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騎士娘とキスより凄い事
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俺はレミリナの後について、騎士団の宿舎の廊下を歩いている。レミリナの部屋でお泊りできるのは想定外だった。この前言っていた、キスよりも凄いことをするチャンスだ!
「ここが私の部屋です」
「あ、お邪魔しますー」
レミリナの部屋は寝室とリビングの二部屋で、キッチン、トイレ、シャワールームも完備されていた。思っていたよりも素敵な部屋だ。レミリナは小隊長さんだから、ある程度優遇されているのだろうか? 室内が整然としているのは、いかにもレミリナらしいな。
俺がソファーに腰かけると、レミリナがお茶を淹れてくれた。
「ここで待っていてください。室内は好きにしていいですよ。シャワーもご自由に。私は仕事を片付けたら戻ってきます」
「はーい」
部屋に残された俺は、お茶を飲みながら一息つく。レミリナが戻ってくるまで、何しようかなぁ。そういえば昨日はシャワーも浴びてないし、とりあえずシャワー行くか。
――シャワーを浴びてすっきりして出てきた。まだレミリナは戻ってこないな……。
うーん、暇だな。自由にしていいって言ってたから、ちょっと部屋の中を見学させてもらおう。ぐふふ、女の子の部屋を自由に見学か。オラ、ワクワクすっぞ。
寝室に移動して、ベッドに倒れ込んで枕に顔を押し込む。はぁ、レミリナの匂いがする。俺は深呼吸をして空気を目いっぱい吸い込んだ。ムラムラしてきたが、レミリナのベッドを俺の汁で汚すのは悪いから我慢しよう。
俺はベッドの上で布団にくるまって、レミリナ成分を目いっぱい吸収した。
* * *
唇に温かくて柔らかい物が触れるのを感じる。
あれ、俺はなにをしてたんだっけ……。ああ、そうだ。レミリナのベッドで横になっていて……それで眠ってしまったのか……?
俺が目を開けると、目の前にレミリナがいた。仕事が終わって戻って来たのか。
「バランセがあまりに可愛らしく眠っていたので、キスしてしまいました」
「もっとして」
俺がねだると、レミリナは軽く口づけをしてくれた。俺はレミリナに抱き着いて押し倒し唇をより深く重ねる。
レミリナの舌が俺の口に入ってきた。俺はそれに吸い付いて、互いに貪るように激しく舌を絡ませる。レミリナの唾液は甘く、柔らかい舌で口の中を撫でられると身体に快感が走る。
「ちゅぅ、くちゅ、ちゅく、ぷはぁ……」
熱いキスを交わしながら、俺はレミリナのおっぱいを揉みしだき、下腹部に手を伸ばす。レミリナは嫌がる素振りは無く、閉じている脚を開いて俺の手を受け入れてくれた。
レミリナのスカートに俺の手が入っていく。レミリナのパンツはしっとりしていて温かい。俺はパンツ越しに割れ目に沿って指先を上下に動かした。
「んっ……はぁ……」
キスの合間にレミリナの口から吐息が漏れた。俺の指に柔らかな肉の感触が伝わってくる。レミリナのパンツをずらして中指を差し入れると、そこは既にじっとりと湿っていた。
俺は指先でレミリナのクリトリスの包皮をめくって、優しく指の腹で撫でた。レミリナの腰が大きく跳ね、両足に力が入っているのが伝わる。
「やぁ……ん、はぁ……、あっ、あぁんっ!」
レミリナの可愛い声を聞きながら、俺はレミリナのクリトリスを責め続ける。すると、レミリナの手が俺のパンツの中に入り込み、俺のクリトリスを指先でつまんで刺激してきた。
「うっ、あぅ……レミリナ、それ、気持ちいい」
「んんぅ……! ああんっ!! 私も、すごくいいですっ! あぁ」
二人はお互いのクリトリスをクリクリと指先で弄ぶ。お互いの割れ目から溢れる蜜がぐちゅぐちゅといやらしい音を立てている。
ゆっくりとした甘い愛撫で、じわじわと気分が高まっていく。次第に指の動きが速くなり、二人は身体を震わせながら快楽に身を任せていた。
我慢できなくなった俺はパンツを脱ぎすて、レミリナのパンツも引っぺがした。そして、レミリナの股を広げて片脚を持ち上げて抱いた。
「えっ!? あぁっ! ちょっと、バランセっ! 恥ずかしいです!!」
構わず俺は自分のおまたを、レミリナのおまたに押し付ける。レミリナの柔らかい部分が押し広げられて、俺のヒクヒク動く部分に密着すると、すごく気持ちいいっ! 俺はさらに腰を押し付けて体を揺すると、二つのクリトリスがコリコリとこすれ合った。
「あぁん……やっ、これ、すごく気持ちいいです!!」
「はぁはぁ……私も! とっても気持ちいいよぉぉぉ!!」
俺がさらに腰を激しく振ってこすり合わせると、痺れるような快感が押し寄せて脳が焼けるようだ。
「うあぁっ! イクッ、イッちゃう!」
「はぁっ、あぁん! 身体の芯が熱いですっ……はぁんっ!」
俺がレミリナにしがみついて絶頂すると、レミリナも俺を抱く腕の力が増して、身体をビクンビクンと震わせた。
俺が脱力してレミリナに覆いかぶさると、レミリナは優しく俺の頭を撫でてくれた。
「体を重ねるというのは、こんなにも気持ちが良くて、満たされるものなのですね」
優しく微笑むレミリナ。俺もとても気持ち良かったが、これだけじゃ物足らない。
「私も凄く良かった。ねぇ、もっとしようよ?」
「それよりも、お腹は空いていませんか? 夕食はまだですよね?」
「ごはんよりレミリナを食べたいよ。いいでしょ?」
レミリナは俺の問いに、恥ずかしそうに目を伏せながらも頷いてくれた。俺は早速レミリナのビショ濡れの割れ目に顔をうずめ、舌を伸ばす。
「ひゃんっ! ちょっと、バランセ、そこ……きたないです!」
レミリナの抗議を無視して俺は舐め続ける。レミリナのいやらしい匂いで俺の気分は上がっていく。俺は夢中になってレミリナのクリトリスを舌でなぞった。
「あぁん、そこっ、だめっ! だめです!」
レミリナは言葉とは裏腹に、俺の頭を両足で挟んでもっと舐めてくれとせがんでいるみたいだ。俺はレミリナのクリトリスにしゃぶりついて、舌で激しく転がす。
「やぁぁっ! あっ……、ああぁんっ!!」
レミリナの嬌声が大きくなり、身体はビクンビクンと跳ねる。同時に、割れ目から愛液があふれてきて、俺の顔を濡らした。俺は舌技でレミリナを絶頂させられたことが嬉しくて「どう、気持ち良かったでしょ?」とレミリナに聞いた。
「はぁ……はぁ……、お返しですっ」
レミリナはそう言って体を起こすと、俺の上に69の態勢でかぶさり俺のクリを舐め始めた。
「ちゅ、……はぁはぁ……ちゅく、ちゅくっ」
「ふぅっ……んぁあっ! レミリナの舌、気持ちいいっ」
レミリナの舌はしなやかで柔らかく、俺のクリを優しく舐めてくれる。俺その快楽を堪えながら、レミリナのクリに吸い付き、唇で甘噛みをして舌で舐めまわして刺激した。
レミリナはブルっと体を震わせた後、体勢を変えて脚を目いっぱい開いた。
「うまくできるか分かりませんが……」
そう言って俺の脚に絡みつくように抱きついて、お互いの股間をぴったりとくっつけた。
レミリナが腰を上下させると、彼女の膣口に俺の勃起したクリトリスが引っかかってこすれて気持ちいい! レミリナも気持ちがいいのか恍惚とした顔で、必死に体を揺すっていた。
「あっ……! んぁあっ! バランセ! これ、気持ちいいですっ!」
「私もっ! そこっ、こすれるのっ、すごくいいよぉぉお!」
レミリナの体の動きは速く小刻みになっていく。俺はレミリナの体にしがみついて、快感を味わう。
「はぁっ、はぁっ、こんなにいいの、我慢できませんっ!」
「あぁ、イグッ! イッちゃうよぉぉー!」
俺とレミリナは同時に絶頂に達してブルブルと震える。二人のおまたから噴き出した熱い液体が二人の体を濡らした。
* * *
二人して息を乱し抱き合っていた。しばらくすると呼吸も落ち付き、汁だらけになった体を、シャワーで流してきた。
俺の体はまだ火照っている。タンクトップとパンツのみでソファーに体を預けると、レミリナが冷たい飲み物を出してくれた。俺はそれを飲みながら、レミリナに話しかける。
「レミリナって、初めて見たとき真面目な騎士様って感じだったから、こんな関係になれるなんて思ってなかった」
すると、レミリナは俺の隣に座り、黙り込んで思っていることを口にするか逡巡しているように見えた。何か言いにくいことでもあるのか? 俺も黙ってレミリナの言葉を待った。少しして、レミリナは口を開く。
「私は、ゴブリンどもに嬲られて殺された人々の惨状を、何度も見たことがあります。あの日、ゴブリンの集団に遭遇したとき、自分もそのように殺されるのかと思うと怖かった……」
「騎士として戦って死ぬことは怖くない。覚悟ならできている。そう思っていたはずなのに……。こんなの可笑しいですよね?」
俺は目を伏せるレミリナの手を握って「なにも可笑しくなんてない」と言った。するとレミリナは表情を緩めた。
「あなたに助けられたこの命、あなたに捧げたい」
「もしかして、あの時の感謝で、私に付き合ってくれてるの?」
「もちろん感謝の気持ちだけではありませんよ。私はバランセのことを想うと、胸が熱くなります。あなたの喜ぶ顔を見ると私も嬉しいです」
「本当に?」
「ええ、本当ですよ。こうして体を重ねることができて、とても満たされた気分です。バランセ、大好きですよ」
俺はレミリナの額に自分の額をくっつけて「私もレミリナが大好き」と返す。するとレミリナは、俺をきつく抱きしめてくれた。それからしばらくの間、お互いの肌の温もりと鼓動を感じていたのだった。
「ここが私の部屋です」
「あ、お邪魔しますー」
レミリナの部屋は寝室とリビングの二部屋で、キッチン、トイレ、シャワールームも完備されていた。思っていたよりも素敵な部屋だ。レミリナは小隊長さんだから、ある程度優遇されているのだろうか? 室内が整然としているのは、いかにもレミリナらしいな。
俺がソファーに腰かけると、レミリナがお茶を淹れてくれた。
「ここで待っていてください。室内は好きにしていいですよ。シャワーもご自由に。私は仕事を片付けたら戻ってきます」
「はーい」
部屋に残された俺は、お茶を飲みながら一息つく。レミリナが戻ってくるまで、何しようかなぁ。そういえば昨日はシャワーも浴びてないし、とりあえずシャワー行くか。
――シャワーを浴びてすっきりして出てきた。まだレミリナは戻ってこないな……。
うーん、暇だな。自由にしていいって言ってたから、ちょっと部屋の中を見学させてもらおう。ぐふふ、女の子の部屋を自由に見学か。オラ、ワクワクすっぞ。
寝室に移動して、ベッドに倒れ込んで枕に顔を押し込む。はぁ、レミリナの匂いがする。俺は深呼吸をして空気を目いっぱい吸い込んだ。ムラムラしてきたが、レミリナのベッドを俺の汁で汚すのは悪いから我慢しよう。
俺はベッドの上で布団にくるまって、レミリナ成分を目いっぱい吸収した。
* * *
唇に温かくて柔らかい物が触れるのを感じる。
あれ、俺はなにをしてたんだっけ……。ああ、そうだ。レミリナのベッドで横になっていて……それで眠ってしまったのか……?
俺が目を開けると、目の前にレミリナがいた。仕事が終わって戻って来たのか。
「バランセがあまりに可愛らしく眠っていたので、キスしてしまいました」
「もっとして」
俺がねだると、レミリナは軽く口づけをしてくれた。俺はレミリナに抱き着いて押し倒し唇をより深く重ねる。
レミリナの舌が俺の口に入ってきた。俺はそれに吸い付いて、互いに貪るように激しく舌を絡ませる。レミリナの唾液は甘く、柔らかい舌で口の中を撫でられると身体に快感が走る。
「ちゅぅ、くちゅ、ちゅく、ぷはぁ……」
熱いキスを交わしながら、俺はレミリナのおっぱいを揉みしだき、下腹部に手を伸ばす。レミリナは嫌がる素振りは無く、閉じている脚を開いて俺の手を受け入れてくれた。
レミリナのスカートに俺の手が入っていく。レミリナのパンツはしっとりしていて温かい。俺はパンツ越しに割れ目に沿って指先を上下に動かした。
「んっ……はぁ……」
キスの合間にレミリナの口から吐息が漏れた。俺の指に柔らかな肉の感触が伝わってくる。レミリナのパンツをずらして中指を差し入れると、そこは既にじっとりと湿っていた。
俺は指先でレミリナのクリトリスの包皮をめくって、優しく指の腹で撫でた。レミリナの腰が大きく跳ね、両足に力が入っているのが伝わる。
「やぁ……ん、はぁ……、あっ、あぁんっ!」
レミリナの可愛い声を聞きながら、俺はレミリナのクリトリスを責め続ける。すると、レミリナの手が俺のパンツの中に入り込み、俺のクリトリスを指先でつまんで刺激してきた。
「うっ、あぅ……レミリナ、それ、気持ちいい」
「んんぅ……! ああんっ!! 私も、すごくいいですっ! あぁ」
二人はお互いのクリトリスをクリクリと指先で弄ぶ。お互いの割れ目から溢れる蜜がぐちゅぐちゅといやらしい音を立てている。
ゆっくりとした甘い愛撫で、じわじわと気分が高まっていく。次第に指の動きが速くなり、二人は身体を震わせながら快楽に身を任せていた。
我慢できなくなった俺はパンツを脱ぎすて、レミリナのパンツも引っぺがした。そして、レミリナの股を広げて片脚を持ち上げて抱いた。
「えっ!? あぁっ! ちょっと、バランセっ! 恥ずかしいです!!」
構わず俺は自分のおまたを、レミリナのおまたに押し付ける。レミリナの柔らかい部分が押し広げられて、俺のヒクヒク動く部分に密着すると、すごく気持ちいいっ! 俺はさらに腰を押し付けて体を揺すると、二つのクリトリスがコリコリとこすれ合った。
「あぁん……やっ、これ、すごく気持ちいいです!!」
「はぁはぁ……私も! とっても気持ちいいよぉぉぉ!!」
俺がさらに腰を激しく振ってこすり合わせると、痺れるような快感が押し寄せて脳が焼けるようだ。
「うあぁっ! イクッ、イッちゃう!」
「はぁっ、あぁん! 身体の芯が熱いですっ……はぁんっ!」
俺がレミリナにしがみついて絶頂すると、レミリナも俺を抱く腕の力が増して、身体をビクンビクンと震わせた。
俺が脱力してレミリナに覆いかぶさると、レミリナは優しく俺の頭を撫でてくれた。
「体を重ねるというのは、こんなにも気持ちが良くて、満たされるものなのですね」
優しく微笑むレミリナ。俺もとても気持ち良かったが、これだけじゃ物足らない。
「私も凄く良かった。ねぇ、もっとしようよ?」
「それよりも、お腹は空いていませんか? 夕食はまだですよね?」
「ごはんよりレミリナを食べたいよ。いいでしょ?」
レミリナは俺の問いに、恥ずかしそうに目を伏せながらも頷いてくれた。俺は早速レミリナのビショ濡れの割れ目に顔をうずめ、舌を伸ばす。
「ひゃんっ! ちょっと、バランセ、そこ……きたないです!」
レミリナの抗議を無視して俺は舐め続ける。レミリナのいやらしい匂いで俺の気分は上がっていく。俺は夢中になってレミリナのクリトリスを舌でなぞった。
「あぁん、そこっ、だめっ! だめです!」
レミリナは言葉とは裏腹に、俺の頭を両足で挟んでもっと舐めてくれとせがんでいるみたいだ。俺はレミリナのクリトリスにしゃぶりついて、舌で激しく転がす。
「やぁぁっ! あっ……、ああぁんっ!!」
レミリナの嬌声が大きくなり、身体はビクンビクンと跳ねる。同時に、割れ目から愛液があふれてきて、俺の顔を濡らした。俺は舌技でレミリナを絶頂させられたことが嬉しくて「どう、気持ち良かったでしょ?」とレミリナに聞いた。
「はぁ……はぁ……、お返しですっ」
レミリナはそう言って体を起こすと、俺の上に69の態勢でかぶさり俺のクリを舐め始めた。
「ちゅ、……はぁはぁ……ちゅく、ちゅくっ」
「ふぅっ……んぁあっ! レミリナの舌、気持ちいいっ」
レミリナの舌はしなやかで柔らかく、俺のクリを優しく舐めてくれる。俺その快楽を堪えながら、レミリナのクリに吸い付き、唇で甘噛みをして舌で舐めまわして刺激した。
レミリナはブルっと体を震わせた後、体勢を変えて脚を目いっぱい開いた。
「うまくできるか分かりませんが……」
そう言って俺の脚に絡みつくように抱きついて、お互いの股間をぴったりとくっつけた。
レミリナが腰を上下させると、彼女の膣口に俺の勃起したクリトリスが引っかかってこすれて気持ちいい! レミリナも気持ちがいいのか恍惚とした顔で、必死に体を揺すっていた。
「あっ……! んぁあっ! バランセ! これ、気持ちいいですっ!」
「私もっ! そこっ、こすれるのっ、すごくいいよぉぉお!」
レミリナの体の動きは速く小刻みになっていく。俺はレミリナの体にしがみついて、快感を味わう。
「はぁっ、はぁっ、こんなにいいの、我慢できませんっ!」
「あぁ、イグッ! イッちゃうよぉぉー!」
俺とレミリナは同時に絶頂に達してブルブルと震える。二人のおまたから噴き出した熱い液体が二人の体を濡らした。
* * *
二人して息を乱し抱き合っていた。しばらくすると呼吸も落ち付き、汁だらけになった体を、シャワーで流してきた。
俺の体はまだ火照っている。タンクトップとパンツのみでソファーに体を預けると、レミリナが冷たい飲み物を出してくれた。俺はそれを飲みながら、レミリナに話しかける。
「レミリナって、初めて見たとき真面目な騎士様って感じだったから、こんな関係になれるなんて思ってなかった」
すると、レミリナは俺の隣に座り、黙り込んで思っていることを口にするか逡巡しているように見えた。何か言いにくいことでもあるのか? 俺も黙ってレミリナの言葉を待った。少しして、レミリナは口を開く。
「私は、ゴブリンどもに嬲られて殺された人々の惨状を、何度も見たことがあります。あの日、ゴブリンの集団に遭遇したとき、自分もそのように殺されるのかと思うと怖かった……」
「騎士として戦って死ぬことは怖くない。覚悟ならできている。そう思っていたはずなのに……。こんなの可笑しいですよね?」
俺は目を伏せるレミリナの手を握って「なにも可笑しくなんてない」と言った。するとレミリナは表情を緩めた。
「あなたに助けられたこの命、あなたに捧げたい」
「もしかして、あの時の感謝で、私に付き合ってくれてるの?」
「もちろん感謝の気持ちだけではありませんよ。私はバランセのことを想うと、胸が熱くなります。あなたの喜ぶ顔を見ると私も嬉しいです」
「本当に?」
「ええ、本当ですよ。こうして体を重ねることができて、とても満たされた気分です。バランセ、大好きですよ」
俺はレミリナの額に自分の額をくっつけて「私もレミリナが大好き」と返す。するとレミリナは、俺をきつく抱きしめてくれた。それからしばらくの間、お互いの肌の温もりと鼓動を感じていたのだった。
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