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水中都市~フールシアの溺愛~ *リーンの過去編です*
竜犯 ***
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フールシアに抱き上げられ、湖の波打ち際に来ると、二人を『水疱』が、包んだ。
「どこへ行くつもりだ!」
フールシアは無言のまま、水中に潜った。
しばらく水中を進み、岩場の近くで浮上した。
ソコは陸地が程近い、岬のような所だった。
その岬の岩肌に洞窟が有り、その中へと進んで行った。
中に入ると『光玉』が発光して、辺りを照らす。
「…何でこんな所に、部屋みたいなのが有るんだよ…」
ソコには、大人五人が余裕で寝転べる、高さの低い、巨大なベットだけが置いてあった。
「ここは、竜体で寝そべる場所の一つだ」
「…。」
リーンがベットに降ろされると、逃げないように膝で太ももを押さえられ、フールシアは服を脱ぎ出した。
「…まだ、竜体ではやってなかったからな…」
「なっ!」
一度見た、丈は倍ほどの水竜…。
「その前に、俺の好きな顔を見せてくれ」
そう言ってフールシアはリーンに口付けた。
「ああああぁぁっ!」
もう、何度イッたのか分からない。
フールシアにのし掛かられ、身体中に痛みに似た印を付けられ、穿たれたモノが身体の中でドクドクと、脈を打っている。
理性が飛び、身体の力が抜け、されるがままになっているが、かろうじて意識があり、熱く火照る身体をどうにかして欲しかった。
腰を高く上げ、背後から穿たれたまま、フールシアが身体を重ね、シーツを掴む手を捕まえるように、手を重ねてきた。
まるで逃げられないように、両手共に押さえられ、戸惑う間もなく、それが始まった。
重ねられた手がゆっくりと紺色に変わり、爪が伸びて、鱗が現れる。
このままの体勢で竜体に変わる!
中に穿たれたモノも大きくなってきて、みっちりと中を圧迫する。
「あっ!嫌あっ!」
逃れようとしても、しっかりと押さえ込まれていて、逃れられない。
その間にも、徐々に大きくなって、その恐怖に涙が溢れ、唾液が口からこぼれ落ち、シーツを濡らした。
「ああっ…ああっ…あああああ!!」
竜体に変化が終わったのか、身体の中の動きが止まった。
…意識が飛ばなかったのが、幸か不幸か…。
身体の中で大きなモノが、熱く脈打っている…。
『キツくて気持ちいい…』
熱を帯びた声が背後から聞こえる。
こっちは引き裂かれるかと思ったぞ!
苦しくて、声が出せない…。
恐怖で吹き出した背中の汗を、竜体が大きくて分厚い舌で舐め始める。
『受け入れるように魔法で、身体の中を少し動かしたが、気持ち悪くないか?』
身体の中を動かした?!
…何て事をしてくれたんだ!
「…なに…やっ…て…」
絞り出すように掠れた声がやっとでたが、これ以上は無理だった。
フールシアが首筋を舐める。
『お前を食らいくつしたい…』
そう言って、身体を揺さぶり出した。
「あああああぁ!!」
圧迫して苦しいのと、擦れて痛くて気持ちいいのと、いろんなモノが混じっておかしくなりそうだった。
意識は薄れていき、リーンの叫び声が洞窟内に響き渡った。
『…俺のモノだ』
何か言っていたが、リーンの耳には届いていなかった。
「どこへ行くつもりだ!」
フールシアは無言のまま、水中に潜った。
しばらく水中を進み、岩場の近くで浮上した。
ソコは陸地が程近い、岬のような所だった。
その岬の岩肌に洞窟が有り、その中へと進んで行った。
中に入ると『光玉』が発光して、辺りを照らす。
「…何でこんな所に、部屋みたいなのが有るんだよ…」
ソコには、大人五人が余裕で寝転べる、高さの低い、巨大なベットだけが置いてあった。
「ここは、竜体で寝そべる場所の一つだ」
「…。」
リーンがベットに降ろされると、逃げないように膝で太ももを押さえられ、フールシアは服を脱ぎ出した。
「…まだ、竜体ではやってなかったからな…」
「なっ!」
一度見た、丈は倍ほどの水竜…。
「その前に、俺の好きな顔を見せてくれ」
そう言ってフールシアはリーンに口付けた。
「ああああぁぁっ!」
もう、何度イッたのか分からない。
フールシアにのし掛かられ、身体中に痛みに似た印を付けられ、穿たれたモノが身体の中でドクドクと、脈を打っている。
理性が飛び、身体の力が抜け、されるがままになっているが、かろうじて意識があり、熱く火照る身体をどうにかして欲しかった。
腰を高く上げ、背後から穿たれたまま、フールシアが身体を重ね、シーツを掴む手を捕まえるように、手を重ねてきた。
まるで逃げられないように、両手共に押さえられ、戸惑う間もなく、それが始まった。
重ねられた手がゆっくりと紺色に変わり、爪が伸びて、鱗が現れる。
このままの体勢で竜体に変わる!
中に穿たれたモノも大きくなってきて、みっちりと中を圧迫する。
「あっ!嫌あっ!」
逃れようとしても、しっかりと押さえ込まれていて、逃れられない。
その間にも、徐々に大きくなって、その恐怖に涙が溢れ、唾液が口からこぼれ落ち、シーツを濡らした。
「ああっ…ああっ…あああああ!!」
竜体に変化が終わったのか、身体の中の動きが止まった。
…意識が飛ばなかったのが、幸か不幸か…。
身体の中で大きなモノが、熱く脈打っている…。
『キツくて気持ちいい…』
熱を帯びた声が背後から聞こえる。
こっちは引き裂かれるかと思ったぞ!
苦しくて、声が出せない…。
恐怖で吹き出した背中の汗を、竜体が大きくて分厚い舌で舐め始める。
『受け入れるように魔法で、身体の中を少し動かしたが、気持ち悪くないか?』
身体の中を動かした?!
…何て事をしてくれたんだ!
「…なに…やっ…て…」
絞り出すように掠れた声がやっとでたが、これ以上は無理だった。
フールシアが首筋を舐める。
『お前を食らいくつしたい…』
そう言って、身体を揺さぶり出した。
「あああああぁ!!」
圧迫して苦しいのと、擦れて痛くて気持ちいいのと、いろんなモノが混じっておかしくなりそうだった。
意識は薄れていき、リーンの叫び声が洞窟内に響き渡った。
『…俺のモノだ』
何か言っていたが、リーンの耳には届いていなかった。
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