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第四章 産み火
鎖縛
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クナは、オオシマに向けて軍を発し、一度は烈火のごとき勢いでもって制圧するが、力を矯めたヤマトに、一撃のもと粉砕された。
由来、クナのようなやり方は、ある特定の者の異常な武——ヒコミコやセイの他にも勿論、信じられないほどの使い手がいる——により兵を一種の狂乱状態に陥らせ、平素以上の力を発揮させて、はじめて成り立つ。
以前にも触れたが、この時代の軍とは後年のように専門的な職業ではなく、兵は戦いの無いときは農耕に携わったり、重役の者でも別の雑務を行ったりしていた。調練などはあるが、後年のそれに比べ、遥かに緩やかであった。
このように軍組織の組み上げが、言わば仮組みの状態であったために、大陸のような軍学の発達を必要とせず——我らが国土全体においてその傾向が見られるのははるか後代、南北朝時代もしくは戦国時代にまで降らねばならない。もっとも平安、鎌倉などの時代にも個人として軍学を修めている者もいるにはいたが——、ユンやリュウキの行うような理論立てられた軍の進退や作戦行動は斬新で、それがため、ある程度の無理は押すことが出来た。
要するに、この時代、クナやヤマトなど一部の大国が雇用している軍師などという前例のない職業の者のいないほとんど全ての地域の軍は、穏やかな農耕民族が自営のため農具を剣に、あるいは矛に持ち替え戦うというようなものであった。
ゆえに、勝てば押し、負ければ逃げるという単純な動作しかせぬ。だから戦いがあっても、すぐに決着がついた。
また、クナは、その最高指導者の性格をよく顕し、勝つときは徹底的に勝ち、負けるときは徹底的に負けた。その点ヒコミコは軍事指導者としては大陸においては秦帝国末期から漢王朝成立までの楚漢の戦いにおいて彗星のように輝く楚の項羽、三國志の魏の英雄曹操、われらが国土史においては平将門や織田信長のような型にあてはまるのかもしれない。彼らは皆、勝つときはあり得ぬほどの大勝をし、負けるときは滅びすれすれの負けをし、ときに滅んだ。一様に感情の量が豊かで、それが後天的に磨かれたものであるか否かは別として、鋭い直感と類い稀な知性、そして型にはまらぬ行動力を持ち、そしてそれを実現する力があった。
そのような火の神と、お団子頭に黒檀の箸を挿しカラカラと笑ってばかりいる掴み所のない陽の巫女が従える国同士の間で今、見えない——あるいは実際に見える——火が上がり、消えてはまた上がりしているような、散発的ではない、中長期的スパンをもって繰り広げられる戦いは、この時点での彼らの歴史において、初めてのことではなかろうか。
時を、もとに戻す。
ヒコミコはクナから海向かいの島に渡り、その平定に勤しんでいる。眼下には、ムラがある。
「早く平らげるぞ。この分では、いつまで経っても、きりがない」
「少し、お疲れになりましたか」
そのようなやり取りをしながら、二人は小高い丘の杉の木を後にした。小休止をしていた軍勢が、後に続く。
馬に跨る。
駆けながら、ヒコミコに再び火の神が宿った。
宿った、と言えば、このとき背後から強風が吹き付けてきたのも、そうであったのかもしれない。
セイは、ムラの土塁の切れ口を守備する者どもを死骸にすると、まず土塁沿いに建てられている見張りのための櫓をいくつか制圧させた。
そこに兵を上げ、ムラ中に向け、火矢を放たせた。
それで、終わった。
強風に煽られた火は瞬く間にヒコミコらの進行方向を焼き、灰にした。
両側からあがる火の中、あぜ道のようになって浮かんでいる街路を人が逃げ惑う。それを押しのけるようにして、戦闘員がこちらにむかって駆けてくる。
ヒコミコを先頭にし、脇に、セイが付き従う。その後に兵が続く、といういつも通りの進軍方法で、眼前の人間など無いもののように蹴散らし、ただ進んだ。
ムラの反対側に出、そのまま何事もなかったかのように進軍する。そのとき、ヒコミコの肩に鋭い衝撃が走った。前方右手の叢から、矢が放たれた。
セイが素早く改めると、少年が恐怖に身を凍らせながら現れた。
「このムラの者か」
ヒコミコが問いかけても、歯をがたがたとぶつけ合うだけで答えない。草深い後進地域のムラの者らしく髪は短く、文身を施した腕が、袖の無い上衣から出ていた。
「ムラの名は、何と言う」
「タカミ」
少年は、やっとそれだけ答えた。
「お前の名は、何と言う」
「クシム」
ヒコミコは、何故か驚いたような眼をした。
セイの方を見、一度頷いた。
セイの腰から鋭い光が一度光り、クシムの弓が真っ二つになった。
「クシムよ、俺が憎いか」
クシムは、また歯をがたがたと鳴らした。
「その怒りの炎を、使え。ここにおわすヒコミコが、お前の父や母を焼いたその理由が、分かるまで」
セイはそう語りかけた。不思議と、穏やかな口調であった。
ヒコミコはもう何も言わない。肩に突き立った石の鏃の矢を引き抜いて捨てると、黙って進軍を再開した。
「共に、来い」
クシムに、セイが再び言った。クシムは魂の抜けたような瞳を一度瞬かせると、頷いた。
三方面に分かれ進軍していたクナ軍は、この島南半分を治めるクニの都邑を囲んだ。
事前に、ユンがクニの名や、陥とすべきムラの名、その人口や地理など詳しい知識を授けてくれたが、ヒコミコは忘れた。どうやらセイは完璧に暗記しているらしく、
「ここが、トオサの中心ですな。確かに五千戸ほどはありそうです」
と短く言った。傍らでクシムは、ただ眼下の都邑を見ている。
そのクシムに、セイは短弓をひとつ渡した。
「鉄の鏃は、石より重い。上を狙いすぎるな」
とだけ言った。
石の鏃は厚く、空気抵抗があり、かつ軽量であるため発射力の慣性による推進力が弱い。鉄の鏃の方が放物線は緩やかで、そのことを教えているらしかった。
「いくぞ」
ヒコミコが、馬を歩ませた。セイも同じようにしたので、クシムは小走りで付いていった。
ひたひたと、潮が満ちるようにクナの火がトオサのクニの都邑を呑み込んでゆく。
火矢を受けた家から、人が転がり出てきた。
クシムは、セイの顔色を伺った。セイは前方を見たまま、黙ってかぶりを振っただけであった。
その人間は、群がり集まる兵により突き殺された。
また前方に、人が涌き出た。こんどは武装しているらしい。
「狙え」
セイが短く言う。クシムは誘われるように矢を番え、放った。
ぴゅう、と石の鏃とは異なる音を立て、前方の人の群の中に、それは消えた。
鉄の鏃は兜に突き刺さると、かん、と軽い音を立てることをクシムは初めて知った。
「上手いな」
セイは肩から下げた帯に手をやると、鋭く振った。
きらり、と一瞬光ったそれは、敵の喉笛に突き立った。クシムは何が起こったのか分からず、セイを見た。
「飛刀、という」
クシムは、とりあえずこくりと頷いた。
「あとは、ここで見ていろ」
と言った次の瞬間、セイは、馬ごと風になった。
ヒコミコとセイの二騎で、左右に分かれる。
ヒコミコの馬の前に立つ敵は、弾けたように飛び散った。
セイも剣を巧みに旋回させ、斬った。
一瞬にして、敵はいなくなった。
圧倒的な、武。それは家を、土地を、知る辺を全て焼かれ、世界に裸で放り出されたクシムを導くものになり得た。
その後も、狙え。と言われれば矢を番え、放った。幼い頃から水に潜り、漁をしているほか、狩りもよくしたので、弓の扱いは上手い。
ぴゅう、かん。という自らの動作で発する音の連続を、クシムは楽しむようになっていた。
「頭では的が小さい。胸だ」
と途中セイに言われてからは、そのようにした。
火の熱と血飛沫に酔い、自分でも何をしているのかわからなくなってきた。
ただぼんやりとした意識の中で、
狙え。
ぴゅう。
かん。
という音の連続だけがあった。
例のごとく、クナの軍は王の館に乱入し、その首を刎ねた。
焼け落ちようとする館を背後に、ヒコミコは剣を天にかざした。
「この島もまた、我が身に宿す神の炎に焼かれた」
と言った。炎が剣に映り、紅くなった。
「創れ。我らがクナを」
兵はヒコミコに倣い、武器を天にかざし、声を上げた。
セイと、クシムはそれを静かに見ていた。
セイはクシムの眼にもまた、火が宿っているのを見た。
由来、クナのようなやり方は、ある特定の者の異常な武——ヒコミコやセイの他にも勿論、信じられないほどの使い手がいる——により兵を一種の狂乱状態に陥らせ、平素以上の力を発揮させて、はじめて成り立つ。
以前にも触れたが、この時代の軍とは後年のように専門的な職業ではなく、兵は戦いの無いときは農耕に携わったり、重役の者でも別の雑務を行ったりしていた。調練などはあるが、後年のそれに比べ、遥かに緩やかであった。
このように軍組織の組み上げが、言わば仮組みの状態であったために、大陸のような軍学の発達を必要とせず——我らが国土全体においてその傾向が見られるのははるか後代、南北朝時代もしくは戦国時代にまで降らねばならない。もっとも平安、鎌倉などの時代にも個人として軍学を修めている者もいるにはいたが——、ユンやリュウキの行うような理論立てられた軍の進退や作戦行動は斬新で、それがため、ある程度の無理は押すことが出来た。
要するに、この時代、クナやヤマトなど一部の大国が雇用している軍師などという前例のない職業の者のいないほとんど全ての地域の軍は、穏やかな農耕民族が自営のため農具を剣に、あるいは矛に持ち替え戦うというようなものであった。
ゆえに、勝てば押し、負ければ逃げるという単純な動作しかせぬ。だから戦いがあっても、すぐに決着がついた。
また、クナは、その最高指導者の性格をよく顕し、勝つときは徹底的に勝ち、負けるときは徹底的に負けた。その点ヒコミコは軍事指導者としては大陸においては秦帝国末期から漢王朝成立までの楚漢の戦いにおいて彗星のように輝く楚の項羽、三國志の魏の英雄曹操、われらが国土史においては平将門や織田信長のような型にあてはまるのかもしれない。彼らは皆、勝つときはあり得ぬほどの大勝をし、負けるときは滅びすれすれの負けをし、ときに滅んだ。一様に感情の量が豊かで、それが後天的に磨かれたものであるか否かは別として、鋭い直感と類い稀な知性、そして型にはまらぬ行動力を持ち、そしてそれを実現する力があった。
そのような火の神と、お団子頭に黒檀の箸を挿しカラカラと笑ってばかりいる掴み所のない陽の巫女が従える国同士の間で今、見えない——あるいは実際に見える——火が上がり、消えてはまた上がりしているような、散発的ではない、中長期的スパンをもって繰り広げられる戦いは、この時点での彼らの歴史において、初めてのことではなかろうか。
時を、もとに戻す。
ヒコミコはクナから海向かいの島に渡り、その平定に勤しんでいる。眼下には、ムラがある。
「早く平らげるぞ。この分では、いつまで経っても、きりがない」
「少し、お疲れになりましたか」
そのようなやり取りをしながら、二人は小高い丘の杉の木を後にした。小休止をしていた軍勢が、後に続く。
馬に跨る。
駆けながら、ヒコミコに再び火の神が宿った。
宿った、と言えば、このとき背後から強風が吹き付けてきたのも、そうであったのかもしれない。
セイは、ムラの土塁の切れ口を守備する者どもを死骸にすると、まず土塁沿いに建てられている見張りのための櫓をいくつか制圧させた。
そこに兵を上げ、ムラ中に向け、火矢を放たせた。
それで、終わった。
強風に煽られた火は瞬く間にヒコミコらの進行方向を焼き、灰にした。
両側からあがる火の中、あぜ道のようになって浮かんでいる街路を人が逃げ惑う。それを押しのけるようにして、戦闘員がこちらにむかって駆けてくる。
ヒコミコを先頭にし、脇に、セイが付き従う。その後に兵が続く、といういつも通りの進軍方法で、眼前の人間など無いもののように蹴散らし、ただ進んだ。
ムラの反対側に出、そのまま何事もなかったかのように進軍する。そのとき、ヒコミコの肩に鋭い衝撃が走った。前方右手の叢から、矢が放たれた。
セイが素早く改めると、少年が恐怖に身を凍らせながら現れた。
「このムラの者か」
ヒコミコが問いかけても、歯をがたがたとぶつけ合うだけで答えない。草深い後進地域のムラの者らしく髪は短く、文身を施した腕が、袖の無い上衣から出ていた。
「ムラの名は、何と言う」
「タカミ」
少年は、やっとそれだけ答えた。
「お前の名は、何と言う」
「クシム」
ヒコミコは、何故か驚いたような眼をした。
セイの方を見、一度頷いた。
セイの腰から鋭い光が一度光り、クシムの弓が真っ二つになった。
「クシムよ、俺が憎いか」
クシムは、また歯をがたがたと鳴らした。
「その怒りの炎を、使え。ここにおわすヒコミコが、お前の父や母を焼いたその理由が、分かるまで」
セイはそう語りかけた。不思議と、穏やかな口調であった。
ヒコミコはもう何も言わない。肩に突き立った石の鏃の矢を引き抜いて捨てると、黙って進軍を再開した。
「共に、来い」
クシムに、セイが再び言った。クシムは魂の抜けたような瞳を一度瞬かせると、頷いた。
三方面に分かれ進軍していたクナ軍は、この島南半分を治めるクニの都邑を囲んだ。
事前に、ユンがクニの名や、陥とすべきムラの名、その人口や地理など詳しい知識を授けてくれたが、ヒコミコは忘れた。どうやらセイは完璧に暗記しているらしく、
「ここが、トオサの中心ですな。確かに五千戸ほどはありそうです」
と短く言った。傍らでクシムは、ただ眼下の都邑を見ている。
そのクシムに、セイは短弓をひとつ渡した。
「鉄の鏃は、石より重い。上を狙いすぎるな」
とだけ言った。
石の鏃は厚く、空気抵抗があり、かつ軽量であるため発射力の慣性による推進力が弱い。鉄の鏃の方が放物線は緩やかで、そのことを教えているらしかった。
「いくぞ」
ヒコミコが、馬を歩ませた。セイも同じようにしたので、クシムは小走りで付いていった。
ひたひたと、潮が満ちるようにクナの火がトオサのクニの都邑を呑み込んでゆく。
火矢を受けた家から、人が転がり出てきた。
クシムは、セイの顔色を伺った。セイは前方を見たまま、黙ってかぶりを振っただけであった。
その人間は、群がり集まる兵により突き殺された。
また前方に、人が涌き出た。こんどは武装しているらしい。
「狙え」
セイが短く言う。クシムは誘われるように矢を番え、放った。
ぴゅう、と石の鏃とは異なる音を立て、前方の人の群の中に、それは消えた。
鉄の鏃は兜に突き刺さると、かん、と軽い音を立てることをクシムは初めて知った。
「上手いな」
セイは肩から下げた帯に手をやると、鋭く振った。
きらり、と一瞬光ったそれは、敵の喉笛に突き立った。クシムは何が起こったのか分からず、セイを見た。
「飛刀、という」
クシムは、とりあえずこくりと頷いた。
「あとは、ここで見ていろ」
と言った次の瞬間、セイは、馬ごと風になった。
ヒコミコとセイの二騎で、左右に分かれる。
ヒコミコの馬の前に立つ敵は、弾けたように飛び散った。
セイも剣を巧みに旋回させ、斬った。
一瞬にして、敵はいなくなった。
圧倒的な、武。それは家を、土地を、知る辺を全て焼かれ、世界に裸で放り出されたクシムを導くものになり得た。
その後も、狙え。と言われれば矢を番え、放った。幼い頃から水に潜り、漁をしているほか、狩りもよくしたので、弓の扱いは上手い。
ぴゅう、かん。という自らの動作で発する音の連続を、クシムは楽しむようになっていた。
「頭では的が小さい。胸だ」
と途中セイに言われてからは、そのようにした。
火の熱と血飛沫に酔い、自分でも何をしているのかわからなくなってきた。
ただぼんやりとした意識の中で、
狙え。
ぴゅう。
かん。
という音の連続だけがあった。
例のごとく、クナの軍は王の館に乱入し、その首を刎ねた。
焼け落ちようとする館を背後に、ヒコミコは剣を天にかざした。
「この島もまた、我が身に宿す神の炎に焼かれた」
と言った。炎が剣に映り、紅くなった。
「創れ。我らがクナを」
兵はヒコミコに倣い、武器を天にかざし、声を上げた。
セイと、クシムはそれを静かに見ていた。
セイはクシムの眼にもまた、火が宿っているのを見た。
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