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神の宿り木~再生~
眠った後で…。***
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山小屋『アルファ』の湖で休暇を楽しんだ後、リオナスに戻ってきて夕食を食べている間中、ジーンとユーリは楽しかったピクニックの話ばかりしていた。
湖の中を散策したり、不思議な社がキレイだったとか、おやつのケーキが美味しかったとか…。
楽しかったのなら良かった。
子供達は明日の昼過ぎには、学校があるから王都に戻っていく。
お風呂に入っていって、ベッドに横になったら、髪も乾かさずに二人とも眠ってしまっていた。
「…。」
楽しかったのと、はしゃぎ疲れたので、身体が眠りを欲したのだろう。
リーンはベッドに座り、風で二人の髪を乾かし、上掛けを掛けてあげげ、二人の寝顔を見ていた。
気持ち良さそうに眠っている…。
すると、寝室の戸がコンコンと叩かれ、リーンが振り向くと、ルークがシャワールームを指差した。
リーンは頬を染め、頷いた。
慣れとは怖いもので…狭い浴室で、ルークに背後から抱えられるように湯船に浸かることに、抵抗が無くなってしまった。
ルークがリーンの背中に口付けてくる。
「んっ…」
触れられるたびにゾクゾクしてくる。
ルークがリーンの肩に顎を乗せて、ルークの手が胸の撫でて突起を捏ね回してくる。
「…んんっっ…」
「…眠った時、何を見たんだ…」
耳元でルークにそう言われ、ドキリとする。
…普段通りにしていたつもりだが、何か違ったのだろうか…。
「時折、悲しい顔をしていた…」
「…。」
…湖周辺の集落の事を思い出していた時だ…。
「話して楽になるなら…話せる事だけでも話せ…」
…ルークは優しい。
ちゃんとこちらの都合…話せる事と話せない事を理解してくれている。
…話しても、良いのだろうか…。
「リーンに、そんな悲しい顔をさせたくない…」
そう言って、首筋に口付けてくる。
「…夢で見たのは…ずっと昔の『私』が体験したこと…」
リーンは少しづつ話し始めた。
湖周辺の集落の事。
お守りに渡していた、準魔法石の事。
そして、狙われた集落の事。
「…あの時『風霊』達が騒がなければ、住民を守れなかった…」
三つの集落の周辺に、炎を持った男達が隠れていると、怖い顔をして近づいていると、教えてくれた。
だからあの時、お守りを通じて、各家に転移魔法を送り、必要最小限の物を持って、移動できるだけの物を持って、逃げるように伝えた。
ルークは黙って、その話を聞いていてくれる。
「『私』は、社を湖に沈め、眠りに付いてしまったから、無事に逃げ切ったかはわからない…」
「きっと逃げきっている…」
ルークは静かに、そう答えてくれる。
逃げきって、新しい生活を初めただろうと…。
…リーンは話して、少しスッキリした気持ちになっていた。
誰かに、大丈夫だと言って欲しかったのかもしれない…。
話したことによって落ち着いたリーンは、身体を委ねているルークの身体から、お尻に当たっているものが気になり出していた。
…あれ…だよね…。
リーンは頬を染めて、うつむいた。
自分のも…反応している…。
これだけ密着していれば、それは反応してしまうだろう…。
ゆるりと抱き締めていたルークの手が、ゆっくりと降りてきて、リーンの反応しているモノを撫でてくる。
「…んんっ…」
「憂いが無くなったなら、こっちを癒してもらおうか…」
ルークはそう言って、腰を押し付けてくる。
「ああっ…!」
後孔付近をグリグリと押され、前がビクビクと反応する。
…熱いのが…欲しい…。
「欲しかったら浴槽に掴まって…」
ルークにそう言われ、リーンは浴槽で膝立になり浴槽の端に掴まり、腰を上げて振り向きルークを見る。
尻山が少し、お湯から出ているのが恥ずかしい…。
でも、そんな事は言ってられなかった。
「絶景だな…」
ルークはニヤリと笑い、リーンに覆い被さってきて、口付けてくる。
「んっ…」
熱いルークのモノが股の間に擦り付けられ、リーンの腰が揺れ、お湯がちゃぷちゃぷと跳ねる。
「…はぁっ…ああっ…」
「どうして欲しい…」
「んんっ…中に…」
ルークは時折、言わせようとする。
欲望のままに求めれば良いのだと…。
望めば良いのだと…。
ルークの指が背筋をなぞり、下に降りていって後孔に触れ、ゆっくりと沈められていく。
「ああああっ…!」
リーンはルークの指を締め付け、固さを堪能する。
…足りない…。
「…ルーク…」
リーンが振り向き目で訴えるが、ルークはわざと言わせようとする。
「どうして欲しい」
「…もっと…」
リーンは言葉にするのが恥ずかしくて、首を震る。
何度も抱き合っているのに、自分から求めるのは、いまだに恥ずかしくて、なかなか言葉に出来ないでいた。
ルークは指を抜きもう一本増やして、中をまさぐり始めた。
「ああっ…ひぁん!」
変な声が出た。
「ここが良いのか?」
ルークが同じ場所をグリグリと押してくる。
「ひぁん…ひっああっ…ああっ…ソコばっか…あんあんあんっ…ダメ…」
リーンは腰を振り回し、ルークの指から逃れようとするが、必要以上に擦り付けてしまう。
急にルークの指が抜け、物足りなくて声に出す。
「…ルークの…大きいの…欲しい…」
リーンの精一杯の、声にした欲望だった。
ひたりとリーンの後孔に熱いものが当てられ、一気に中に入ってきた。
「ああああっ…!!」
リーンは湯船に白濁を放っていた。
「んん…っ…はぁ…はぁ…はぁ…ああっ…」
ルークはそのまま腰を打ち付けてきて、お湯がバシャバシャと溢れていく。
…また、イッちゃう…!
リーンは中のルークの固さを堪能しながら締め付け、腰を震わせた。
「…っ…!!」
湖の中を散策したり、不思議な社がキレイだったとか、おやつのケーキが美味しかったとか…。
楽しかったのなら良かった。
子供達は明日の昼過ぎには、学校があるから王都に戻っていく。
お風呂に入っていって、ベッドに横になったら、髪も乾かさずに二人とも眠ってしまっていた。
「…。」
楽しかったのと、はしゃぎ疲れたので、身体が眠りを欲したのだろう。
リーンはベッドに座り、風で二人の髪を乾かし、上掛けを掛けてあげげ、二人の寝顔を見ていた。
気持ち良さそうに眠っている…。
すると、寝室の戸がコンコンと叩かれ、リーンが振り向くと、ルークがシャワールームを指差した。
リーンは頬を染め、頷いた。
慣れとは怖いもので…狭い浴室で、ルークに背後から抱えられるように湯船に浸かることに、抵抗が無くなってしまった。
ルークがリーンの背中に口付けてくる。
「んっ…」
触れられるたびにゾクゾクしてくる。
ルークがリーンの肩に顎を乗せて、ルークの手が胸の撫でて突起を捏ね回してくる。
「…んんっっ…」
「…眠った時、何を見たんだ…」
耳元でルークにそう言われ、ドキリとする。
…普段通りにしていたつもりだが、何か違ったのだろうか…。
「時折、悲しい顔をしていた…」
「…。」
…湖周辺の集落の事を思い出していた時だ…。
「話して楽になるなら…話せる事だけでも話せ…」
…ルークは優しい。
ちゃんとこちらの都合…話せる事と話せない事を理解してくれている。
…話しても、良いのだろうか…。
「リーンに、そんな悲しい顔をさせたくない…」
そう言って、首筋に口付けてくる。
「…夢で見たのは…ずっと昔の『私』が体験したこと…」
リーンは少しづつ話し始めた。
湖周辺の集落の事。
お守りに渡していた、準魔法石の事。
そして、狙われた集落の事。
「…あの時『風霊』達が騒がなければ、住民を守れなかった…」
三つの集落の周辺に、炎を持った男達が隠れていると、怖い顔をして近づいていると、教えてくれた。
だからあの時、お守りを通じて、各家に転移魔法を送り、必要最小限の物を持って、移動できるだけの物を持って、逃げるように伝えた。
ルークは黙って、その話を聞いていてくれる。
「『私』は、社を湖に沈め、眠りに付いてしまったから、無事に逃げ切ったかはわからない…」
「きっと逃げきっている…」
ルークは静かに、そう答えてくれる。
逃げきって、新しい生活を初めただろうと…。
…リーンは話して、少しスッキリした気持ちになっていた。
誰かに、大丈夫だと言って欲しかったのかもしれない…。
話したことによって落ち着いたリーンは、身体を委ねているルークの身体から、お尻に当たっているものが気になり出していた。
…あれ…だよね…。
リーンは頬を染めて、うつむいた。
自分のも…反応している…。
これだけ密着していれば、それは反応してしまうだろう…。
ゆるりと抱き締めていたルークの手が、ゆっくりと降りてきて、リーンの反応しているモノを撫でてくる。
「…んんっ…」
「憂いが無くなったなら、こっちを癒してもらおうか…」
ルークはそう言って、腰を押し付けてくる。
「ああっ…!」
後孔付近をグリグリと押され、前がビクビクと反応する。
…熱いのが…欲しい…。
「欲しかったら浴槽に掴まって…」
ルークにそう言われ、リーンは浴槽で膝立になり浴槽の端に掴まり、腰を上げて振り向きルークを見る。
尻山が少し、お湯から出ているのが恥ずかしい…。
でも、そんな事は言ってられなかった。
「絶景だな…」
ルークはニヤリと笑い、リーンに覆い被さってきて、口付けてくる。
「んっ…」
熱いルークのモノが股の間に擦り付けられ、リーンの腰が揺れ、お湯がちゃぷちゃぷと跳ねる。
「…はぁっ…ああっ…」
「どうして欲しい…」
「んんっ…中に…」
ルークは時折、言わせようとする。
欲望のままに求めれば良いのだと…。
望めば良いのだと…。
ルークの指が背筋をなぞり、下に降りていって後孔に触れ、ゆっくりと沈められていく。
「ああああっ…!」
リーンはルークの指を締め付け、固さを堪能する。
…足りない…。
「…ルーク…」
リーンが振り向き目で訴えるが、ルークはわざと言わせようとする。
「どうして欲しい」
「…もっと…」
リーンは言葉にするのが恥ずかしくて、首を震る。
何度も抱き合っているのに、自分から求めるのは、いまだに恥ずかしくて、なかなか言葉に出来ないでいた。
ルークは指を抜きもう一本増やして、中をまさぐり始めた。
「ああっ…ひぁん!」
変な声が出た。
「ここが良いのか?」
ルークが同じ場所をグリグリと押してくる。
「ひぁん…ひっああっ…ああっ…ソコばっか…あんあんあんっ…ダメ…」
リーンは腰を振り回し、ルークの指から逃れようとするが、必要以上に擦り付けてしまう。
急にルークの指が抜け、物足りなくて声に出す。
「…ルークの…大きいの…欲しい…」
リーンの精一杯の、声にした欲望だった。
ひたりとリーンの後孔に熱いものが当てられ、一気に中に入ってきた。
「ああああっ…!!」
リーンは湯船に白濁を放っていた。
「んん…っ…はぁ…はぁ…はぁ…ああっ…」
ルークはそのまま腰を打ち付けてきて、お湯がバシャバシャと溢れていく。
…また、イッちゃう…!
リーンは中のルークの固さを堪能しながら締め付け、腰を震わせた。
「…っ…!!」
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