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新年会
お風呂 *
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朝。暖かな温もりを感じながら目覚めると、大きなクロの腕の中に抱えられていた。
聖はクロの胸に顔を擦り付けるように、温もりを堪能していると、ふと、昨日、クロが言っていたことを思いだした。
「…そういえば、仕事…有るって言っていたよね」
「ああ。土曜日の昼から大浴場の風呂掃除だ」
「…見に行っても良い?」
「…掃除するだけだぞ」
「…今日、ちゃんとパーティーには出るんだから良いでしょう」
「…俺には決めれない。大輔に聞いてくれ」
「…んっ…。分かった。大ちゃんにお願いする」
「昼過ぎには迎えが来るから、風呂に入って飯を食おうぜ」
クロは起き上がり、立ち上がって寝巻き浴衣を羽織る。
聖は身体を起こし、両手をクロに伸ばした。
「連れていって」
「…。」
クロは、昨日脱いだ寝巻き浴衣を肩に掛けてくれて、しゃがみこむと、首裏に手を掴まらせて、お尻の下を抱え上げて、立ち上がった。
何故か嬉しくて、笑みが浮かぶ。
クロは部屋を出て、風呂場に向かい、脱衣場で下ろされ、クロはそのまま風呂の湯船にお湯を入れだす。
湯気が上がり、お湯が少しずつ溜まり出す。
聖は寝巻き浴衣を脱ぎ落とし、風呂場に入るとクロがこちらを向いた。
「先に洗うか?」
「…洗って…」
聖は頬を染め、椅子に座った。
クロは寝巻き浴衣を脱いで、脱衣場に置くと、シャワーを出して、聖の髪を洗い始め、洗い終わると、タオルを泡立て、身体を洗い始めた。
首、腕、背中、足、そして聖の中心を軽くタオルで撫でられ声が漏れる。
「んっ…」
洗ってって、お願いしたけど、結構恥ずかしいな…。
そんな事を思っていると、シャワーで泡が流され、正面からクロの膝の上に身体が引き寄せられた。
「後ろ…」
そう言って、後孔に指が差し入れられ、広げられて、シャワーが当てられる。
「あああぁ…っ…クロ…」
中に残っているものを指で掻き出され、シャワーの水圧が変に刺激してきて、前が勃ち上がり始め、クロの身体に擦り付けてしまう。
「んっ…はぁ…」
「これから出掛けるから、指だけな」
そう言って、指が引き抜かれ、再び指の本数が増えて、中へ突き入れられた。
「ああああっ!」
クロのお腹に白濁を飛ばし、聖は脱力してクロに寄りかかった。
クロは再びシャワーで、白濁を流し、抱き上げられて、湯船に浸からされた。
程よいくらいにお湯が溜まり、蛇口を閉めると、クロは椅子に座り、髪を洗い出した。
その様子を湯船に浸かりながら、ボーッと眺める。
一緒にお風呂に入ることは、滅多に無い。
木材を担いでいると、言っていたから、腕や足、身体にも、均等に筋肉がついて、自分には無い、男らしさを感じる。
クロがタオルで身体を洗い出し、朝まであの腕の中で眠っていたんだ…と、思い出したら、下半身がムズムズとし始め、焦った。
ダメだ。
これ以上クロをみていると、昼から出掛けられなくなってしまう…。
そう思って、湯船から出て、脱衣場に向かう。
「先に上がるね。食事を温めておくから」
聖は頬を染め、身体を拭き、新しい寝巻き浴衣に着替えると、脱ぎ落とした寝巻き浴衣とクロのを洗濯籠の中に放り込み、台所に向かい、お湯を沸かし始めた。
聖はクロの胸に顔を擦り付けるように、温もりを堪能していると、ふと、昨日、クロが言っていたことを思いだした。
「…そういえば、仕事…有るって言っていたよね」
「ああ。土曜日の昼から大浴場の風呂掃除だ」
「…見に行っても良い?」
「…掃除するだけだぞ」
「…今日、ちゃんとパーティーには出るんだから良いでしょう」
「…俺には決めれない。大輔に聞いてくれ」
「…んっ…。分かった。大ちゃんにお願いする」
「昼過ぎには迎えが来るから、風呂に入って飯を食おうぜ」
クロは起き上がり、立ち上がって寝巻き浴衣を羽織る。
聖は身体を起こし、両手をクロに伸ばした。
「連れていって」
「…。」
クロは、昨日脱いだ寝巻き浴衣を肩に掛けてくれて、しゃがみこむと、首裏に手を掴まらせて、お尻の下を抱え上げて、立ち上がった。
何故か嬉しくて、笑みが浮かぶ。
クロは部屋を出て、風呂場に向かい、脱衣場で下ろされ、クロはそのまま風呂の湯船にお湯を入れだす。
湯気が上がり、お湯が少しずつ溜まり出す。
聖は寝巻き浴衣を脱ぎ落とし、風呂場に入るとクロがこちらを向いた。
「先に洗うか?」
「…洗って…」
聖は頬を染め、椅子に座った。
クロは寝巻き浴衣を脱いで、脱衣場に置くと、シャワーを出して、聖の髪を洗い始め、洗い終わると、タオルを泡立て、身体を洗い始めた。
首、腕、背中、足、そして聖の中心を軽くタオルで撫でられ声が漏れる。
「んっ…」
洗ってって、お願いしたけど、結構恥ずかしいな…。
そんな事を思っていると、シャワーで泡が流され、正面からクロの膝の上に身体が引き寄せられた。
「後ろ…」
そう言って、後孔に指が差し入れられ、広げられて、シャワーが当てられる。
「あああぁ…っ…クロ…」
中に残っているものを指で掻き出され、シャワーの水圧が変に刺激してきて、前が勃ち上がり始め、クロの身体に擦り付けてしまう。
「んっ…はぁ…」
「これから出掛けるから、指だけな」
そう言って、指が引き抜かれ、再び指の本数が増えて、中へ突き入れられた。
「ああああっ!」
クロのお腹に白濁を飛ばし、聖は脱力してクロに寄りかかった。
クロは再びシャワーで、白濁を流し、抱き上げられて、湯船に浸からされた。
程よいくらいにお湯が溜まり、蛇口を閉めると、クロは椅子に座り、髪を洗い出した。
その様子を湯船に浸かりながら、ボーッと眺める。
一緒にお風呂に入ることは、滅多に無い。
木材を担いでいると、言っていたから、腕や足、身体にも、均等に筋肉がついて、自分には無い、男らしさを感じる。
クロがタオルで身体を洗い出し、朝まであの腕の中で眠っていたんだ…と、思い出したら、下半身がムズムズとし始め、焦った。
ダメだ。
これ以上クロをみていると、昼から出掛けられなくなってしまう…。
そう思って、湯船から出て、脱衣場に向かう。
「先に上がるね。食事を温めておくから」
聖は頬を染め、身体を拭き、新しい寝巻き浴衣に着替えると、脱ぎ落とした寝巻き浴衣とクロのを洗濯籠の中に放り込み、台所に向かい、お湯を沸かし始めた。
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