神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

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名前を呼んで…。(番外編) その後のヒナキとユグの話

無いモノ **

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 ユグの口がヒナキから離れると、ユグはヒナキが流した涙を舐めとる。
「…はぁ…はぁ…はぁ…」
 ヒナキは慣れない事に、ぐったりとなって世界樹に寄りかかったまま息を整える。
 その間も、ユグはヒナキの涙を舐めとる。
 …ユグの…髪の毛が…触れて…くすぐったい…。
 そして、ユグの魔力が体内に入り、身体の中が熱い…。
 ユグからもらった魔力は、身体中に広がり、ヒナキの体温を上げる。
「…はぁ…はぁ…んっ…はぁ…」
 熱に浮かされたように思考が鈍り、朦朧もうろうとしてきて、疲労感がヒナキの身体を襲う…。
 …熱い…。
「…ちょっと…多かったかな…」 
 ユグがそう呟きながら、下ろした手が、ヒナキのテントを作った下半身に触れた。 
「…つっ…!」
 ヒナキは、その衝撃に顔を背けた。
 …そうだった…アソコが…。
 ヒナキの思考が正気に戻ってくる…。
「…何?…これ…」
 ユグは興味を持って、ヒナキのテントを作くるち上がっているモノに触れ、撫でてくる。
「…つっ…ああっ…ダメだ…んんっっ…ソコは…」
 ユグに布越しに無造作に触られて、固くなっていく…。
「…あっ…んっ…」
 太ももにユグが座っていて逃げられないヒナキは、頭を左右に振って、快楽から逃れようとするが、ユグは手を止めてくれない…。
「…固くなった…」
 …そんな風に触られれば、固くなるって!
「…くっ…んっ…」
 ユグは不思議そうに首を傾げて、ヒナキ膝まで下がって座り、ヒナキのズボンを捲り始める。
 …やめろ?!
 こんな所で、この状態を丸出しにしたくない!
 ヒナキが抵抗する間もなく、ユグはヒナキのズボンを下げてしまい、ソレは天に向けてち上がっていた。
「…つっ…!」
 ヒナキが恥ずかしくて顔を背けると、ユグは顔を近付け、茎を指で撫でる。
「…つつっ…!!」
「…僕には…無いモノ…」
 その言葉にヒナキはズキッとして、ゆっくりとユグの方を見ると、ユグは目をキラキラとさせて、ソレをじっと見ていて、こちらが恥ずかしくなってくる。
 じっと見られる視線を感じ、先端から蜜がトロリと溢れ出てきた。
「…あっ…」
 布越しに触られて大きくなったモノは、視観され我慢出来なくなって、トロトロと蜜を溢し始める。
 …つっ…止まらない…。
 蜜が茎を伝い、ヒナキはゾクリとする…。
「…美味しそう…」
 そう言ってユグが顔を近付け、ヒナキの先端に口付けてきた。
 チュッ…。
「ああああああっ…!!」
 ヒナキはユグの口元に放ってしまう。
 恥ずかしすぎ…。
 ユグは顔を上げて、口元を濡らすヒナキのモノをペロリと舐めて微笑む。
「…甘い…僕の…魔力のせいかな…」
 いや、違うって!
「もっと、出して…」
「…なっ…?!」
 ユグはそう言って、ヒナキのモノに再び顔を近付け咥えると、ユグの舌先がヒナキのモノを刺激した。
「…ああっ…んっ…はぁ…」
 ヒナキが身もだえると、ユグは口を離しヒナキを見上げて微笑む。
「かわいい…もっと…可愛く…鳴いて…」
 どこでそんな言葉を覚えてきた!
 ヒナキが言葉を返そうにも、再び咥えられ、茎を指で擦られ、玉を摘ままれ、身もだえて鳴くしかなかった。


「…ユグ…んっ…もう…無理…」
 ヒナキは、ぐったりとした身体を世界樹に寄りかからせ、力無く、ヒナキの中心を咥えるユグの頭の髪の毛を掴み、股間はユグの口に収まりきれなかった、ヒナキの白濁に濡れていた。
 身体の体調とか、ユグの魔力を受け入れて身体が熱かったのとか、忘れてしまうほどに…。
「…んんっっ…ソコ…あっあっ…気持ち…いい…んっ…あっあっ…」
 ヒナキの足にユグが乗っているので動けないが、それでもヒナキは腰をユグに突き上げ、無意識に快楽を追った。
「…んっ…ユグ…」
 思考のとろけたヒナキは、ぼんやりとユグを見下ろす。
 何か、考えなくてはいけない事が有ったはずなのに…。
 初めて快楽を教えられたヒナキは、ソレに溺れた。



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