66 / 462
水中都市~フールシアの溺愛~ *リーンの過去編です*
竜犯 ***
しおりを挟む
フールシアに抱き上げられ、湖の波打ち際に来ると、二人を『水疱』が、包んだ。
「どこへ行くつもりだ!」
フールシアは無言のまま、水中に潜った。
しばらく水中を進み、岩場の近くで浮上した。
ソコは陸地が程近い、岬のような所だった。
その岬の岩肌に洞窟が有り、その中へと進んで行った。
中に入ると『光玉』が発光して、辺りを照らす。
「…何でこんな所に、部屋みたいなのが有るんだよ…」
ソコには、大人五人が余裕で寝転べる、高さの低い、巨大なベットだけが置いてあった。
「ここは、竜体で寝そべる場所の一つだ」
「…。」
リーンがベットに降ろされると、逃げないように膝で太ももを押さえられ、フールシアは服を脱ぎ出した。
「…まだ、竜体ではやってなかったからな…」
「なっ!」
一度見た、丈は倍ほどの水竜…。
「その前に、俺の好きな顔を見せてくれ」
そう言ってフールシアはリーンに口付けた。
「ああああぁぁっ!」
もう、何度イッたのか分からない。
フールシアにのし掛かられ、身体中に痛みに似た印を付けられ、穿たれたモノが身体の中でドクドクと、脈を打っている。
理性が飛び、身体の力が抜け、されるがままになっているが、かろうじて意識があり、熱く火照る身体をどうにかして欲しかった。
腰を高く上げ、背後から穿たれたまま、フールシアが身体を重ね、シーツを掴む手を捕まえるように、手を重ねてきた。
まるで逃げられないように、両手共に押さえられ、戸惑う間もなく、それが始まった。
重ねられた手がゆっくりと紺色に変わり、爪が伸びて、鱗が現れる。
このままの体勢で竜体に変わる!
中に穿たれたモノも大きくなってきて、みっちりと中を圧迫する。
「あっ!嫌あっ!」
逃れようとしても、しっかりと押さえ込まれていて、逃れられない。
その間にも、徐々に大きくなって、その恐怖に涙が溢れ、唾液が口からこぼれ落ち、シーツを濡らした。
「ああっ…ああっ…あああああ!!」
竜体に変化が終わったのか、身体の中の動きが止まった。
…意識が飛ばなかったのが、幸か不幸か…。
身体の中で大きなモノが、熱く脈打っている…。
『キツくて気持ちいい…』
熱を帯びた声が背後から聞こえる。
こっちは引き裂かれるかと思ったぞ!
苦しくて、声が出せない…。
恐怖で吹き出した背中の汗を、竜体が大きくて分厚い舌で舐め始める。
『受け入れるように魔法で、身体の中を少し動かしたが、気持ち悪くないか?』
身体の中を動かした?!
…何て事をしてくれたんだ!
「…なに…やっ…て…」
絞り出すように掠れた声がやっとでたが、これ以上は無理だった。
フールシアが首筋を舐める。
『お前を食らいくつしたい…』
そう言って、身体を揺さぶり出した。
「あああああぁ!!」
圧迫して苦しいのと、擦れて痛くて気持ちいいのと、いろんなモノが混じっておかしくなりそうだった。
意識は薄れていき、リーンの叫び声が洞窟内に響き渡った。
『…俺のモノだ』
何か言っていたが、リーンの耳には届いていなかった。
「どこへ行くつもりだ!」
フールシアは無言のまま、水中に潜った。
しばらく水中を進み、岩場の近くで浮上した。
ソコは陸地が程近い、岬のような所だった。
その岬の岩肌に洞窟が有り、その中へと進んで行った。
中に入ると『光玉』が発光して、辺りを照らす。
「…何でこんな所に、部屋みたいなのが有るんだよ…」
ソコには、大人五人が余裕で寝転べる、高さの低い、巨大なベットだけが置いてあった。
「ここは、竜体で寝そべる場所の一つだ」
「…。」
リーンがベットに降ろされると、逃げないように膝で太ももを押さえられ、フールシアは服を脱ぎ出した。
「…まだ、竜体ではやってなかったからな…」
「なっ!」
一度見た、丈は倍ほどの水竜…。
「その前に、俺の好きな顔を見せてくれ」
そう言ってフールシアはリーンに口付けた。
「ああああぁぁっ!」
もう、何度イッたのか分からない。
フールシアにのし掛かられ、身体中に痛みに似た印を付けられ、穿たれたモノが身体の中でドクドクと、脈を打っている。
理性が飛び、身体の力が抜け、されるがままになっているが、かろうじて意識があり、熱く火照る身体をどうにかして欲しかった。
腰を高く上げ、背後から穿たれたまま、フールシアが身体を重ね、シーツを掴む手を捕まえるように、手を重ねてきた。
まるで逃げられないように、両手共に押さえられ、戸惑う間もなく、それが始まった。
重ねられた手がゆっくりと紺色に変わり、爪が伸びて、鱗が現れる。
このままの体勢で竜体に変わる!
中に穿たれたモノも大きくなってきて、みっちりと中を圧迫する。
「あっ!嫌あっ!」
逃れようとしても、しっかりと押さえ込まれていて、逃れられない。
その間にも、徐々に大きくなって、その恐怖に涙が溢れ、唾液が口からこぼれ落ち、シーツを濡らした。
「ああっ…ああっ…あああああ!!」
竜体に変化が終わったのか、身体の中の動きが止まった。
…意識が飛ばなかったのが、幸か不幸か…。
身体の中で大きなモノが、熱く脈打っている…。
『キツくて気持ちいい…』
熱を帯びた声が背後から聞こえる。
こっちは引き裂かれるかと思ったぞ!
苦しくて、声が出せない…。
恐怖で吹き出した背中の汗を、竜体が大きくて分厚い舌で舐め始める。
『受け入れるように魔法で、身体の中を少し動かしたが、気持ち悪くないか?』
身体の中を動かした?!
…何て事をしてくれたんだ!
「…なに…やっ…て…」
絞り出すように掠れた声がやっとでたが、これ以上は無理だった。
フールシアが首筋を舐める。
『お前を食らいくつしたい…』
そう言って、身体を揺さぶり出した。
「あああああぁ!!」
圧迫して苦しいのと、擦れて痛くて気持ちいいのと、いろんなモノが混じっておかしくなりそうだった。
意識は薄れていき、リーンの叫び声が洞窟内に響き渡った。
『…俺のモノだ』
何か言っていたが、リーンの耳には届いていなかった。
0
お気に入りに追加
111
あなたにおすすめの小説

転生したら魔王の息子だった。しかも出来損ないの方の…
月乃
BL
あぁ、やっとあの地獄から抜け出せた…
転生したと気づいてそう思った。
今世は周りの人も優しく友達もできた。
それもこれも弟があの日動いてくれたからだ。
前世と違ってとても優しく、俺のことを大切にしてくれる弟。
前世と違って…?いいや、前世はひとりぼっちだった。仲良くなれたと思ったらいつの間にかいなくなってしまった。俺に近づいたら消える、そんな噂がたって近づいてくる人は誰もいなかった。
しかも、両親は高校生の頃に亡くなっていた。
俺はこの幸せをなくならせたくない。
そう思っていた…

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

当て馬的ライバル役がメインヒーローに喰われる話
屑籠
BL
サルヴァラ王国の公爵家に生まれたギルバート・ロードウィーグ。
彼は、物語のそう、悪役というか、小悪党のような性格をしている。
そんな彼と、彼を溺愛する、物語のヒーローみたいにキラキラ輝いている平民、アルベルト・グラーツのお話。
さらっと読めるようなそんな感じの短編です。

けものとこいにおちまして
ゆきたな
BL
医者の父と大学教授の母と言うエリートの家に生まれつつも親の期待に応えられず、彼女にまでふられたカナタは目を覚ましたら洞窟の中で二匹の狼に挟まれていた。状況が全然わからないカナタに狼がただの狼ではなく人狼であると明かす。異世界で出会った人狼の兄弟。兄のガルフはカナタを自分のものにしたいと行動に出るが、カナタは近付くことに戸惑い…。ガルフと弟のルウと一緒にいたいと奔走する異種族ファミリー系BLストーリー。
皇帝に追放された騎士団長の試される忠義
大田ネクロマンサー
BL
若干24歳の若き皇帝が統治するベリニア帝国。『金獅子の双腕』の称号で騎士団長兼、宰相を務める皇帝の側近、レシオン・ド・ミゼル(レジー/ミゼル卿)が突如として国外追放を言い渡される。
帝国中に慕われていた金獅子の双腕に下された理不尽な断罪に、国民は様々な憶測を立てる。ーー金獅子の双腕の叔父に婚約破棄された皇紀リベリオが虎視眈々と復讐の機会を狙っていたのではないか?
国民の憶測に無言で帝国を去るレシオン・ド・ミゼル。船で知り合った少年ミオに懐かれ、なんとか不毛の大地で生きていくレジーだったが……彼には誰にも知られたくない秘密があった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる