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二人の約束 ~ジーンの初恋~(番外編)
初めての朝…。***
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ジーンが目覚めると、毛布と一緒に、身体が温かいもので包まれていた。
その温もりが気持ち良くて、ジーンが身体を擦り寄せると、服を着ていないことに気が付き、うっすらと目を開ける。
…誰かの…身体…。
ジーンはぼんやりとしながら、頭を上げ息を詰まらせる。
…ロキさんだ…。
そして昨日の出来事を思い出し、ジーンは真っ赤になった。
そ、そうだ…。
昨日、ロキさんに『好き』って言って、そのまま抱かれたんだ…。
ジーンはモジモジしながら、足の間のモノが反応していることに気が付き焦る。
思い出して、身体が熱くなってきた…。
ジーンはロキの腕の中から逃れられず、どうしようかと焦っていると、ロキがゆっくりと目を開け、ジーンの頭を引き寄せ、額に口付けてくる。
「…つっ…!!」
ど、どうしよう…。
ジーンの身体を支えていたロキの手が、ゆっくりと降りていき、ジーンの腰がロキに引き寄せられた。
やっ、ヤバイって…!!
ジーンの反応しているモノと、ロキのモノが重なりあう。
…んっ…?
ロキさんのも固くなってる…?
ジーンがそう思うと、毛布の中でロキの手が動き、二つを重ねるのように握り混んできた。
「んっ…」
ジーンが見悶えると、ゆっくりと二つを上下に擦り始めた。
「んっ…ああっ…ロキさん…」
ジーンは身体をロキに押し付けるようにして、覚えたばかりの気持ち良さを求める。
「…んっ…はぁっ…」
…足りない…。
ジーンは頬を染めながら、ロキの身体に股がり、自ら腰を押し付ける。
「ああっ…ああっ…」
ロキはジーンのそんな様子を楽しそうに見て、ジーンの腰をなぞり臀部を撫でる。
触ってくれるけれど、肝心な場所には触れてくれない…。
ジーンは我慢出来ず、頬を染めて言う。
「…んっ…奥…欲しい…」
とろけきったジーンが、ボソリと呟いたので、ロキは臀部を撫でていた手を動かし、ジーンの後孔の回りを撫で、まだ柔らかい後孔に指を差し込んだ。
「ああああっ…」
ジーンはロキの指を締め付け、その固さをむさぼり、腰を揺らす。
「…もっと…」
ジーンは頬を染め、ねだる様にロキに腰を押し付ける。
ロキは後孔から指を抜き、ジーンの耳に囁く。
「ジーンの欲しいモノ、自分で入れて入れてみるか」
ロキの囁きにジーンは真っ赤になって、腰を浮かす。
…奥に…欲しい…。
ジーンは我慢出来なかった。
そそり勃つロキのモノを手に取り、ジーンは自ら嵌めに腰を下ろした。
「んっ…ああっ…」
トロトロとした体液で滑り、うまく嵌まらない。
入り口を擦られて、刺激だけがジーンに伝わり、前から蜜を溢し、茎を伝い始める。
「はぁっ…はぁっ…」
ジーンは涙目になり、ロキを見下ろす。
「…ああっ…ロキさん…欲しいよ…」
ジーンの懇願にロキはジーンの腰を捕まえ、自らの切っ先をジーンの後孔に宛がう。
「…欲しかったら、自分で腰を下ろすんだ」
ロキがそう言うと、ジーンはゆっくりと腰を下ろし、ロキを呑み込んでいった。
「あああっ…」
「…つっ…先だけは入ったぞ」
「…んっ…ああっ…」
「そうだ…ゆっくりと腰を下ろしていけ」
ジーンは身体をくねらせ、時折、弓なりに反らしながら、大きくなったロキのモノを呑み込んでいった。
そして、最後まで呑み込み、荒い息を吐くジーンに口付けると、悶えるジーンを見て我慢していたロキは、ジーンの腰を掴み下からおもいっきり突き上げた。
「あああああああああっ!!」
ジーンは叫び声を上げ、意識を飛ばし、ぐったりとロキにもたれ掛かった。
意識を取りもとしたジーンは、身体の奥に熱を感じ、真っ赤になって、ロキの胸に顔を埋めた。
…朝からなにヤッてるんだよ…。
繋がっている場所はジンジンと疼き、煽られれば、また、疼いて止まらなくなりそうだ…。
結局、昨日の昼過ぎから神殿を抜け出し、湖の側の小屋にこもって夜になり、一度ロキが食べ物を運んできてから、また貪りあって、気が付けば朝を向かえていた。
…戻らないと…。
昼から神殿の巡礼者の一般公開が始まる。
このままでは帰れないから、せめて水浴びを…。
「んっ…」
ジーンはゆっくりと、身体の奥からロキを抜こうと動き出すと、ロキがジーンに口付けしてくる。
「…もう、ダメだよ…帰らないと…」
ジーンがそう言うと、ロキはムッとしてジーンの胸の突起を摘まんでくる。
「んっあっ…」
ジーンは慌ててロキの手を拒もうと動き、身体の奥からロキが抜けてしまう。
「…はぁはぁ…はぁ…」
ジーンの後孔からトロリと体液が溢れ出て来て、ジーンは真っ赤になった。
ううっ…恥ずかしい…。
ジーンは身体を起こし、立ち上がろうとして、膝から崩れ落ちる。
…足腰に…力が入らない…。
プルプル震えて、立ち上がれない…。
それが何故か思い出して、ジーンは頬を染める。
そりゃ、あれだけ身体を動かして、今まで使わないような筋肉を使えば、筋肉痛になっても仕方ないだろう…。
そんなジーンをロキが毛布で包み、抱き上げると小屋を出て、湖へと向かって行った。
その温もりが気持ち良くて、ジーンが身体を擦り寄せると、服を着ていないことに気が付き、うっすらと目を開ける。
…誰かの…身体…。
ジーンはぼんやりとしながら、頭を上げ息を詰まらせる。
…ロキさんだ…。
そして昨日の出来事を思い出し、ジーンは真っ赤になった。
そ、そうだ…。
昨日、ロキさんに『好き』って言って、そのまま抱かれたんだ…。
ジーンはモジモジしながら、足の間のモノが反応していることに気が付き焦る。
思い出して、身体が熱くなってきた…。
ジーンはロキの腕の中から逃れられず、どうしようかと焦っていると、ロキがゆっくりと目を開け、ジーンの頭を引き寄せ、額に口付けてくる。
「…つっ…!!」
ど、どうしよう…。
ジーンの身体を支えていたロキの手が、ゆっくりと降りていき、ジーンの腰がロキに引き寄せられた。
やっ、ヤバイって…!!
ジーンの反応しているモノと、ロキのモノが重なりあう。
…んっ…?
ロキさんのも固くなってる…?
ジーンがそう思うと、毛布の中でロキの手が動き、二つを重ねるのように握り混んできた。
「んっ…」
ジーンが見悶えると、ゆっくりと二つを上下に擦り始めた。
「んっ…ああっ…ロキさん…」
ジーンは身体をロキに押し付けるようにして、覚えたばかりの気持ち良さを求める。
「…んっ…はぁっ…」
…足りない…。
ジーンは頬を染めながら、ロキの身体に股がり、自ら腰を押し付ける。
「ああっ…ああっ…」
ロキはジーンのそんな様子を楽しそうに見て、ジーンの腰をなぞり臀部を撫でる。
触ってくれるけれど、肝心な場所には触れてくれない…。
ジーンは我慢出来ず、頬を染めて言う。
「…んっ…奥…欲しい…」
とろけきったジーンが、ボソリと呟いたので、ロキは臀部を撫でていた手を動かし、ジーンの後孔の回りを撫で、まだ柔らかい後孔に指を差し込んだ。
「ああああっ…」
ジーンはロキの指を締め付け、その固さをむさぼり、腰を揺らす。
「…もっと…」
ジーンは頬を染め、ねだる様にロキに腰を押し付ける。
ロキは後孔から指を抜き、ジーンの耳に囁く。
「ジーンの欲しいモノ、自分で入れて入れてみるか」
ロキの囁きにジーンは真っ赤になって、腰を浮かす。
…奥に…欲しい…。
ジーンは我慢出来なかった。
そそり勃つロキのモノを手に取り、ジーンは自ら嵌めに腰を下ろした。
「んっ…ああっ…」
トロトロとした体液で滑り、うまく嵌まらない。
入り口を擦られて、刺激だけがジーンに伝わり、前から蜜を溢し、茎を伝い始める。
「はぁっ…はぁっ…」
ジーンは涙目になり、ロキを見下ろす。
「…ああっ…ロキさん…欲しいよ…」
ジーンの懇願にロキはジーンの腰を捕まえ、自らの切っ先をジーンの後孔に宛がう。
「…欲しかったら、自分で腰を下ろすんだ」
ロキがそう言うと、ジーンはゆっくりと腰を下ろし、ロキを呑み込んでいった。
「あああっ…」
「…つっ…先だけは入ったぞ」
「…んっ…ああっ…」
「そうだ…ゆっくりと腰を下ろしていけ」
ジーンは身体をくねらせ、時折、弓なりに反らしながら、大きくなったロキのモノを呑み込んでいった。
そして、最後まで呑み込み、荒い息を吐くジーンに口付けると、悶えるジーンを見て我慢していたロキは、ジーンの腰を掴み下からおもいっきり突き上げた。
「あああああああああっ!!」
ジーンは叫び声を上げ、意識を飛ばし、ぐったりとロキにもたれ掛かった。
意識を取りもとしたジーンは、身体の奥に熱を感じ、真っ赤になって、ロキの胸に顔を埋めた。
…朝からなにヤッてるんだよ…。
繋がっている場所はジンジンと疼き、煽られれば、また、疼いて止まらなくなりそうだ…。
結局、昨日の昼過ぎから神殿を抜け出し、湖の側の小屋にこもって夜になり、一度ロキが食べ物を運んできてから、また貪りあって、気が付けば朝を向かえていた。
…戻らないと…。
昼から神殿の巡礼者の一般公開が始まる。
このままでは帰れないから、せめて水浴びを…。
「んっ…」
ジーンはゆっくりと、身体の奥からロキを抜こうと動き出すと、ロキがジーンに口付けしてくる。
「…もう、ダメだよ…帰らないと…」
ジーンがそう言うと、ロキはムッとしてジーンの胸の突起を摘まんでくる。
「んっあっ…」
ジーンは慌ててロキの手を拒もうと動き、身体の奥からロキが抜けてしまう。
「…はぁはぁ…はぁ…」
ジーンの後孔からトロリと体液が溢れ出て来て、ジーンは真っ赤になった。
ううっ…恥ずかしい…。
ジーンは身体を起こし、立ち上がろうとして、膝から崩れ落ちる。
…足腰に…力が入らない…。
プルプル震えて、立ち上がれない…。
それが何故か思い出して、ジーンは頬を染める。
そりゃ、あれだけ身体を動かして、今まで使わないような筋肉を使えば、筋肉痛になっても仕方ないだろう…。
そんなジーンをロキが毛布で包み、抱き上げると小屋を出て、湖へと向かって行った。
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