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緑の館
森の湖 4 **
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「…リーンは…無防備すぎる…」
そう言って、顔が近付いてきて、唇が触れる…。
茫然としていると、唇が一度離れ、今度は吸い付くように口の中に舌を入れてきた。
「…んんっ…んっっ…」
なっ何が起こっている!
目を見開くと、ルークの金髪が前で揺れる。
「んっ…あっ…ルーク…ちょっ…まっ…んっっ…」
口の中にまだ残っていた『空の石』が二人の間を行ったり来たりして、口内を掻き回される。
「…んっ…ちょっ…んっっ…」
息は苦しいけれど、久しぶりで…気持ちいい…。
ルークの魔力が流れてくる…。
その魔力を受け入れると、魔力が物凄い勢いで、回復していくのが分かる…。
…相性が…良すぎる…。
…ルークと『魔力の交合』をすれば、完全回復してしまうのてはないか、と思うくらい気持ちいい…。
「んっっ…はぁっ…」
このまま流されてはいけない…。
…だけど…。
唇がゆっくりと離れ、飲みきれなかった唾液があごを伝って首筋に流れていく。
ルークに身体を引っ張り上げられ、隣に座るルークの身体の上に乗せられ、バシャリと水が跳ねる。
「…ルー…」
頭が引き寄せられ、再び唇が重ねられた。
ヤバいって、この体勢…。
リーンはルークの身体を跨ぐ様に太ももに座り、ルークの手で腰が引き寄せられ、バランスを崩し肩に捕まった。
「つっ…!」
リーンは跨いでいるところに当たる固いモノが、何か分かり頬を染めた。
互いに下着しか身に付けて、いないのだからソノ熱も伝わってきて、狼狽える。
さっきのキスでこっちも、ヤバくなってるから、こんな触れ方をしたら、止まらなくなる…。
そんなことを思っていると、ルークの手がかろうじて隠れていた半勃ちのモノに触れてきた。
「つっ…!」
布が捲り下ろされ、空気に触れ、ルークの手に包まれて、先端を擦られた。
「あああぁ…!」
リーンは仰け反り、ルークにしがみく。
そのまま竿を擦られ、身体が震えた。
「…ダメだ…んっ…ああぁ…手を…つっ…離して…」
今さら止められても困るけど…このままは…ヤバい…。
ふと一瞬、手が離され、今度は熱い熱量を伴って、握られた。
「なっ…あっ!…つっ…!」
ルークのモノと一緒にひたりと重ねられ、擦られ始めた。
「あああっっ…!」
擦られるのと同時に腰が揺れ、湖の水がちゃぷちゃぷと音を立て、水の波紋を作り出す。
「あぁ…熱い…んっ…頼むから…もう…」
溢れ出てくる熱い体液と、冷たい水が混ざりあう。
人が近くに居るかもしれない、こんな所で醜態を曝すなんて…恥ずかしすぎる…。
早く…イかせてくれ…。
「んっ…ああぁ!」
「くっっ…!」
リーンはルークの手の中に放ち、力の抜けた身体を持たれかけさせ、荒い息を整えた。
「…はぁ…はぁ…はぁ…っ…」
しばらくするとルークは手を離し、湖の水をかけ、放ったモノを洗い流し、もと有った布の中にそっとしまう。
息が落ち着いてきて、しがみついていたルークから身体を放し、青い瞳と目が合う。
「…。」
「…リーンは無防備だ。…人前で、肌を曝さないで欲しい。…俺みたいに…高ぶりを押さえきれない…人間もいる…」
さっきまでの熱量は何処かへ行き、ルークは苦笑いして、リーンの頬に触れてくる。
触られて気持ち良かったのと、拒絶された感じに、複雑な気持ちになる。
これ以上…触れない方がいい…。
距離を置かないと…気持ちより…身体の方が先に…魔力を求めてしまう…。
「…気を…付ける…」
リーンはルークの太もも上から立ち上がり、湖に浸かっていた下半身からポタポタと水滴が落ちる。
…頭を…冷やそう…。
岸辺に戻り、風で身体を乾かし、服を着初めた。
…落ち着け…冷静になれ…。
「…そうだ…森に有る、薬草や木の実を採取しても良い?」
「ああ、かまわない…」
リーンに背を向けたまま、ルークがそう言った。
どんな顔をして、ルークと向き合えばいいのかわからない…。
「…森に…行ってくる…」
リーンは、服を着終えると、森の中に入っていった。
そう言って、顔が近付いてきて、唇が触れる…。
茫然としていると、唇が一度離れ、今度は吸い付くように口の中に舌を入れてきた。
「…んんっ…んっっ…」
なっ何が起こっている!
目を見開くと、ルークの金髪が前で揺れる。
「んっ…あっ…ルーク…ちょっ…まっ…んっっ…」
口の中にまだ残っていた『空の石』が二人の間を行ったり来たりして、口内を掻き回される。
「…んっ…ちょっ…んっっ…」
息は苦しいけれど、久しぶりで…気持ちいい…。
ルークの魔力が流れてくる…。
その魔力を受け入れると、魔力が物凄い勢いで、回復していくのが分かる…。
…相性が…良すぎる…。
…ルークと『魔力の交合』をすれば、完全回復してしまうのてはないか、と思うくらい気持ちいい…。
「んっっ…はぁっ…」
このまま流されてはいけない…。
…だけど…。
唇がゆっくりと離れ、飲みきれなかった唾液があごを伝って首筋に流れていく。
ルークに身体を引っ張り上げられ、隣に座るルークの身体の上に乗せられ、バシャリと水が跳ねる。
「…ルー…」
頭が引き寄せられ、再び唇が重ねられた。
ヤバいって、この体勢…。
リーンはルークの身体を跨ぐ様に太ももに座り、ルークの手で腰が引き寄せられ、バランスを崩し肩に捕まった。
「つっ…!」
リーンは跨いでいるところに当たる固いモノが、何か分かり頬を染めた。
互いに下着しか身に付けて、いないのだからソノ熱も伝わってきて、狼狽える。
さっきのキスでこっちも、ヤバくなってるから、こんな触れ方をしたら、止まらなくなる…。
そんなことを思っていると、ルークの手がかろうじて隠れていた半勃ちのモノに触れてきた。
「つっ…!」
布が捲り下ろされ、空気に触れ、ルークの手に包まれて、先端を擦られた。
「あああぁ…!」
リーンは仰け反り、ルークにしがみく。
そのまま竿を擦られ、身体が震えた。
「…ダメだ…んっ…ああぁ…手を…つっ…離して…」
今さら止められても困るけど…このままは…ヤバい…。
ふと一瞬、手が離され、今度は熱い熱量を伴って、握られた。
「なっ…あっ!…つっ…!」
ルークのモノと一緒にひたりと重ねられ、擦られ始めた。
「あああっっ…!」
擦られるのと同時に腰が揺れ、湖の水がちゃぷちゃぷと音を立て、水の波紋を作り出す。
「あぁ…熱い…んっ…頼むから…もう…」
溢れ出てくる熱い体液と、冷たい水が混ざりあう。
人が近くに居るかもしれない、こんな所で醜態を曝すなんて…恥ずかしすぎる…。
早く…イかせてくれ…。
「んっ…ああぁ!」
「くっっ…!」
リーンはルークの手の中に放ち、力の抜けた身体を持たれかけさせ、荒い息を整えた。
「…はぁ…はぁ…はぁ…っ…」
しばらくするとルークは手を離し、湖の水をかけ、放ったモノを洗い流し、もと有った布の中にそっとしまう。
息が落ち着いてきて、しがみついていたルークから身体を放し、青い瞳と目が合う。
「…。」
「…リーンは無防備だ。…人前で、肌を曝さないで欲しい。…俺みたいに…高ぶりを押さえきれない…人間もいる…」
さっきまでの熱量は何処かへ行き、ルークは苦笑いして、リーンの頬に触れてくる。
触られて気持ち良かったのと、拒絶された感じに、複雑な気持ちになる。
これ以上…触れない方がいい…。
距離を置かないと…気持ちより…身体の方が先に…魔力を求めてしまう…。
「…気を…付ける…」
リーンはルークの太もも上から立ち上がり、湖に浸かっていた下半身からポタポタと水滴が落ちる。
…頭を…冷やそう…。
岸辺に戻り、風で身体を乾かし、服を着初めた。
…落ち着け…冷静になれ…。
「…そうだ…森に有る、薬草や木の実を採取しても良い?」
「ああ、かまわない…」
リーンに背を向けたまま、ルークがそう言った。
どんな顔をして、ルークと向き合えばいいのかわからない…。
「…森に…行ってくる…」
リーンは、服を着終えると、森の中に入っていった。
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