神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

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神の宿り木~再生 3~

ルーク不足 **

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 リーンは『森の聖域』から戻り、王都のジーンとユーリに会って一日を過ごし、カザナのお屋敷に戻ってきていた。
 ルークにはまだ会いに行っていない…。
 ゆっくりと、のんびりと、したいと思っていたのに、いざとなると会いに行けなかった。
 何日、顔を見ていないのだろう…。
 もう時間が無いのに…会えば心が揺るぎそうで、会いに行くのを戸惑ってしまった。

 カザナのお屋敷に有る森の中の小屋には、この森で採取される薬草や果樹を乾燥したものを、常時保管している。 
 ルークの仲間達が、必要に応じて使用し、また補充してくれている。
 採取する場所も、保存法方も伝えてある。
 リーンはベッドに横になり、ルークに会いに行くか迷っていた。
 目の前には、グオルクの自分の部屋への魔法陣が有り、その自分の部屋からは、リオナスのルークの執務室へと繋がっている…。
 ひとっ飛びなのだ…。
 …何故だろう…会いたいのに…会いに行けないなんて…。
 そんなことを思っている内に、リーンはベッドの上で眠ってしまった。


「…リーン…」
 誰かに呼ばれて、リーンの意識が浮上した。
 髪を撫でられて、気持ちいい…。
「…んっ…」
 リーンがゆっくりと目を開けると、キラキラと光るルークの髪の毛が目に入った。
「…ルーク…」
 ルークはベッドの端に座り、微笑んで口付けてくる。
「…週末には帰ってこいって言ったのに、ジーンとユーリと遊びに行ってしまうし、リオナスに戻ってくるかと思いきや、カザナに滞在していると報告を受けて、休みをもぎ取ってきたぞ!」
 ルークは楽しそうに笑う。
「ごめん…リオナスに行くと仕事の邪魔になるかな…って思って…」
 …それも、本心だが…。
 …何をしようとしているのか、感ずかれるような気がして、ルークの側に行けなかったのも事実だ…。
「…分かってる」
 ルークがそう言って髪を撫でるので、嬉しくなってルークの顔を引き寄せ口付けた。
 …甘い…。
 魔力が勝手に二人の間を行き来して、甘く感じるのだと最近気が付いた。
 どれだけ、新しいことを発見すれば済むのだろう…。
 唇を離すと、ルークがリーンの額に口付けてくる。
 リーンはゆっくりと身体を起こし、うたた寝をして少し汗ばんだ服のボタンを外し始めた。
「今日は積極的だな…」
「…たまには良いだろ…ルーク不足なんだよ…」
 リーンが頬を染めボタンを外し終わると、ルークがベッドの上に乗ってきて、リーンのはだけた服の中に手入れ、胸の突起に触れてくる。
「…んっ…」
 ルークの大きな手が、胸の突起を捏ね回し、摘まんで弾いてくる。
「…あんっ…んっ…はぁ…んっ…っ…」
 ルークに触られると、気持ち良くなってしまう…。
 そんな身体になってしまった…。
「ふ…んっ…」
 口付けを交わし、ルークの舌が侵入して来て、口の中を掻き回される。
 こぼれ落ちる唾液をルークが唇で脱ぐいながら追って、ピンと立ってしまった胸の突起をついばんだ。
「あああっ…」
 甘噛みされ、その刺激に下半身がムズムズしてきて太股を擦り合わせてしまう。
「はぁ…あああっ…」
「…リーン、脱がせて…」
 ルークが耳元で囁き、首筋に舌を這わす。
 リーンは甘い刺激に手が震え、ルークのシャツのボタンがなかなか外せない…。
 その間にも、ルークはリーンのシャツを脱がしながら口付けていく…。
「…あっ…んっ…はぁ…んっ…」
 なんとかルークのシャツのボタンを外し終える頃には、リーンのズボンの前もはだけられ、ち上がり、プルプルと震えるモノをさらけ出していた。
 リーンが恥ずかしいと感じる間もなく、ルークはシャツを脱ぎ捨てると、リーンのち上がったモノに口付けていた。
「ああああっ…んっ…ダメ…そんなに…強く…ひあっ…あああっ…」
 リーンはルークの頭を掴みながら甘い痺れに身悶えた。
 






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