ゆうみお

あまみや。旧

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5章 冬休み。

174.ページェント

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その夜、4人でイルミネーションを見た。



「うた、大丈夫?寒くない?」
「大丈夫ですっ!わぁ…すごい……!」



定禅寺通りから青葉通りまでケヤキの木がオレンジ色に光る。


特にうたさんのはしゃぎようが見ていて楽しくて、本当に楽しい時間だった。



「仙台っていいとこだよなぁ………俺今成仏してもいい」
「ねぇ……」


優馬も僕もすごくイルミネーションが綺麗すぎて成仏しそうなくらい顔が緩んでた。


「すごいです!みゆさまのお兄さん、もっとあっち見てきていいですか?」
「うん、迷子にならないでね」


イルミネーションに見とれながらうたさんが見えないところまで行ってしまった。




ーーー


(うたside)


「わぷっ」

はしゃいでいたら人にぶつかってしまった。



「え…何……今日なんでこんなに人にぶつかるの………」
「す…すすすみません!よそ見をしてて…!!」


咄嗟に顔を上げると、




「……!」


綺麗な金髪の……お姉さん?

ズボンだけど顔が中性的でよく分からない。



「あぁ、大丈夫ですよ!ボクこそすみません!」


すごく感じのいい人だった。




「あ…、あなた」
「へ…?」



その人は私を見て、一言。




「もう切羽詰まったような顔してなくて安心しました……!楽しんで下さいね!」





…………え?




(だ……だれ?)




知り合いなのか分からないけど……少なくとも私は知らない。




「……置いてかないで」
「あ、ごめん真冬、じゃあまたね」




行ってしまった。





(………誰…だったんだろう)






ーーー


(李世side)


「イルミネーション綺麗だねー!真冬!」
「……」コクコク


久しぶりに好奇心多めな真冬を見てる。



(1年の頃は結構好奇心多めだった気がするんだよねぇ……)



2年生になってからいきなりなくなったけど。





……………





「…そうだ、未来斗先輩に送ってあげよー!」


写真を撮って先輩に送ってあげた。



「ふふ、喜ぶかなぁ……先輩!」
「……」む…





ーーー


(未来斗side)


外に少し雪が積もってきた。



スマホの通知が鳴って、後輩から写真が送られてきていた。



「わ………綺麗」



そう呟いて、返信をしてすぐにまた机に向かう。



机の上には広げられた何冊ものテキスト、ノート。





「待ってて………、海斗」






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