161 / 462
滅び行く大地
帰還 ***
しおりを挟む
「カザナの小屋へ」
リーンがそう言って、魔方陣を繋げ、カザナのお屋敷の小屋に渡ると、魔方陣の有る寝室の隣のリビングから音がした。
誰か、居るのか…?
リーンが寝室の扉を開けると、リビングのテーブルの上に、なにやら荷物を置いているルークと目があった。
「…ルーク」
「やっと帰ってきたな…」
ルークはテーブルに荷物を置き終わると、リーンに近付いて来た。
「何か、言うこと有るだろ?」
…こういう時は…。
「…ただいま」
なんか照れ臭くて、頬を染めながら言うと、ルークは微笑み抱き締めてきた。
「お帰り」
…この温もり。
…ルークの匂いに、戻ってきたのだと実感する。
リーンもそっと手を伸ばし、ルークにしがみつく。
チイが言っていた、癒しがココにもある…。
しばらくその温もりを堪能すると、ルークがぼそりと言い出した。
「…帰って来なかったら、こっちから行くところだぞ」
…やっぱり。
ルークがリーンから身体を離し、顔を近付けてくる。
「昨日は疲れているだろうから、良いとして、今日辺り戻ってくるだろうと思っていたが、一向に来ない。…なのでチイに連絡した」
ソレでか…。
チイが、帰らないのかと言い出したのは、ルナがお昼寝を始めた昼からだ。
「夜になっても来なかった、グオルクに行く予定だった」
そう言ってルークが軽く口付けてくる。
「…ルーク」
再び唇が触れあうと、舌が侵入してきて絡まり、くちゅくちゅと音をたて始める。
「ん…っ…」
…気持ちが…良い…。
…久ぶりで、頭が真っ白になっていく。
リーンは倒れないように、必死にルークにしがみついていたが、足に力が入らなくなって、ルークにすがり付いていた。
ルークは、力の抜けたリーンを支え、抱え上げると、寝室に向かった。
「あっ…あっあっ…」
リーンはベッドの上でうつ伏せになり、腰を高く上げ、背後からルークに貫かれていた。
リーンの前からは蜜がポタポタと溢れ落ち、シーツに染みを作っている。
「…んんっ…動…いて…っ…」
さっきから焦らされて、イきたくてもイかされないでいた。
ルークがゆっくりと腰を動かし中を掻き回す。
「ああんっ…はぁん…ああっ…」
中のルークを締め付け、もっと奥へと誘うが、一向に来てくれない。
イけなくて、おかしくなりそう…。
一回目は、狂おしいほど早急に繋がって、なんでこの熱を忘れていたのだろうと思うくらい、欲情を引き出された。
その後は、服を脱がされながら、確かめるように、ジリジリと熱を上げさせられ、今に至る。
「…あっ…奥…来て…」
リーンがそう懇願すると、中のルークが抜けていき、腰を捕まれ、勢いよく突かれた。
「ああああっ!!」
リーンは白濁をシーツに飛ばした。
だが、ルークの動きは止まらない。
挿入を繰り返し、息が上がってくる。
「あっ…あっあっ…んっっ…ああっ…」
…もっと…奥…。
そう望んだのは自分だが、狂おしいほど激しさに、身体が付いていかない。
繋がった場所からは、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響いてくる。
「…はぁん…んっ…ああっ…」
…また、イってしまう…。
リーンの最奧にルークが何度も届く…。
…もう…イく…!!
「リーン…つっ…!!」
「ああああっ…!!」
中に熱いものが注ぎ込まれ、リーンも再びシーツの上に放っていた。
リーンがそう言って、魔方陣を繋げ、カザナのお屋敷の小屋に渡ると、魔方陣の有る寝室の隣のリビングから音がした。
誰か、居るのか…?
リーンが寝室の扉を開けると、リビングのテーブルの上に、なにやら荷物を置いているルークと目があった。
「…ルーク」
「やっと帰ってきたな…」
ルークはテーブルに荷物を置き終わると、リーンに近付いて来た。
「何か、言うこと有るだろ?」
…こういう時は…。
「…ただいま」
なんか照れ臭くて、頬を染めながら言うと、ルークは微笑み抱き締めてきた。
「お帰り」
…この温もり。
…ルークの匂いに、戻ってきたのだと実感する。
リーンもそっと手を伸ばし、ルークにしがみつく。
チイが言っていた、癒しがココにもある…。
しばらくその温もりを堪能すると、ルークがぼそりと言い出した。
「…帰って来なかったら、こっちから行くところだぞ」
…やっぱり。
ルークがリーンから身体を離し、顔を近付けてくる。
「昨日は疲れているだろうから、良いとして、今日辺り戻ってくるだろうと思っていたが、一向に来ない。…なのでチイに連絡した」
ソレでか…。
チイが、帰らないのかと言い出したのは、ルナがお昼寝を始めた昼からだ。
「夜になっても来なかった、グオルクに行く予定だった」
そう言ってルークが軽く口付けてくる。
「…ルーク」
再び唇が触れあうと、舌が侵入してきて絡まり、くちゅくちゅと音をたて始める。
「ん…っ…」
…気持ちが…良い…。
…久ぶりで、頭が真っ白になっていく。
リーンは倒れないように、必死にルークにしがみついていたが、足に力が入らなくなって、ルークにすがり付いていた。
ルークは、力の抜けたリーンを支え、抱え上げると、寝室に向かった。
「あっ…あっあっ…」
リーンはベッドの上でうつ伏せになり、腰を高く上げ、背後からルークに貫かれていた。
リーンの前からは蜜がポタポタと溢れ落ち、シーツに染みを作っている。
「…んんっ…動…いて…っ…」
さっきから焦らされて、イきたくてもイかされないでいた。
ルークがゆっくりと腰を動かし中を掻き回す。
「ああんっ…はぁん…ああっ…」
中のルークを締め付け、もっと奥へと誘うが、一向に来てくれない。
イけなくて、おかしくなりそう…。
一回目は、狂おしいほど早急に繋がって、なんでこの熱を忘れていたのだろうと思うくらい、欲情を引き出された。
その後は、服を脱がされながら、確かめるように、ジリジリと熱を上げさせられ、今に至る。
「…あっ…奥…来て…」
リーンがそう懇願すると、中のルークが抜けていき、腰を捕まれ、勢いよく突かれた。
「ああああっ!!」
リーンは白濁をシーツに飛ばした。
だが、ルークの動きは止まらない。
挿入を繰り返し、息が上がってくる。
「あっ…あっあっ…んっっ…ああっ…」
…もっと…奥…。
そう望んだのは自分だが、狂おしいほど激しさに、身体が付いていかない。
繋がった場所からは、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響いてくる。
「…はぁん…んっ…ああっ…」
…また、イってしまう…。
リーンの最奧にルークが何度も届く…。
…もう…イく…!!
「リーン…つっ…!!」
「ああああっ…!!」
中に熱いものが注ぎ込まれ、リーンも再びシーツの上に放っていた。
0
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説


怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…
月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた…
転生したと気づいてそう思った。
今世は周りの人も優しく友達もできた。
それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。
前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。
前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。
しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。
俺はこの幸せをなくならせたくない。
そう思っていた…

【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった
cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。
一途なシオンと、皇帝のお話。
※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

当て馬的ライバル役がメインヒーローに喰われる話
屑籠
BL
サルヴァラ王国の公爵家に生まれたギルバート・ロードウィーグ。
彼は、物語のそう、悪役というか、小悪党のような性格をしている。
そんな彼と、彼を溺愛する、物語のヒーローみたいにキラキラ輝いている平民、アルベルト・グラーツのお話。
さらっと読めるようなそんな感じの短編です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる