲しい顔を作る。
「樹は私達三人を弄んでいるのね」
久奈と結月とアサカが俺を囲むように詰め寄り責めてくるが、大体事実なだけに言い返せないのが辛いところだ。何とも気まずいな、どうやって切り抜けるか……と考えていると、転移ゲートが出現しルイさんが現れた。ふぅ、助かった。
「凄まじい光景だな。魂力10万相当の魔力密度の物体が3つもか。今からレジーナを征服しに行くつもりなのか?」
「そんな事するわけないですよ。そもそもたった四人で星一つを征服するなんてできるわけ無いじゃないですか」
「できるわけ無いと一概に言い切れないよ、君達が本気になったら止められる者はいないだろうからな。私も含めて」
「はは……またそんな事言って。で、今日はどうしたんですか?」
「ああ、菓子を持ってきたから、茶でも飲みながら話そうか」
俺達はログハウスに入って行った。
いつもどうりリビングのソファーに座り、お菓子を食べながらお茶を飲みつつルイさんの話を聞く。
「せっかくの夏休みなんだし、バカンスでもどうかなと思ってね。私がシエラスの古代遺跡ツアーにつれて行ってあげようか?」
「なんか、マチュピチュ観光ツアーみたいな感じで言ってるけど、シエラスの古代遺跡ってヤバいガーディアンやらモンスターなんかが沢山いるんじゃ……?」
「フッ、樹は聡いな。以前、私と当時の戦力1位と2位で探索を試みたが、あまりに強力なモンスターが大量に巣食っていたために諦めたところがある。しかしここには支配者クラスの固有スキル持ちが四人もいる」
「あれ? 支配者クラス四人って久奈、結月、アサカとあと一人はルイさんですか?」
「いや、樹だよ。支配者クラスの固有スキルを使いこなせるのだから、実質支配者クラスの強さの固有スキルだ」
「でも、俺はみんなよりも弱いですよ」
「それは樹が固有スキルを完全に使いこなしていないからだろうな」
「そう……なのかな」
「とにかく、これだけの戦力があればその遺跡を隅々まで探索できるはず。モンスターも沢山いるから実戦経験にもなるし魂力も上げられるよ」
「私は行くよ。イツキは強制参加ね。ヒナとユズキは無理しなくていいよ」
アサカ……なんで俺は強制参加なんだよ?
「樹が行くなら私も行くに決まってるでしょ! 樹を放っておくとすぐに他の女の子と仲良くなってくるし」
久奈も行く気満々の様子だ。流石にこれ以上他の女の子と仲良くはならないよ。
「樹が危険かもしれない所に行くなら当然私も付いて行く。どんな凶悪なモンスターが出ても私が必ず樹を守る」
結月も行く気だね。結月に守ってもらえるなら心強い、ではなくて俺がしっかり守るからね。
「決まりだな、明日の朝出発しよう。遺跡までは転移ゲートで行けるからここに集合だ」
明日ってまたかなり急だな。
「ルイさんって社長なのにずいぶん自由ですよね」
「私がいつも暇でブラブラしているように見えているのか? 心外だな。ただ会社の運営はほぼ全て副社長に任せているので多少は自分の好きなように行動が出来るのも事実だが」
……好きなように行動が出来るのは事実なんだ。
要件が済むとルイさんは転移して帰って行った。
さて俺達は月影、天照、イシュタルの威力でも試すか。訓練用フィールドに転移して順番に呼び出して握り魔力を込めて振るってみると、その方向の見渡す限りの広範囲が吹き飛んでしまうほどの威力だった。
こんな物危なくて気軽に振り回せないな……。いざという時の切り札だな。
それともう一つ検証してみた。
俺は月影、天照、イシュタルのいずれも呼べば目の前に現れるし、手にもって振るうことが出来た。しかし結月は月影しか呼び出せず、天照、イシュタルには触れようとしても見えない壁に阻まれて手に持つ事ができない。久奈もアサカも同様に自身の魔力で作った物しか扱えなかった。
誰でも使えるわけじゃない……つまり固有武器か! 日本の創作物で固有武器と言えば大体最強の武器だよね。何とも心が躍るな。
「やはり樹は青系の色が良く似合うね。だから主に使うのは月影がいいよね」
……結月、そういう事を言うと大変なことになるよ、俺が。
「そんなことないでしょ? イツキは槍も上手なんだからこのイシュタルこそ似合うよね!」
ほらね、やっぱり。
「二人とも分かってないなぁ。樹はなんだかんだ言ってもこの天照を使いたいに決まってるでしょ!」
当然久奈も参戦する。こんなに可愛い女の子が三人も俺をめぐって言い合ってる。俺って幸せ者だよなぁ。微笑みを浮かべつつ遠くを見つめる。
「イツキ! 黙ってニヤニヤしてないで何とか言ってよ!」
膨れっ面で迫ってくるアサカに「アサカ大好きだよ」と抱きしめると膨らませている頬がしぼんで大人しくなった。すると今度は久奈の頬が膨れる。
「あーまたそうやって抱きしめて誤魔化す!」
俺は久奈を抱き寄せて「久奈、今日もすごく可愛いよ」と耳元で囁いた。すると「えへへ、そうかな?」と表情を緩ませた。結月の方をチラリと見るとなにか言いたげだな。
「樹、誤魔化されてあげるから私にもギュってして」俺は「もちろんだよ」と応え結月をギュっと抱きしめた。
「なんかさ……樹って私達の扱いに慣れてきてるよね?」
久奈がボソッと呟く。
「それだけ深い仲になってるって事だと思うよ」
「「「……」」」
久奈はジト目、結月は苦笑い、アサカはニコニコ笑顔で俺に抱き付いてきた。何とか切り抜けたかな?さて、お腹も空いてきたことだしログハウスに戻って昼食にしますか。
転移ゲートを抜けると、箱庭のログハウスの前で三人が何か話をしている。
「二人に私とイツキの愛の結晶を見せてあげる!」
「イツキ、イシュタルを出して!」
「うん? えーっと……」
俺がもたもたしていると、アサカは痺れを切らして声が少しづつ大きくなる。
「早くイシュタル出してよー!」
するとアサカの目の前に浅葱色の槍が現れた。
「あれ? 呼んだら出てきた」
アイテムストレージを使わなくても直接召喚できるのか、便利だな。
「ふふん、どう? この美しい槍。イツキと私の魔力で作った槍イシュタルだよ」
槍を握り高く掲げてドヤ顔のアサカに対して久奈はやれやれといった様子だ。
「アマテラス、おいで」
久奈の呼びかけに応じて朱色の刀が現れた。久奈は朱色の刀を掴むとアサカに見せる。
「ホントだ、呼んだら出てきた。これが私と樹の魔力で作った刀アマテラスだよ。綺麗でしょ?」
結月も静かに「ツキカゲ、来て」と呟く。すると瑠璃色の刀が現れた。結月はその刀を手にする。
「多分、私と作ったこのツキカゲが初めてだよね?」
俺は「うん」と頷いた。二人が呼び出した刀を見たアサカは涙目になりプルプルと震えながら久奈と結月に聞く。
「じゃあ、二人ともイツキと魔力を混ぜてする超気持ちいい事も……?」
「もちろん」
「当然」
久奈と結月は口々に答えた。
「そんな……。私以外とも作っていたなんて。イツキの浮気者ー!」
久奈は首を振りながらアサカに言う。
「浮気者じゃないよ三股男だよ」
結月も二人に便乗してわざとらしく悲しい顔を作る。
「樹は私達三人を弄んでいるのね」
久奈と結月とアサカが俺を囲むように詰め寄り責めてくるが、大体事実なだけに言い返せないのが辛いところだ。何とも気まずいな、どうやって切り抜けるか……と考えていると、転移ゲートが出現しルイさんが現れた。ふぅ、助かった。
「凄まじい光景だな。魂力10万相当の魔力密度の物体が3つもか。今からレジーナを征服しに行くつもりなのか?」
「そんな事するわけないですよ。そもそもたった四人で星一つを征服するなんてできるわけ無いじゃないですか」
「できるわけ無いと一概に言い切れないよ、君達が本気になったら止められる者はいないだろうからな。私も含めて」
「はは……またそんな事言って。で、今日はどうしたんですか?」
「ああ、菓子を持ってきたから、茶でも飲みながら話そうか」
俺達はログハウスに入って行った。
いつもどうりリビングのソファーに座り、お菓子を食べながらお茶を飲みつつルイさんの話を聞く。
「せっかくの夏休みなんだし、バカンスでもどうかなと思ってね。私がシエラスの古代遺跡ツアーにつれて行ってあげようか?」
「なんか、マチュピチュ観光ツアーみたいな感じで言ってるけど、シエラスの古代遺跡ってヤバいガーディアンやらモンスターなんかが沢山いるんじゃ……?」
「フッ、樹は聡いな。以前、私と当時の戦力1位と2位で探索を試みたが、あまりに強力なモンスターが大量に巣食っていたために諦めたところがある。しかしここには支配者クラスの固有スキル持ちが四人もいる」
「あれ? 支配者クラス四人って久奈、結月、アサカとあと一人はルイさんですか?」
「いや、樹だよ。支配者クラスの固有スキルを使いこなせるのだから、実質支配者クラスの強さの固有スキルだ」
「でも、俺はみんなよりも弱いですよ」
「それは樹が固有スキルを完全に使いこなしていないからだろうな」
「そう……なのかな」
「とにかく、これだけの戦力があればその遺跡を隅々まで探索できるはず。モンスターも沢山いるから実戦経験にもなるし魂力も上げられるよ」
「私は行くよ。イツキは強制参加ね。ヒナとユズキは無理しなくていいよ」
アサカ……なんで俺は強制参加なんだよ?
「樹が行くなら私も行くに決まってるでしょ! 樹を放っておくとすぐに他の女の子と仲良くなってくるし」
久奈も行く気満々の様子だ。流石にこれ以上他の女の子と仲良くはならないよ。
「樹が危険かもしれない所に行くなら当然私も付いて行く。どんな凶悪なモンスターが出ても私が必ず樹を守る」
結月も行く気だね。結月に守ってもらえるなら心強い、ではなくて俺がしっかり守るからね。
「決まりだな、明日の朝出発しよう。遺跡までは転移ゲートで行けるからここに集合だ」
明日ってまたかなり急だな。
「ルイさんって社長なのにずいぶん自由ですよね」
「私がいつも暇でブラブラしているように見えているのか? 心外だな。ただ会社の運営はほぼ全て副社長に任せているので多少は自分の好きなように行動が出来るのも事実だが」
……好きなように行動が出来るのは事実なんだ。
要件が済むとルイさんは転移して帰って行った。
さて俺達は月影、天照、イシュタルの威力でも試すか。訓練用フィールドに転移して順番に呼び出して握り魔力を込めて振るってみると、その方向の見渡す限りの広範囲が吹き飛んでしまうほどの威力だった。
こんな物危なくて気軽に振り回せないな……。いざという時の切り札だな。
それともう一つ検証してみた。
俺は月影、天照、イシュタルのいずれも呼べば目の前に現れるし、手にもって振るうことが出来た。しかし結月は月影しか呼び出せず、天照、イシュタルには触れようとしても見えない壁に阻まれて手に持つ事ができない。久奈もアサカも同様に自身の魔力で作った物しか扱えなかった。
誰でも使えるわけじゃない……つまり固有武器か! 日本の創作物で固有武器と言えば大体最強の武器だよね。何とも心が躍るな。
「やはり樹は青系の色が良く似合うね。だから主に使うのは月影がいいよね」
……結月、そういう事を言うと大変なことになるよ、俺が。
「そんなことないでしょ? イツキは槍も上手なんだからこのイシュタルこそ似合うよね!」
ほらね、やっぱり。
「二人とも分かってないなぁ。樹はなんだかんだ言ってもこの天照を使いたいに決まってるでしょ!」
当然久奈も参戦する。こんなに可愛い女の子が三人も俺をめぐって言い合ってる。俺って幸せ者だよなぁ。微笑みを浮かべつつ遠くを見つめる。
「イツキ! 黙ってニヤニヤしてないで何とか言ってよ!」
膨れっ面で迫ってくるアサカに「アサカ大好きだよ」と抱きしめると膨らませている頬がしぼんで大人しくなった。すると今度は久奈の頬が膨れる。
「あーまたそうやって抱きしめて誤魔化す!」
俺は久奈を抱き寄せて「久奈、今日もすごく可愛いよ」と耳元で囁いた。すると「えへへ、そうかな?」と表情を緩ませた。結月の方をチラリと見るとなにか言いたげだな。
「樹、誤魔化されてあげるから私にもギュってして」俺は「もちろんだよ」と応え結月をギュっと抱きしめた。
「なんかさ……樹って私達の扱いに慣れてきてるよね?」
久奈がボソッと呟く。
「それだけ深い仲になってるって事だと思うよ」
「「「……」」」
久奈はジト目、結月は苦笑い、アサカはニコニコ笑顔で俺に抱き付いてきた。何とか切り抜けたかな?さて、お腹も空いてきたことだしログハウスに戻って昼食にしますか。
0
お気に入りに追加
78
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
【R18】童貞のまま転生し悪魔になったけど、エロ女騎士を救ったら筆下ろしを手伝ってくれる契約をしてくれた。
飼猫タマ
ファンタジー
訳あって、冒険者をしている没落騎士の娘、アナ·アナシア。
ダンジョン探索中、フロアーボスの付き人悪魔Bに捕まり、恥辱を受けていた。
そんな折、そのダンジョンのフロアーボスである、残虐で鬼畜だと巷で噂の悪魔Aが復活してしまい、アナ·アナシアは死を覚悟する。
しかし、その悪魔は違う意味で悪魔らしくなかった。
自分の前世は人間だったと言い張り、自分は童貞で、SEXさせてくれたらアナ·アナシアを殺さないと言う。
アナ·アナシアは殺さない為に、童貞チェリーボーイの悪魔Aの筆下ろしをする契約をしたのだった!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる