神の宿り木~旅の途中~ルーク~ …旅の終わりの始まり…⦅完結⦆

ゆう

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水中都市~フールシアの溺愛~ *リーンの過去編です*

湖の人魚 **

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 もう少しで足が付く浅瀬、と、言うところで、足に何かが絡まった。
「…?」
 何?と、思う間もなく、湖の中に引きずり込まれた。
「!!」
 空気の泡で視界が遮られ、隙間から見えたのは…人?
 違う!人魚だ!
 何でこんなところに!
 ふりはなそうとしても、どんどんと泳いでいく。
 まだ『空の石』が、多少機能しているから、苦しくないが、こんな勢いで引っ張られると、呼吸が出来なくなる!
 ヤバい!
 しばらく引っ張られると、足から人魚の手が離され、慌てて水面を目指した。
 満月の光のおかげで、まだ明るい。
 水面に顔を出すと、陸地からかなり離れていて、リーンは再び空に向かって手を上げた。
「『空の石』!」
 空中が渦巻き、リーンの手の中に集まる。が、それを口に含む前に、再び水中へ引きずり込まれた。
 リーンは慌てて、口に含み水中を見た。
 やはり人魚…。
 長い髪を水の中で漂わせ、上半身が女性の身体で下半身が魚の姿をしていて、足を掴んでいる手には水掻きが見える…。
 海にしか生息しないはずなのに、なんで、湖にいるんだ!
 それも、もう一体…。
 こっちに向かって泳いで来る魚影が見える…。
「…。」
 足を掴んでいた人魚が、撫でるように足を触り始めた。
 ゾワリと背筋に寒気が走る。
 足首からゆっくりと撫で上げ、太股を撫でられ、彼女は目的のモノを見つけると、ギュッとつかんできた。
「つっ!」
 嘘だろ!!
 湖に入るとき、服を脱いだので全裸のままだ。
 隠しようも無いが、だからと言って、そんな所をつかんで来るなんて思いもしない。
 人魚を見下ろすと、彼女はそれに唇を這わし、吸い付いて、舌で舐め始めた。
「…んんっっ…!」
 ゾワリとして身体が震える。
 水中では、逃げようにも自由が効かない!
 もがいても、水を掻くだけ…。
 気付けないと、『空の石』が口から出てしまう!
 股間に顔を埋める人魚の頭をつかんだ。
 …離せ…!そんな所を咥えるんじゃない!
「んっ…っっ…」
 …なんとも言えない痺れが、下半身を襲う。
 不意に、背後にピッタリと誰かが身体を張り付けてきた。
「!!」
 振り向くと、もう一人の人魚が背後から抱き締めてきて、胸を押し付けてくる。
 ひんやりと冷たい肌が触れ、前に腕が回され、腰から胸へと撫で回して、胸の突起を摘まんで、捏ね回し始めた。
「…つっ!」
 ダメだ!逃げられない!
 人魚の口で育てられたモノは硬くっていた。
 くっ…そっ…っっ…!
 リーンは両手を口に当てて、『空の石』が飛び出さないようにするのが精一杯だった。
「つっ…んんっ…んんっ…んっ!」
 リーンは我慢出来ず、人魚の口の中に放つと、人魚はソレを飲み干し、目を見開いてリーンを見上げてきた。
 はぁ…はぁ…。
 心臓がバクバクいっているが、呼吸がうまく出来なくて苦しい…。
 いつの間にか、身体が反転させられたのか、背後にいた人魚が前にいて、胸の突起を舌で転がされていた。
「つっ…!」
 そのまま撫でるように舌を這わし、萎えていたモノを擦り始めた。
「んんっ…んんっ…んっ…つっ…んっ…」
 口を押さえる手から空気が漏れ、水泡すいほうが視界を遮る。
 もう一人の人魚が、冷たい手で背中を撫で、尾てい骨の上を通り、後孔に触れた。
 嘘だろ…!
 背後の人魚は後の入口を指の腹でなぶり、狭い入口に指をズブリと射し込んで来た。
「んんっ!」
 冷たい人魚の指が中をまさぐる。
 もう…止めてくれ…!
 前にいた人魚は、後の刺激に勃ち上がり始めたモノを咥え、両手で尻タブを掴み、左右に拡げ、後の人魚が二本目の指を射し込んで、かき回し始めた。
「んんっ!んんっ!つっ…!」
 リーンは再び人魚の口の中に放つと、慣れない水中での行為と、水圧と、息が苦しくなってきたのとで、放心状態になってしまった。
 抵抗が無くなったリーンの身体を人魚は抱えて、再び泳ぎ出し、さっきよりスピードも早く、水中の水圧に付いていけなかったリーンは、そのまま意識を失った。 

 
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