57 / 462
水中都市~フールシアの溺愛~ *リーンの過去編です*
竜人族のフールシア 1 **
しおりを挟む
久しぶりに献上品があると言われ、城の中の一室に向かった。
城での執務に飽き飽きしていた所だったので、ちょうどいい。
水中都市の管理など面倒臭く、誰か変わって欲しかった。
代々、水竜の一族が管理していて、俺が担当になってからかなりの年月が過ぎている。
誰も変わってくれない…。
時折、一人になりたくて、通気孔の側に小屋を作った。
本体の竜の姿に戻り、惰眠を貪るだけのための小屋。
そして時折、魚人達が戯れの献上品を持ってくる。
だがそれは、脆く壊れやすい…。
長い年月の慰めに…連れてこられるが、すぐに飽きてしまう。
今回は「体液に魔力を含む」と、言っていた。
そんな者は、今まで聞いたことが無かった。
陸地では、まれにいるのだろうか。
部屋に入り、ベットを囲む布を開けた。
そこには色白い、漆黒の髪の細い青年がいて、驚いたようにこちらを見上げてきた。
部屋係の魚人の男が、垂れ下がる布を左右の柱に結び止め、部屋を出ていく。
フールシアはじっと青年を眺め、ニヤリと笑う。
「漆黒の髪に、きつめの緑色の瞳に、白い肌。…俺の趣味をよく分かっているじゃないか」
細身だか、真のしっかりした少しきつめな感じが、快楽に溺れていくのを見るのが楽しみだ。
フールシアはベッドの上に乗り、両手で青年の頬に触れた。
見た目より、体温が高い。
青年の首筋をなぞり、ローブの中に手を入れ、肩から一気に引きずり下ろし、上半身を剥き出しにした。
ほどよく筋肉がついていて、弾力性が有りそうだ。
「!?…なっ!」
「いい、肌触りだ」
「離せ!」
…良い声だ。
青年を押し倒し、首筋に舌を這わせ、胸の突起に触れた。
「つっっ…!」
青年の両手は脱がしたローブに引っ掛かって、動かせないから、眺めるのには、ちょうどいい。
「人魚達にもさせたのだろう。…もう、赤くなって立ってるぞ」
右側の突起をクニクニとなぶり、もう片方は舌先で転がし始めた。
「つっ…くっ…っ…」
「いい反応だ」
ニヤニヤと笑いながら甘噛みする。
「ああっ…!」
腰に来る声を出され、下半身が反応してきている。
フールシアは摘まんでは爪を立てたり、舌を這わして、耐えている反応を楽しんだ。
「くっ…」
青年の勃ち上がってきたモノに、自分の固いモノを押し付け、布越しにゴリゴリと擦り付けた。
「ひぁっ!」
「久しぶりに滾るな」
両足の膝を立てて開かせ、ずり落ちるローブを捲り上げて、半勃のモノを視観する。
「こっちも、いい形だ」
手を伸ばし掴み擦り始めた。
「うっ…くっ…」
耐える声が、下半身を熱くする。
先端を擦り、とろりと蜜が滲み出てきて、次第にくちゅくちゅと音がし始め、青年の腰が揺れ始めた。
「あっ…はぁっ…」
甘い吐息が漏れる。
たまらない…!
白い肌が薄く赤く染まり始めた。
「いいね、その表情」
もっと見たくて、ニヤニヤと笑いながら強弱を付け、時々爪を立てた。
「あっ…んっっ…ああっっ…!」
強い刺激に蜜が溢れだす。
「そう言えば、お前の体液に魔力が含まれていると人魚達が言っていたが、本当か?」
フールシアは、流れ出る蜜で濡れた竿を、ペロリと舌で舐めた。
「ああっ…もう…止め…」
青年が身悶えし、甘い声を出す。
「甘い。魔力を含んでいる」
これは、辞められなくなりそうだ。
フールシアは再び舌を使って流れ出る蜜を舐めとり、もっと出せとばかりに指先で先端を擦り舌を這わした。
「…もっ…っっ…止め…あっ…」
青年の目から、苦しいのか涙が流れてきていた。
もがいていた為か、ローブに絡まっていた右手がずるりと外れ、青年は自らのモノに手を絡ませた。
茎を擦り、先端を指の腹で刺激して…。
フールシアは青年の自慰を眺めていた。
見ているだけで、滾り、早く挿入したかったが、楽しみは取っておくことにした。
もっと乱れる姿が見たい…。
「あぁ…ん…はぁ…はぁ…んっ…あっ…」
青年がイキかけたので、その直前で腕を掴み、手を引き離した。
「あっ…なん…で……」
青年は涙目になってフールシアを見上げてきた。
…たまらない。
この、乱れた姿を視観する。
開かれたままの股間は、勃ち上がってぷるぷると震え、溢す蜜は茎をつたい後孔をも濡らしていた。
その視線に耐え切れなかったのか、青年の腰が揺れた。
「…イカ…せ…て…」
甘くねだる姿に弾けそうになり、青年の勃ち上がったモノを咥え、舌先絡めとり突っついた。
「ああああっっ…!」
青年は腰を浮かし、白濁をフールシアの口の中に放った。
…甘い。
このまま、ココへ閉じ込めて、この甘い魔力を楽しもう。
フールシアはぐったりとベッドに沈む青年を見下ろし、笑みを浮かべた。
当分、楽しめそうだ。
城での執務に飽き飽きしていた所だったので、ちょうどいい。
水中都市の管理など面倒臭く、誰か変わって欲しかった。
代々、水竜の一族が管理していて、俺が担当になってからかなりの年月が過ぎている。
誰も変わってくれない…。
時折、一人になりたくて、通気孔の側に小屋を作った。
本体の竜の姿に戻り、惰眠を貪るだけのための小屋。
そして時折、魚人達が戯れの献上品を持ってくる。
だがそれは、脆く壊れやすい…。
長い年月の慰めに…連れてこられるが、すぐに飽きてしまう。
今回は「体液に魔力を含む」と、言っていた。
そんな者は、今まで聞いたことが無かった。
陸地では、まれにいるのだろうか。
部屋に入り、ベットを囲む布を開けた。
そこには色白い、漆黒の髪の細い青年がいて、驚いたようにこちらを見上げてきた。
部屋係の魚人の男が、垂れ下がる布を左右の柱に結び止め、部屋を出ていく。
フールシアはじっと青年を眺め、ニヤリと笑う。
「漆黒の髪に、きつめの緑色の瞳に、白い肌。…俺の趣味をよく分かっているじゃないか」
細身だか、真のしっかりした少しきつめな感じが、快楽に溺れていくのを見るのが楽しみだ。
フールシアはベッドの上に乗り、両手で青年の頬に触れた。
見た目より、体温が高い。
青年の首筋をなぞり、ローブの中に手を入れ、肩から一気に引きずり下ろし、上半身を剥き出しにした。
ほどよく筋肉がついていて、弾力性が有りそうだ。
「!?…なっ!」
「いい、肌触りだ」
「離せ!」
…良い声だ。
青年を押し倒し、首筋に舌を這わせ、胸の突起に触れた。
「つっっ…!」
青年の両手は脱がしたローブに引っ掛かって、動かせないから、眺めるのには、ちょうどいい。
「人魚達にもさせたのだろう。…もう、赤くなって立ってるぞ」
右側の突起をクニクニとなぶり、もう片方は舌先で転がし始めた。
「つっ…くっ…っ…」
「いい反応だ」
ニヤニヤと笑いながら甘噛みする。
「ああっ…!」
腰に来る声を出され、下半身が反応してきている。
フールシアは摘まんでは爪を立てたり、舌を這わして、耐えている反応を楽しんだ。
「くっ…」
青年の勃ち上がってきたモノに、自分の固いモノを押し付け、布越しにゴリゴリと擦り付けた。
「ひぁっ!」
「久しぶりに滾るな」
両足の膝を立てて開かせ、ずり落ちるローブを捲り上げて、半勃のモノを視観する。
「こっちも、いい形だ」
手を伸ばし掴み擦り始めた。
「うっ…くっ…」
耐える声が、下半身を熱くする。
先端を擦り、とろりと蜜が滲み出てきて、次第にくちゅくちゅと音がし始め、青年の腰が揺れ始めた。
「あっ…はぁっ…」
甘い吐息が漏れる。
たまらない…!
白い肌が薄く赤く染まり始めた。
「いいね、その表情」
もっと見たくて、ニヤニヤと笑いながら強弱を付け、時々爪を立てた。
「あっ…んっっ…ああっっ…!」
強い刺激に蜜が溢れだす。
「そう言えば、お前の体液に魔力が含まれていると人魚達が言っていたが、本当か?」
フールシアは、流れ出る蜜で濡れた竿を、ペロリと舌で舐めた。
「ああっ…もう…止め…」
青年が身悶えし、甘い声を出す。
「甘い。魔力を含んでいる」
これは、辞められなくなりそうだ。
フールシアは再び舌を使って流れ出る蜜を舐めとり、もっと出せとばかりに指先で先端を擦り舌を這わした。
「…もっ…っっ…止め…あっ…」
青年の目から、苦しいのか涙が流れてきていた。
もがいていた為か、ローブに絡まっていた右手がずるりと外れ、青年は自らのモノに手を絡ませた。
茎を擦り、先端を指の腹で刺激して…。
フールシアは青年の自慰を眺めていた。
見ているだけで、滾り、早く挿入したかったが、楽しみは取っておくことにした。
もっと乱れる姿が見たい…。
「あぁ…ん…はぁ…はぁ…んっ…あっ…」
青年がイキかけたので、その直前で腕を掴み、手を引き離した。
「あっ…なん…で……」
青年は涙目になってフールシアを見上げてきた。
…たまらない。
この、乱れた姿を視観する。
開かれたままの股間は、勃ち上がってぷるぷると震え、溢す蜜は茎をつたい後孔をも濡らしていた。
その視線に耐え切れなかったのか、青年の腰が揺れた。
「…イカ…せ…て…」
甘くねだる姿に弾けそうになり、青年の勃ち上がったモノを咥え、舌先絡めとり突っついた。
「ああああっっ…!」
青年は腰を浮かし、白濁をフールシアの口の中に放った。
…甘い。
このまま、ココへ閉じ込めて、この甘い魔力を楽しもう。
フールシアはぐったりとベッドに沈む青年を見下ろし、笑みを浮かべた。
当分、楽しめそうだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
105
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる