1 / 5
1話 秘密軍事兵器開発局
しおりを挟む
精霊戦争、300年にも渡るこの戦争の影響は、この戦争の原因はなんだったのか、いつ終戦するのか、終わりの見えない戦いに大陸に住む人々を巻き込んでいた。
ヘリの駆動音が鳴り響く機内で武装した兵士たちが待機していた。彼らの任務は帝国の軍事施設に潜入しそこにある新型兵器の情報を入手し破壊することである。極めて危険度の高い任務である事を物語るように機内の兵士達は静かだ、その中で一人タバコを吸っている兵士がいる。
「大尉、ここは禁煙だぞ!」
中隊長が部下のゲイル大尉に警告する。
「分かっておりますよ中佐、ですが俺は今日死ぬかもしれない。」
そう言いつつタバコの煙を吐き出す、そうして顔を中佐に向ける。
「最後の一服大目にみてくださいよ。」
そう肩をすくめる彼は部隊でも古参のゲイル大尉、今年で37歳になるベテラン兵士だ。部隊でも馴染みの大尉の言葉に中佐は呆れつつも黙認する。本来であれば許されない行動であるが、ゲイル大尉の言った通りこの部隊のこなす任務はいつも危険度が高い、死傷者の多い戦争でも屈指の地獄だ。成果さえ上げれば目を瞑ることがあった。そうでなければ3世紀に渡るこんなふざけた戦争なぞやってられない。
中佐が部隊員全員に声をかける。
「目的地までそろそろだ。いいか我々の目的は敵の新型兵器の情報の入手、そして破壊だ。目撃者は全て抹殺する。」
全員、声は出さないが中佐の言葉に真剣に耳を傾ける。ゲイル大尉もタバコを足て踏みつけながら特殊部隊用の防護マスクをつける。もうじき戦闘が始まるからだ。
「目的地まで、あと3分!」
ヘリのパイロットから声がかり部隊の全員が立ち上がる。ゲイル大尉も武装を確認し、降下準備を整える。
ヘリが着地する音が聞こえ機内が振動する、扉が開き特殊部隊が一斉に飛び出す。この施設の入り口は3箇所、部隊を分けそれぞれの入り口から突入する。ゲイル大尉の率いるα部隊は西門から潜入する予定となっている静かに部隊員とともに進む。
ゲイル大尉が手を挙げ後ろの部下を制止する、部下達はそれぞれの背中に手を置き一列に待機する。最後尾の兵士が銃を構え後ろを警戒している。
「前方に2人、高台に1人」
大尉がそう告げると隊員達は照準を合わせ大尉が発砲すると同時に一斉に撃つ。
3人の敵は倒れ、高台にいた兵士は落ちていった。
「クリア」
そう告げると部隊は先に進む、敵兵士の遺体を隠し予定ポイントに到達すると門の前に2人の兵士が立っている。
「こちらα部隊、予定ポイントに到着した。」
「よし、そのまま待機しろ。」
周囲を警戒していると突然大きな咆哮が聞こえた。
「なんだ?!」
まるで獣の断末魔のような、金属が激しく擦り合うよう音が聞こえてきた。
すると門番の敵兵士が愚痴を漏らす。
「またかよ、これで何度目だ。」
「さあな、もううんざりだ。」
「中で一体何やってんだ?」
「知らない方がいい、お偉いさんの考えなんてな」
大尉はその会話を聞いて施設に目を向ける。
中で一体何が…
すると中佐から無線が届く。
「全部隊、配置完了。これより突入を開始せよ。」
「了解」
ゲイル大尉は部下に合図を送り、門番を排除する。そして門の側に寄り中の様子を伺う、どうやら敵は居ないようだ。
部隊は突入し施設内部を探って行く。
施設内部を探って行くとどうやら機械より生物に関するものが多い。大きなガラス張りの円柱型のフラスコのような物の中に胎児らしきものが見える。その他には義手と思わしき物が浮かんでいた。
「帝国はここで一体何の研究をしていたんだ?」
奥へ進むと巨大な金庫の扉があった。横にある入力盤に部下がハッキングを行い扉を開けようとする、大尉と他の部下は扉内部と周囲への警戒を行う。
扉の錠が動きゆっくりと開いて行く、大尉は内部を探索して行くとそこには4つの巨大なカプセルがあった。それぞれのカプセルには漢字で、「一」「二」「三」「四」と書かれている、「一」と「二」と書かれているカプセルはすでに開いていた、中には何も無く「四」と書かれているものには脳髄が浮かんでいた。それを見て思わず部下が言葉を漏らす。
「君が悪いな。」
ゲイル大尉は同意する、全く帝国はいい趣味をしていると。
「そうだな、どうやらまともな施設じゃなさそうだ。」
そして横の「三」と書かれているカプセルを見ると、その中には12歳ほどの子供が入っていた。
「子供?!どうして…」
「いかがしますか?大尉?」
部下の問いに、そうだな…と答えようとすると。
遠くから銃声が響く叫び声や爆発音が聞こえてきた。
「連れて行くぞ!撤退だ。」
すぐさま、部下に指示を飛ばす。
「しかし!、任務は…」
声をかける部下を無視して中佐に無線を繋げる。
「中佐、こちらα部隊、施設内部にて重要な証拠を手に入れた。これより帰投する。」
「証拠だと、一体それは…」
中佐が喋り終わる前に切る。どうも嫌な予感がする、これまでの兵士生活の中で俺の予感はよく当たる。
カプセルの横にあるボタンを乱雑に連打する、すると「三」のカプセルが開き、中の子供が出てくる。子供を抱えるとすぐに撤退に入る。
「良し!行くぞ……」
そう部下に声をかけ、金庫から出て施設を脱出する途中で、金庫の外にある施錠された扉が吹き飛ぶ。
部隊は全員銃を構え、いつでも発砲出来る様にする。扉から大きな手がゆっくりと出て壁に手を置く。そして鎧に身を包まれた人…の様なものが姿を現した。
人の様なものと表現したのは、その姿が異様だったからだ。全長は2メートル以上、侍の鎧に全身を武装した機械人形の様なものが、こちらをじっと見ている。
そして大きな咆哮をこちらに向けて響かせた。
ヘリの駆動音が鳴り響く機内で武装した兵士たちが待機していた。彼らの任務は帝国の軍事施設に潜入しそこにある新型兵器の情報を入手し破壊することである。極めて危険度の高い任務である事を物語るように機内の兵士達は静かだ、その中で一人タバコを吸っている兵士がいる。
「大尉、ここは禁煙だぞ!」
中隊長が部下のゲイル大尉に警告する。
「分かっておりますよ中佐、ですが俺は今日死ぬかもしれない。」
そう言いつつタバコの煙を吐き出す、そうして顔を中佐に向ける。
「最後の一服大目にみてくださいよ。」
そう肩をすくめる彼は部隊でも古参のゲイル大尉、今年で37歳になるベテラン兵士だ。部隊でも馴染みの大尉の言葉に中佐は呆れつつも黙認する。本来であれば許されない行動であるが、ゲイル大尉の言った通りこの部隊のこなす任務はいつも危険度が高い、死傷者の多い戦争でも屈指の地獄だ。成果さえ上げれば目を瞑ることがあった。そうでなければ3世紀に渡るこんなふざけた戦争なぞやってられない。
中佐が部隊員全員に声をかける。
「目的地までそろそろだ。いいか我々の目的は敵の新型兵器の情報の入手、そして破壊だ。目撃者は全て抹殺する。」
全員、声は出さないが中佐の言葉に真剣に耳を傾ける。ゲイル大尉もタバコを足て踏みつけながら特殊部隊用の防護マスクをつける。もうじき戦闘が始まるからだ。
「目的地まで、あと3分!」
ヘリのパイロットから声がかり部隊の全員が立ち上がる。ゲイル大尉も武装を確認し、降下準備を整える。
ヘリが着地する音が聞こえ機内が振動する、扉が開き特殊部隊が一斉に飛び出す。この施設の入り口は3箇所、部隊を分けそれぞれの入り口から突入する。ゲイル大尉の率いるα部隊は西門から潜入する予定となっている静かに部隊員とともに進む。
ゲイル大尉が手を挙げ後ろの部下を制止する、部下達はそれぞれの背中に手を置き一列に待機する。最後尾の兵士が銃を構え後ろを警戒している。
「前方に2人、高台に1人」
大尉がそう告げると隊員達は照準を合わせ大尉が発砲すると同時に一斉に撃つ。
3人の敵は倒れ、高台にいた兵士は落ちていった。
「クリア」
そう告げると部隊は先に進む、敵兵士の遺体を隠し予定ポイントに到達すると門の前に2人の兵士が立っている。
「こちらα部隊、予定ポイントに到着した。」
「よし、そのまま待機しろ。」
周囲を警戒していると突然大きな咆哮が聞こえた。
「なんだ?!」
まるで獣の断末魔のような、金属が激しく擦り合うよう音が聞こえてきた。
すると門番の敵兵士が愚痴を漏らす。
「またかよ、これで何度目だ。」
「さあな、もううんざりだ。」
「中で一体何やってんだ?」
「知らない方がいい、お偉いさんの考えなんてな」
大尉はその会話を聞いて施設に目を向ける。
中で一体何が…
すると中佐から無線が届く。
「全部隊、配置完了。これより突入を開始せよ。」
「了解」
ゲイル大尉は部下に合図を送り、門番を排除する。そして門の側に寄り中の様子を伺う、どうやら敵は居ないようだ。
部隊は突入し施設内部を探って行く。
施設内部を探って行くとどうやら機械より生物に関するものが多い。大きなガラス張りの円柱型のフラスコのような物の中に胎児らしきものが見える。その他には義手と思わしき物が浮かんでいた。
「帝国はここで一体何の研究をしていたんだ?」
奥へ進むと巨大な金庫の扉があった。横にある入力盤に部下がハッキングを行い扉を開けようとする、大尉と他の部下は扉内部と周囲への警戒を行う。
扉の錠が動きゆっくりと開いて行く、大尉は内部を探索して行くとそこには4つの巨大なカプセルがあった。それぞれのカプセルには漢字で、「一」「二」「三」「四」と書かれている、「一」と「二」と書かれているカプセルはすでに開いていた、中には何も無く「四」と書かれているものには脳髄が浮かんでいた。それを見て思わず部下が言葉を漏らす。
「君が悪いな。」
ゲイル大尉は同意する、全く帝国はいい趣味をしていると。
「そうだな、どうやらまともな施設じゃなさそうだ。」
そして横の「三」と書かれているカプセルを見ると、その中には12歳ほどの子供が入っていた。
「子供?!どうして…」
「いかがしますか?大尉?」
部下の問いに、そうだな…と答えようとすると。
遠くから銃声が響く叫び声や爆発音が聞こえてきた。
「連れて行くぞ!撤退だ。」
すぐさま、部下に指示を飛ばす。
「しかし!、任務は…」
声をかける部下を無視して中佐に無線を繋げる。
「中佐、こちらα部隊、施設内部にて重要な証拠を手に入れた。これより帰投する。」
「証拠だと、一体それは…」
中佐が喋り終わる前に切る。どうも嫌な予感がする、これまでの兵士生活の中で俺の予感はよく当たる。
カプセルの横にあるボタンを乱雑に連打する、すると「三」のカプセルが開き、中の子供が出てくる。子供を抱えるとすぐに撤退に入る。
「良し!行くぞ……」
そう部下に声をかけ、金庫から出て施設を脱出する途中で、金庫の外にある施錠された扉が吹き飛ぶ。
部隊は全員銃を構え、いつでも発砲出来る様にする。扉から大きな手がゆっくりと出て壁に手を置く。そして鎧に身を包まれた人…の様なものが姿を現した。
人の様なものと表現したのは、その姿が異様だったからだ。全長は2メートル以上、侍の鎧に全身を武装した機械人形の様なものが、こちらをじっと見ている。
そして大きな咆哮をこちらに向けて響かせた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
No One's Glory -もうひとりの物語-
はっくまん2XL
SF
異世界転生も転移もしない異世界物語……(. . `)
よろしくお願い申し上げます
男は過眠症で日々の生活に空白を持っていた。
医師の診断では、睡眠無呼吸から来る睡眠障害とのことであったが、男には疑いがあった。
男は常に、同じ世界、同じ人物の夢を見ていたのだ。それも、非常に生々しく……
手触り感すらあるその世界で、男は別人格として、「採掘師」という仕事を生業としていた。
採掘師とは、遺跡に眠るストレージから、マップや暗号鍵、設計図などの有用な情報を発掘し、マーケットに流す仕事である。
各地に点在する遺跡を巡り、時折マーケットのある都市、集落に訪れる生活の中で、時折感じる自身の中の他者の魂が幻でないと気づいた時、彼らの旅は混迷を増した……
申し訳ございませんm(_ _)m
不定期投稿になります。
本業多忙のため、しばらく連載休止します。
【BIO DEFENSE】 ~終わった世界に作られる都市~
こばん
SF
世界は唐突に終わりを告げる。それはある日突然現れて、平和な日常を過ごす人々に襲い掛かった。それは醜悪な様相に異臭を放ちながら、かつての日常に我が物顔で居座った。
人から人に感染し、感染した人はまだ感染していない人に襲い掛かり、恐るべき加速度で被害は広がって行く。
それに対抗する術は、今は無い。
平和な日常があっという間に非日常の世界に変わり、残った人々は集い、四国でいくつかの都市を形成して反攻の糸口と感染のルーツを探る。
しかしそれに対してか感染者も進化して困難な状況に拍車をかけてくる。
さらにそんな状態のなかでも、権益を求め人の足元をすくうため画策する者、理性をなくし欲望のままに動く者、この状況を利用すらして己の利益のみを求めて動く者らが牙をむき出しにしていきパニックは混迷を極める。
普通の高校生であったカナタもパニックに巻き込まれ、都市の一つに避難した。その都市の守備隊に仲間達と共に入り、第十一番隊として活動していく。様々な人と出会い、別れを繰り返しながら、感染者や都市外の略奪者などと戦い、都市同士の思惑に巻き込まれたりしながら日々を過ごしていた。
そして、やがて一つの真実に辿り着く。
それは大きな選択を迫られるものだった。
bio defence
※物語に出て来るすべての人名及び地名などの固有名詞はすべてフィクションです。作者の頭の中だけに存在するものであり、特定の人物や場所に対して何らかの意味合いを持たせたものではありません。
【本格ハードSF】人類は孤独ではなかった――タイタン探査が明らかにした新たな知性との邂逅
シャーロット
SF
土星の謎めいた衛星タイタン。その氷と液体メタンに覆われた湖の底で、独自の知性体「エリディアン」が進化を遂げていた。透き通った体を持つ彼らは、精緻な振動を通じてコミュニケーションを取り、環境を形作ることで「共鳴」という文化を育んできた。しかし、その平穏な世界に、人類の探査機が到着したことで大きな転機が訪れる。
探査機が発するリズミカルな振動はエリディアンたちの関心を引き、慎重なやり取りが始まる。これが、異なる文明同士の架け橋となる最初の一歩だった。「エンデュランスII号」の探査チームはエリディアンの振動信号を解読し、応答を送り返すことで対話を試みる。エリディアンたちは興味を抱きつつも警戒を続けながら、人類との画期的な知識交換を進める。
その後、人類は振動を光のパターンに変換できる「光の道具」をエリディアンに提供する。この装置は、彼らのコミュニケーション方法を再定義し、文化の可能性を飛躍的に拡大させるものだった。エリディアンたちはこの道具を受け入れ、新たな形でネットワークを調和させながら、光と振動の新しい次元を発見していく。
エリディアンがこうした革新を適応し、統合していく中で、人類はその変化を見守り、知識の共有がもたらす可能性の大きさに驚嘆する。同時に、彼らが自然現象を調和させる能力、たとえばタイタン地震を振動によって抑える力は、人類の理解を超えた生物学的・文化的な深みを示している。
この「ファーストコンタクト」の物語は、共存や進化、そして異なる知性体がもたらす無限の可能性を探るものだ。光と振動の共鳴が、2つの文明が未知へ挑む新たな時代の幕開けを象徴し、互いの好奇心と尊敬、希望に満ちた未来を切り開いていく。
--
プロモーション用の動画を作成しました。
オリジナルの画像をオリジナルの音楽で紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=G_FW_nUXZiQ
―異質― 激突の編/日本国の〝隊〟 その異世界を掻き回す重金奏――
EPIC
SF
日本国の戦闘団、護衛隊群、そして戦闘機と飛行場基地。続々異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
大規模な演習の最中に異常現象に巻き込まれ、未知なる世界へと飛ばされてしまった、日本国陸隊の有事官〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟と、各職種混成の約1個中隊。
そこは、剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する世界であった。
そんな世界で手探りでの調査に乗り出した日本国隊。時に異世界の人々と交流し、時に救い、時には脅威となる存在と苛烈な戦いを繰り広げ、潜り抜けて来た。
そんな彼らの元へ、陸隊の戦闘団。海隊の護衛艦船。航空隊の戦闘機から果ては航空基地までもが、続々と転移合流して来る。
そしてそれを狙い図ったかのように、異世界の各地で不穏な動きが見え始める。
果たして日本国隊は、そして異世界はいかなる道をたどるのか。
未知なる地で、日本国隊と、未知なる力が激突する――
注意事項(1 当お話は第2部となります。ですがここから読み始めても差して支障は無いかと思います、きっと、たぶん、メイビー。
注意事項(2 このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
注意事項(3 部隊単位で続々転移して来る形式の転移物となります。
注意事項(4 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。かなりなんでも有りです。
注意事項(5 小説家になろう、カクヨムでも投稿しています。
蒼海のシグルーン
田柄満
SF
深海に眠っていた謎のカプセル。その中から現れたのは、機械の体を持つ銀髪の少女。彼女は、一万年前に滅びた文明の遺産『ルミノイド』だった――。古代海洋遺跡調査団とルミノイドのカーラが巡る、海と過去を繋ぐ壮大な冒険が、今始まる。
毎週金曜日に更新予定です。
3024年宇宙のスズキ
神谷モロ
SF
俺の名はイチロー・スズキ。
もちろんベースボールとは無関係な一般人だ。
21世紀に生きていた普通の日本人。
ひょんな事故から冷凍睡眠されていたが1000年後の未来に蘇った現代の浦島太郎である。
今は福祉事業団体フリーボートの社員で、福祉船アマテラスの船長だ。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる