神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

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神の宿り木~再生~

シャワールーム ***

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「…んっ…」
 リーンは一瞬意識を失って、ベットに横たわっていた。
 中にはまだ、みっちりとルークが存在を主張している。
「…あっ…」
 繋がったまま、ルークに身体を抱え上げられ、ルークの腰を跨ぐようにリーンが座らされ、身体の重みで再び奥へと突き刺さる。
「くっああっ…」
 リーンがのけ反り、ルークの身体に寄りかかると、ルークはリーンの腕を拘束していたシャツを脱がしにかかった。
 腕が自由になったリーンはルークにしがみつく。
「…いじわる…」
 リーンがぼそりと言うと、ルークは首筋に口付けて言った。
「…恥ずかしがるのが可愛くて…」
 リーンは頬を染めうつむいた。
 …ルークと身体を重ねるようになって、見られて恥ずかしいと言うことを覚えた。
 それまでは、治療や義務としてしてきたから、そんな風に思わなかったのだ。
「…んっ…」
 ルークがゆるゆると動き出した。
「…リーン…」
 存在を確かめあい、リーンが意識を手放すまで繋がりあった。


 リーンが目覚めると、外は明るくなっていて、ルークが隣にいなかった。
 結局、ルークに満たされるまま、明け方まで貪りあっていた。
 …ルークが足りなくて、足りなくて、求めるように足を開いて、中に注ぎ込んでもらった。
 …今思えば、その行為すら恥ずかしい…。
 部屋の中に水の音が聞こえる。
 シャワーでも浴びているのだろうか…。
 リーンが身体を起こすと、水の音が止まり、カチャリと音がしてルークがシャワールームから現れた。
 惜しげもなく裸体をさらし、タオルで濡れた髪を拭きながら近付いてくる。
 ルークは今、魔法剣士として名前をとどろかせている。
 今まで剣士として鍛練させた身体に、魔法が加わって色気が増した。
 見惚れるほどに…。
 リーンはさっきまで、そんなルークに抱かれていたのだと思うと、頬に赤みがさした。
「リーンもシャワー浴びるか?」
「うん…」
 リーンがそう返事すると、ルークが両脇に腕を差し込んできて、ヒョイと抱き上げられた。
「…ル、ルーク…」
 …そう、簡単に抱え上げられてしまうのだ…。
 抱き寄せられて身体が密着し、シャワーを浴びたばかりの暖かい体温が伝わってくる。
 抱えられルークが動くたび、中出しされたものが、後孔からとろとろと臀部と太ももを伝って流れ出てくる。
 見えないけれど、それがリアルで恥ずかしかった。
 ほんの数歩の場所だが、とても長く感じた。

 シャワールームに入って下ろされたが、ルークは身体を離してくれず、そのままシャワーを出し、背中から暖かいお湯が降りかかる。
 ルークの左手がリーンの腰を抱き抱えるように支え、右手の指がリーンの後孔に潜り込み中を掻き出し始めた。
「…ああっ…んっ…ルーク…」
 溢れ落ちる白濁は、シャワーのお湯と一緒に流れていく…。
 リーンはルークにしがみつき、何度も擦られ敏感になっている後孔中で、リーンはルークの指を無意識に締め付け味わう…。
「…はぁっ…ああっ…」
 ルークの太ももに前を擦り付けてしまって、止めれない…。
「んっ…」
 急にルークの指が後孔から抜かれ、シャワーヘッドが当てられた。
「ああああっ…!!」
 シャワーの水圧に感じて、リーンは軽くイってしまい、ぐったりとルークにもたれ掛かる。
「…んっ…はぁっ…」
 ルークはリーンを支えながら髪を洗い、ボディソープを泡立て、リーンの身体をなぞるように洗っていく。
「…あっ…はぁっんっ…んんっ…」
 …くすぐったくて…気持ちよくて…収まっていた欲情が顔を覗かせる…。
 身体を洗っているだけなのに、半ちになってきて、恥ずかしくてルークの胸に顔を埋める。
 シャワーを上からかけられ、泡が流される頃には、リーンの身体は火照ってしまい、たまらなくなっていた…。
「…んっ…ルーク…」
 リーンは潤んだ瞳でルークを見上げた。
 するとシャワールームの小さな浴槽に、半分くらいお湯が入れられるそこにリーンは入れられ、ルークも一緒に入って来た。
 一人用の浴槽にルークが座ると、お湯が八分目くらいまでに増え、ルークが手招きした。
「おいで」
 リーンはルークの太ももの上に跨がって乗り、重なって座るとお湯が少し溢れた。
「…さすがに狭いな…」
「…なんか…恥ずかしい…」
 カザナの屋敷とかにある浴槽は、もう少し大きくて、二人で入っても余裕なのだが、これだけ身体を密着させて入るのは、さすがに恥ずかしかった。
 ルークが楽しそうに口付けてくる。
「眺めは良いぞ」
 …よく考えてみれば、ルークの太ももに跨がって乗り、触れるか触れないかぐらいの場所で勃起ぼっきして、お湯の中で揺れている。
 カアッとリーンの顔が赤くなった。
 ルークが胸の突起をペロリと舐めてくる。
「んっ…」
 リーンがのけ反ると、ルークはリーンの腰を引き寄せ、ルークのモノと重なり合いぴったりとくっくつ。
 そしてルークが二つを重ねて擦り始めた。
「…ああっ…」
「リーンも一緒に擦って…」
 ルークに囁かれ、おずおずと右手を伸ばし掴んだ。
 …熱い…。
 リーンはゆっくりと触れていたが、だんだんと早くなり、止められなくなってしまった。
「ああっ…ああっ…ああっ…」
 動かすたびにお湯が跳ね、水面が揺れる。
 ルークはリーンの身体を支え、胸の突起を捏ね回す。
「はぁっ…ああっ…」
 お湯の熱さと触れる熱さと、止まらない手にリーンは朦朧もうろうとしてきた。
 リーンを支えるルークの手が臀部に降りてきて、後孔をなぞる。
「…んんんっ…!!」
 奥がジクジクして…。
「ここに欲しいだろう…」
「…欲しい…」
 …ルークのモノで奥を突いて欲しかった…。
「ゆっくりと手を離して、肩に掴まって…」
 リーンは止めれなかった手を何とか引き離し、ルークの肩に掴まった。
 …前も触って欲しくてぶるぶる震える。
「…腰を上げて、もっと近付いてい…」
 リーンはルークに言われるままに腰を上げると、後孔に固くて熱いモノが嵌まった。
「くっ…!」
「ゆっくりと腰を下ろして…」
「あっ…はぁっ…ああっ…」
 リーンは首を振った。
 …無理…きつくて…自分では…無理…。
 ルークがリーンの先端を指の腹で擦る。
「ああああっ…ダメ…そこ…ああっ…」
 リーンは身悶え、ルークのモノを締め付けながら、身体の重みで、ゆっくりと沈んでいく。
「ああっ…はぁっ…あんっ…あんっあんっ…」
 揺さぶられて、ルークの存在を内側でしっかりと感じる。
「…あああん…んっ…」
 最後まで入ると、ルークがニヤけて口付けてくる。
「…可愛い…」
「…ルーク…動いて…あああっ…」
 ルークはリーンの腰を掴み、下から打ち付け、浴槽のお湯が溢れた。



 
 

 

 


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