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蜜月
お風呂 2 ***
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「俺はまだだぞ…」
ルークはリーンに口付けると、リーンの両足を抱え上げ、下から連続で突き上げ始めた。
「待って…あっあっ…」
お湯がバシャバシャと跳ね上がり、リーンは落ちないようにルークにしがみついた。
お湯の中の熱さと、突き上げられ擦れる熱さと、火照ってどうにかなってしまいそうな熱さに、リーンは身悶えするしかなかった。
「ああんっ…あっあっ…んっ…そこダメ…ひんっ…ああっ…」
…熱くて…気持ち良くて、おかしくなりそう…。
「あっあっ…つっ!!ああっ…!」
ルークがリーンの中に放ち、リーンもお湯の中のに、再び放っていた。
「…はぁ…はぁ…暑い…」
ルークは嬉しそうに口付けてくる。
それが、むず痒くて、ドキドキして、愛しかった…。
…もしかして、今なら最後の封印を解けるかも知れない…。
ルークに掛けられた魔法はほとんど解除された。
でも、最後の封印…。
それは、ルークが望んだ相手が認めたとき…。
ソフィアが言っていた、『見えないものが見えるようになったら、少しずつ魔法が解除される』
それは、大切な人との繋がり。
ルーク自信が大切だと思い、その相手もそれを望んだとき…。
…私が認めた時…。
「ルーク、私の魔力を感じて…」
「リーン?」
「…魔力の交合」
そうだ…ルークに伝えておかないと、いけない…。
「…子供達の事があってから…誰とも『魔力の交合』を、していないんだよ…」
今までなら、魔力を得るため、誰とでもしてきた。
でも、あれから…獣人族は番が、いれば強制してこないし、ましてや子供を産んでいれば、触れてきさえもしない。
匂いが変わるから、分かるそうだ。
「…だから…ルークだけだから…」
リーンが恥ずかしそうにそう言うと、リーンの中に埋められたモノがグッと質量を増した。
「あっ…」
「リーン」
ルークが顔を近付けて口付けしてくる。
それは離れず、口内を蹂躙する。
「んっ…」
ルークの魔力が流れてくる。
熱くて激しい、強い魔力…。
二人の魔力が交差して辺り一面に光を放ちだした。
「もう、ルークの魔力を遮るものはない…。うまく制御して使って…」
リーンはルークにもたれ掛かりながら、そう呟く。
「…ああ」
ルークがリーンの髪を撫でながら、囁く。
「愛してるよ…リーン。例え時間が違えど、それだけの間、俺が愛してあげるから…側にいてくれ…」
それは何度もルークから伝えられたこと。
今まで答えをあやふやにしていたこと…。
ルークの言う『愛』は、まだ分からないな。
だけど、はっきりと分かっていることは…。
「…好き…」
リーンは始めて口にした。
言葉にして言うのは恥ずかしいが、それが今のリーンにとって精一杯…。
そっとルークを見ると、驚いて、そして微笑んで口付けてきた。
「…リーン」
「…ルーク」
もう、言葉はいらない。
互いに疲れはてるまで、貪りあった。
ルークはリーンに口付けると、リーンの両足を抱え上げ、下から連続で突き上げ始めた。
「待って…あっあっ…」
お湯がバシャバシャと跳ね上がり、リーンは落ちないようにルークにしがみついた。
お湯の中の熱さと、突き上げられ擦れる熱さと、火照ってどうにかなってしまいそうな熱さに、リーンは身悶えするしかなかった。
「ああんっ…あっあっ…んっ…そこダメ…ひんっ…ああっ…」
…熱くて…気持ち良くて、おかしくなりそう…。
「あっあっ…つっ!!ああっ…!」
ルークがリーンの中に放ち、リーンもお湯の中のに、再び放っていた。
「…はぁ…はぁ…暑い…」
ルークは嬉しそうに口付けてくる。
それが、むず痒くて、ドキドキして、愛しかった…。
…もしかして、今なら最後の封印を解けるかも知れない…。
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でも、最後の封印…。
それは、ルークが望んだ相手が認めたとき…。
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それは、大切な人との繋がり。
ルーク自信が大切だと思い、その相手もそれを望んだとき…。
…私が認めた時…。
「ルーク、私の魔力を感じて…」
「リーン?」
「…魔力の交合」
そうだ…ルークに伝えておかないと、いけない…。
「…子供達の事があってから…誰とも『魔力の交合』を、していないんだよ…」
今までなら、魔力を得るため、誰とでもしてきた。
でも、あれから…獣人族は番が、いれば強制してこないし、ましてや子供を産んでいれば、触れてきさえもしない。
匂いが変わるから、分かるそうだ。
「…だから…ルークだけだから…」
リーンが恥ずかしそうにそう言うと、リーンの中に埋められたモノがグッと質量を増した。
「あっ…」
「リーン」
ルークが顔を近付けて口付けしてくる。
それは離れず、口内を蹂躙する。
「んっ…」
ルークの魔力が流れてくる。
熱くて激しい、強い魔力…。
二人の魔力が交差して辺り一面に光を放ちだした。
「もう、ルークの魔力を遮るものはない…。うまく制御して使って…」
リーンはルークにもたれ掛かりながら、そう呟く。
「…ああ」
ルークがリーンの髪を撫でながら、囁く。
「愛してるよ…リーン。例え時間が違えど、それだけの間、俺が愛してあげるから…側にいてくれ…」
それは何度もルークから伝えられたこと。
今まで答えをあやふやにしていたこと…。
ルークの言う『愛』は、まだ分からないな。
だけど、はっきりと分かっていることは…。
「…好き…」
リーンは始めて口にした。
言葉にして言うのは恥ずかしいが、それが今のリーンにとって精一杯…。
そっとルークを見ると、驚いて、そして微笑んで口付けてきた。
「…リーン」
「…ルーク」
もう、言葉はいらない。
互いに疲れはてるまで、貪りあった。
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