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1 出会い
*初めての『魔力の交合』3
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「んっん…」
膝の上に跨がったままジンの首にしがみつく。
「ほら、キスして。体液の交換…」
口を開けて舌を差し出し、ジンの舌と絡ませ、覚えたてのディープキスを披露する。
リーンがソレに夢中になっていると、二人の間から一瞬光が放たれ消えていく。
『魔力の交合』の終わりを告げる光。
火照った身体をもて余すリーンは、そのままジンに身体を預け腰を動かす。
「あっ…もっと…して…」
リーンはすがるように火照った身体をジンに寄せた。
強い発情がリーンを襲う。
身体の奥にあんなに大きいものが入って、擦られて、突かれて、気持ちイイなんて…。
理性が飛び始めていた。
「いい子だ」
ジンはリーンに口付けすると再び動きだした。
「あああっ…イイ…」
今まで隠れていた欲情に駆られ、溺れて行った。
快楽を知った身体は満ちるまでジンを求めた。
「やっぱりリーンの方が魔力、強いんだな。俺は充電完了、なんだけど」
あれから、どれだけの時間が過ぎたのかわからない。
ぐじゃぐじゃになったベッドの上で、二人は足を絡め身体を横たえていた。
「…。」
身体が重い。
まだ、ほんのりと火照っているが、理性は戻ってきている。
なんか、いろんな恥ずかしい事、言ってませんでした?
微かな記憶を思い返し、顔が赤くなる。
「いいこと教えとく」
ジンはおもむろに膝立ちになり、リーンの身体を起こさせる。
「魔力を込めた体液を飲ませれば、相手に保有魔力を渡せる。…飲めよ。さっき教えた通りに…」
リーンはジンの股間に顔を埋め、教わった通りに口付け舌を這わす。
さっきまで、これが中に入ってたなんて信じられないな…。
改めて見ると、大きいよな…。
ぼんやりと、そんなことを考えながら先端を咥える。
「お前は…才能あるよ。食ってけなくなったら何時でも雇ってやる」
リーンは咥えた口を離して、嫌そうな顔でジンを睨む。
こんな事、誰にでも出来ない…。
「…それは勘弁して…」
膝の上に跨がったままジンの首にしがみつく。
「ほら、キスして。体液の交換…」
口を開けて舌を差し出し、ジンの舌と絡ませ、覚えたてのディープキスを披露する。
リーンがソレに夢中になっていると、二人の間から一瞬光が放たれ消えていく。
『魔力の交合』の終わりを告げる光。
火照った身体をもて余すリーンは、そのままジンに身体を預け腰を動かす。
「あっ…もっと…して…」
リーンはすがるように火照った身体をジンに寄せた。
強い発情がリーンを襲う。
身体の奥にあんなに大きいものが入って、擦られて、突かれて、気持ちイイなんて…。
理性が飛び始めていた。
「いい子だ」
ジンはリーンに口付けすると再び動きだした。
「あああっ…イイ…」
今まで隠れていた欲情に駆られ、溺れて行った。
快楽を知った身体は満ちるまでジンを求めた。
「やっぱりリーンの方が魔力、強いんだな。俺は充電完了、なんだけど」
あれから、どれだけの時間が過ぎたのかわからない。
ぐじゃぐじゃになったベッドの上で、二人は足を絡め身体を横たえていた。
「…。」
身体が重い。
まだ、ほんのりと火照っているが、理性は戻ってきている。
なんか、いろんな恥ずかしい事、言ってませんでした?
微かな記憶を思い返し、顔が赤くなる。
「いいこと教えとく」
ジンはおもむろに膝立ちになり、リーンの身体を起こさせる。
「魔力を込めた体液を飲ませれば、相手に保有魔力を渡せる。…飲めよ。さっき教えた通りに…」
リーンはジンの股間に顔を埋め、教わった通りに口付け舌を這わす。
さっきまで、これが中に入ってたなんて信じられないな…。
改めて見ると、大きいよな…。
ぼんやりと、そんなことを考えながら先端を咥える。
「お前は…才能あるよ。食ってけなくなったら何時でも雇ってやる」
リーンは咥えた口を離して、嫌そうな顔でジンを睨む。
こんな事、誰にでも出来ない…。
「…それは勘弁して…」
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