神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

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カザンナ王国

少しだけ… ***

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「…少しだけ…隣にキリトもいるし…聞こえて…んんっ…」
 早急に頭が引き寄せられ、唇が重なる。
 唇が離されると、寝巻きが肩から引き降ろされ、直接胸の突起に触れながら、背中に口付けてきた。

「んんっ…」
 甘い痺れがゆっくりと全身に伝わり、身体が火照ってくる。 
 ルークの手がお腹をなぞるように下りていって、はだけた寝巻きの下でち上がり始めた、リーンの中心を掴み、上下に擦り始めた。
「…あっ…んんっ…」
 ゆっくりとなぞられ、ブルリと身体が震え、臀部に感じるルークの固いモノが当たって、ドキドキしてくる。
「んっ…ルーク…」
 グチュグチュと音をたて始めると、ルークはリーンをベッドに仰向けに押し倒し、欲情に赤く染まったリーンを見下ろした。
 はだけた寝巻きから、赤くツンと胸の突起が立ち上がり、裾は腰まで捲れ上がって、蜜を溢す中心が震えてち上がっている。
 ルークは、固くち上がった中心を取り出すと、リーンの膝を割り、後孔に擦り付けた。
「んんっ…」
 リーンの後孔は溢した蜜で、すでに濡れていて、ルークの先端が入口にまる。
 リーンの後孔はヒクヒクと動き、飲み込もうとするが、それ以上は入れてくれない。
「少しだけ…なんだろう…」
 ルークが意地悪そうな顔をして、リーンを見下ろしてくる。
「そう言う…意味じゃ…んんっ…無くて…」
 …触れているところが、熱い…。
「んんっ…」
 ルークがゆっくりと挿入してきて、もどかしくなって、もっと欲しくて、リーンの腰が揺れる。
「んっ…あっ…はぁ…はぁ…んっ…」
 焦らされて、蜜がトロトロと溢れ落ち、リーンのお腹を濡らす。
「んんっ…やっ…」
「…くっ…」
 途中まで入ってきて、戻っていくので、リーンは抜けないように締め付けると、ルークが小さくうめき声を上げた。
 中はまだ固いまま、主張している。
「…奥…欲しい…」
 リーンは、たまらなくなって、そう呟いた。
 もっと奥まで…貫いて…。
 訴えるようにルークを見上げると、両足を抱えられ、さっきよりは素早く侵入してきた。
「ああっ…んっ…あっあっ…んんっ…」
 奥へ奥へと打ち付けられ、パチュンパチュンと水音をたてて、ルークが中を掻き回す。
「あああっ…いぃ…そこ…あああっ…あっあっ…ああっ…!!」
「つっ…!!」
 リーンの身体がベッドで跳ね、白濁を放ち、ベッドに沈んだ。
 焦らされた分、身体が敏感になって、全身に甘い痺れを残し、脱力した。
「…はぁ…はぁ…はぁ…」
 二人が荒い息を整えていると、隣の部屋からコンコンと、扉がノックされた。
 ハッとして扉の方を向く。
「チビ達が起きるから、もう少し、静かにヤってくれ…」
 キリトの声が聞こえて、ドキリとし、ルークと顔を見合わせる。
 …そうだった。
 隣にあるもう一つの寝室には、キリトと子供達が寝ている…。
 …それすら、忘れていた。
 どちらともなく、二人はクスクスと笑いだした。
 そしてついばむように、唇を触れあわせ、身体を重ね合わせて、震わせた。


 




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