147 / 462
蜜月
お風呂 2 ***
しおりを挟む
「俺はまだだぞ…」
ルークはリーンに口付けると、リーンの両足を抱え上げ、下から連続で突き上げ始めた。
「待って…あっあっ…」
お湯がバシャバシャと跳ね上がり、リーンは落ちないようにルークにしがみついた。
お湯の中の熱さと、突き上げられ擦れる熱さと、火照ってどうにかなってしまいそうな熱さに、リーンは身悶えするしかなかった。
「ああんっ…あっあっ…んっ…そこダメ…ひんっ…ああっ…」
…熱くて…気持ち良くて、おかしくなりそう…。
「あっあっ…つっ!!ああっ…!」
ルークがリーンの中に放ち、リーンもお湯の中のに、再び放っていた。
「…はぁ…はぁ…暑い…」
ルークは嬉しそうに口付けてくる。
それが、むず痒くて、ドキドキして、愛しかった…。
…もしかして、今なら最後の封印を解けるかも知れない…。
ルークに掛けられた魔法はほとんど解除された。
でも、最後の封印…。
それは、ルークが望んだ相手が認めたとき…。
ソフィアが言っていた、『見えないものが見えるようになったら、少しずつ魔法が解除される』
それは、大切な人との繋がり。
ルーク自信が大切だと思い、その相手もそれを望んだとき…。
…私が認めた時…。
「ルーク、私の魔力を感じて…」
「リーン?」
「…魔力の交合」
そうだ…ルークに伝えておかないと、いけない…。
「…子供達の事があってから…誰とも『魔力の交合』を、していないんだよ…」
今までなら、魔力を得るため、誰とでもしてきた。
でも、あれから…獣人族は番が、いれば強制してこないし、ましてや子供を産んでいれば、触れてきさえもしない。
匂いが変わるから、分かるそうだ。
「…だから…ルークだけだから…」
リーンが恥ずかしそうにそう言うと、リーンの中に埋められたモノがグッと質量を増した。
「あっ…」
「リーン」
ルークが顔を近付けて口付けしてくる。
それは離れず、口内を蹂躙する。
「んっ…」
ルークの魔力が流れてくる。
熱くて激しい、強い魔力…。
二人の魔力が交差して辺り一面に光を放ちだした。
「もう、ルークの魔力を遮るものはない…。うまく制御して使って…」
リーンはルークにもたれ掛かりながら、そう呟く。
「…ああ」
ルークがリーンの髪を撫でながら、囁く。
「愛してるよ…リーン。例え時間が違えど、それだけの間、俺が愛してあげるから…側にいてくれ…」
それは何度もルークから伝えられたこと。
今まで答えをあやふやにしていたこと…。
ルークの言う『愛』は、まだ分からないな。
だけど、はっきりと分かっていることは…。
「…好き…」
リーンは始めて口にした。
言葉にして言うのは恥ずかしいが、それが今のリーンにとって精一杯…。
そっとルークを見ると、驚いて、そして微笑んで口付けてきた。
「…リーン」
「…ルーク」
もう、言葉はいらない。
互いに疲れはてるまで、貪りあった。
ルークはリーンに口付けると、リーンの両足を抱え上げ、下から連続で突き上げ始めた。
「待って…あっあっ…」
お湯がバシャバシャと跳ね上がり、リーンは落ちないようにルークにしがみついた。
お湯の中の熱さと、突き上げられ擦れる熱さと、火照ってどうにかなってしまいそうな熱さに、リーンは身悶えするしかなかった。
「ああんっ…あっあっ…んっ…そこダメ…ひんっ…ああっ…」
…熱くて…気持ち良くて、おかしくなりそう…。
「あっあっ…つっ!!ああっ…!」
ルークがリーンの中に放ち、リーンもお湯の中のに、再び放っていた。
「…はぁ…はぁ…暑い…」
ルークは嬉しそうに口付けてくる。
それが、むず痒くて、ドキドキして、愛しかった…。
…もしかして、今なら最後の封印を解けるかも知れない…。
ルークに掛けられた魔法はほとんど解除された。
でも、最後の封印…。
それは、ルークが望んだ相手が認めたとき…。
ソフィアが言っていた、『見えないものが見えるようになったら、少しずつ魔法が解除される』
それは、大切な人との繋がり。
ルーク自信が大切だと思い、その相手もそれを望んだとき…。
…私が認めた時…。
「ルーク、私の魔力を感じて…」
「リーン?」
「…魔力の交合」
そうだ…ルークに伝えておかないと、いけない…。
「…子供達の事があってから…誰とも『魔力の交合』を、していないんだよ…」
今までなら、魔力を得るため、誰とでもしてきた。
でも、あれから…獣人族は番が、いれば強制してこないし、ましてや子供を産んでいれば、触れてきさえもしない。
匂いが変わるから、分かるそうだ。
「…だから…ルークだけだから…」
リーンが恥ずかしそうにそう言うと、リーンの中に埋められたモノがグッと質量を増した。
「あっ…」
「リーン」
ルークが顔を近付けて口付けしてくる。
それは離れず、口内を蹂躙する。
「んっ…」
ルークの魔力が流れてくる。
熱くて激しい、強い魔力…。
二人の魔力が交差して辺り一面に光を放ちだした。
「もう、ルークの魔力を遮るものはない…。うまく制御して使って…」
リーンはルークにもたれ掛かりながら、そう呟く。
「…ああ」
ルークがリーンの髪を撫でながら、囁く。
「愛してるよ…リーン。例え時間が違えど、それだけの間、俺が愛してあげるから…側にいてくれ…」
それは何度もルークから伝えられたこと。
今まで答えをあやふやにしていたこと…。
ルークの言う『愛』は、まだ分からないな。
だけど、はっきりと分かっていることは…。
「…好き…」
リーンは始めて口にした。
言葉にして言うのは恥ずかしいが、それが今のリーンにとって精一杯…。
そっとルークを見ると、驚いて、そして微笑んで口付けてきた。
「…リーン」
「…ルーク」
もう、言葉はいらない。
互いに疲れはてるまで、貪りあった。
0
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい
椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。
その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。
婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!!
婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。
攻めズ
ノーマルなクール王子
ドMぶりっ子
ドS従者
×
Sムーブに悩むツッコミぼっち受け
作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。

次男は愛される
那野ユーリ
BL
ゴージャス美形の長男×自称平凡な次男
佐奈が小学三年の時に父親の再婚で出来た二人の兄弟。美しすぎる兄弟に挟まれながらも、佐奈は家族に愛され育つ。そんな佐奈が禁断の恋に悩む。
素敵すぎる表紙は〝fum☆様〟から頂きました♡
無断転載は厳禁です。
【タイトル横の※印は性描写が入ります。18歳未満の方の閲覧はご遠慮下さい。】
12月末にこちらの作品は非公開といたします。ご了承くださいませ。
近況ボードをご覧下さい。
ヤンキーDKの献身
ナムラケイ
BL
スパダリ高校生×こじらせ公務員のBLです。
ケンカ上等、金髪ヤンキー高校生の三沢空乃は、築51年のオンボロアパートで一人暮らしを始めることに。隣人の近間行人は、お堅い公務員かと思いきや、夜な夜な違う男と寝ているビッチ系ネコで…。
性描写があるものには、タイトルに★をつけています。
行人の兄が主人公の「戦闘機乗りの劣情」(完結済み)も掲載しています。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
【R18+BL】ハデな彼に、躾けられた、地味な僕
hosimure
BL
僕、大祇(たいし)永河(えいが)は自分で自覚するほど、地味で平凡だ。
それは容姿にも性格にも表れていた。
なのに…そんな僕を傍に置いているのは、学校で強いカリスマ性を持つ新真(しんま)紗神(さがみ)。
一年前から強制的に同棲までさせて…彼は僕を躾ける。
僕は彼のことが好きだけど、彼のことを本気で思うのならば別れた方が良いんじゃないだろうか?
★BL&R18です。
早く惚れてよ、怖がりナツ
ぱんなこった。
BL
幼少期のトラウマのせいで男性が怖くて苦手な男子高校生1年の那月(なつ)16歳。女友達はいるものの、男子と上手く話す事すらできず、ずっと周りに煙たがられていた。
このままではダメだと、高校でこそ克服しようと思いつつも何度も玉砕してしまう。
そしてある日、そんな那月をからかってきた同級生達に襲われそうになった時、偶然3年生の彩世(いろせ)がやってくる。
一見、真面目で大人しそうな彩世は、那月を助けてくれて…
那月は初めて、男子…それも先輩とまともに言葉を交わす。
ツンデレ溺愛先輩×男が怖い年下後輩
《表紙はフリーイラスト@oekakimikasuke様のものをお借りしました》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる