東海敝国仙肉説伝―とうかいへいこくせんじくせつでん―

17世紀後半の東アジア、清国へ使節として赴いていたとある小国の若き士族・朝明(チョウメイ)と己煥(ジーファン)は、帰りの船のなかで怪しげな肉の切り身をみつけた。
その肉の異様な気配に圧され、ふたりはつい口に含んでしまい……

帰国後、日常の些細な違和感から、彼らは己の身体の変化に気付く―――

ただの一士族の子息でしなかった彼らが、国の繁栄と滅亡に巻き込まれながら、仙肉の謎を探す三百余年の物語。

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