55 / 74
独占欲
欲望 **
しおりを挟む
抑制剤が効かず、発情期が来てしまい、部屋にとじ込もっていたが、これ程までに身体に負担がかかり、キツいものだったかと思う。
身体の熱は上がる一方で、シャワーで身体を冷やしても、一向に収まろうとはしない。
荒い息は収まらず、思考がだんだんとボヤけてくる…。
…旧館には近付かないように言ってあるから、どれだけ俺の体力が持つかだろう…。
今までなら、お金を払って欲望を満たしてくれる店に行き、発情期を乗り越えるのだが、今はそんな気にもならない…。
なぜだか、そんな気になれなかったのだ…。
部屋の中をうろつきながら耐えていると、部屋の外から甘い匂いが漂ってきた。
…なんだ?
キリトが扉の方に向かうと、部屋の扉の前に、人の気配がした。
「…ユーリ…なのか…」
押さえていた欲望が熱く滾ってくる…。
ダメだ…。
押さえろ…。
「…そうだよ…」
「…部屋から…離れろ…」
自分の思考がいつ無くなるかわからない…。
ユーリの甘い匂いに誘われて、ユーリを襲ってしまうかもしれない…。
そんな不安を抱くキリトにユーリが言う。
「…私…キリトを助けたい」
…何を言っているのか、わかっているのか?
「…私では…嫌…?」
ユーリにそう言われて、身体が勝手に動き、扉を開け、ユーリの腕をつかんで、部屋の中に引きずり込み、ベッドの上に投げていた。
ベッドの上で身体を起そうとするユーリに覆い被さって、ユーリの首筋に鼻を近付けクンクンと匂いを嗅ぎ、ペロリと首筋を舐めた。
やはりユーリから甘い匂いが漂ってきた来ている…。
「ヒャッ!」
ユーリが驚いて小さな悲鳴を上げたが、キリトはユーリの身体を押さえつけ、無意識に獣の様に舌を這わした。
「ん…ああっ…」
ユーリの声に下半身が滾ってくる…。
キリトは夢中になって、ユーリの服の上から胸を揉み回し、ユーリの身体をなぞる。
「…んああっ…はあぁ…」
甘いユーリの声に酔い、ユーリを求めて身体が勝手に動く…。
そして匂いの元を探して、ユーリのズボンを引き下ろし脱がした。
「あああっ…」
ユーリの悲鳴が上がり、両手で顔を覆っていた。
秘部を隠す小さな下着の奥から、甘い匂いが漂ってくる。
「…ああっ…」
キリトはユーリの両足を開き、匂い嗅ぐため鼻を近付け、クンクンとしていると、さらに濃い匂いが漂ってきた。
「…あああっ…見ないで…」
ユーリの甘い声が響き、下着のクラッチ部分が濡れて、ユーリの秘部の形が透けて見え、キリトは無意識に舌先でそこを突っつき始めた。
「あああっ!ああっ!ダメ!なんか来ちゃう!!」
ユーリが身悶え、さらに蜜が零れ、小さな下着から溢れてユーリの臀部を濡らし始めた。
「あああっ…ああっ!!」
ユーリが大量に蜜を溢すと、ユーリの身体の力が抜け、ベッドにぐったりと沈んだ。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ユーリの荒い息と、部屋には甘い匂いが充満していた。
キリトはユーリの両足を抱え、滾って熱い固まりを、匂いがする場所に押し付けた。
「ああっ!!」
グリグリと下着越しに押し付けると、さらに蜜が零れ出し、ユーリが喘ぐ。
「ああっ…んんっ…」
何度も擦り付けているうちに、ユーリの小さな下着は捲れ上がり、キリトのモノが、下着の下へ…直接ユーリの秘部に擦り付けていた。
「ああああああっ!!」
密着するのが気持ちいい…。
ユーリの悲鳴が、遠くの方で聞こえていた。
「ヒッ…はぁん…そこ…ヒッ!!…ああっ…!!」
ユーリは身体を捩りながら、キリトに押し付けてきて、さらに悲鳴を上げている。
「ヒッ!!…はぁん…ああっ…ああああんっ…ヒッ…はぁん…!!」
ユーリのかろうじて付いている下着の中で、ユーリが溢した蜜と、キリトの先端から溢れる先走りで、グチュグチュと卑猥な音をたて、シーツをグッショリと濡らしていた。
「ああっ…ああっ…ああああああっ!!」
「クッ!!」
ユーリが悲鳴を上げてのけ反り、キリトが放ったモノが、ユーリの腹部を濡らした。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ベッドに深く沈んだユーリは、キリトに両足を広げて抱え上げられてまま、トロンとして潤んだ瞳でキリトを見上げている。
「はぁ…はぁ…ユーリ…」
…今、ユーリに何をしていた…。
「…はぁ…はぁ…俺は…」
戸惑うキリトに、ユーリは潤んだ瞳でキリトを見上げて言って来た。
「…キリト…大丈夫だから…」
何が、大丈夫なんだ…?
「…キリトの…モノにして…」
ユーリは震える手でシャツのボタンをはずし始めた。
俺の…モノに…。
ユーリはソレを望んでいるのか…?
そうだな、番になりたいと、言っていた…。
俺は…。
ズキリと下半身が疼く。
…気持ちより、身体の方が、ユーリに反応しているのか…?
キリトは内心苦笑いしていた。
…鈍感にも程が有るよな…。
…俺も、きっと、ユーリを望んでいる…。
「…ユーリ…」
キリトが自分の気持ちを認めた瞬間、大きく滾り出した。
…足りない…。
…もっと、ユーリの甘い声を聞きたい…。
…全てを…俺のモノに…。
俺だけのモノに…。
「…優しく…出来ない…」
欲望が高ぶりすぎて、暴走しそうだ…。
「…大丈夫。これでも鍛えてるから…」
ユーリがキリトに微笑むと、キリトは全てを奪うように、ユーリに口付けた。
身体の熱は上がる一方で、シャワーで身体を冷やしても、一向に収まろうとはしない。
荒い息は収まらず、思考がだんだんとボヤけてくる…。
…旧館には近付かないように言ってあるから、どれだけ俺の体力が持つかだろう…。
今までなら、お金を払って欲望を満たしてくれる店に行き、発情期を乗り越えるのだが、今はそんな気にもならない…。
なぜだか、そんな気になれなかったのだ…。
部屋の中をうろつきながら耐えていると、部屋の外から甘い匂いが漂ってきた。
…なんだ?
キリトが扉の方に向かうと、部屋の扉の前に、人の気配がした。
「…ユーリ…なのか…」
押さえていた欲望が熱く滾ってくる…。
ダメだ…。
押さえろ…。
「…そうだよ…」
「…部屋から…離れろ…」
自分の思考がいつ無くなるかわからない…。
ユーリの甘い匂いに誘われて、ユーリを襲ってしまうかもしれない…。
そんな不安を抱くキリトにユーリが言う。
「…私…キリトを助けたい」
…何を言っているのか、わかっているのか?
「…私では…嫌…?」
ユーリにそう言われて、身体が勝手に動き、扉を開け、ユーリの腕をつかんで、部屋の中に引きずり込み、ベッドの上に投げていた。
ベッドの上で身体を起そうとするユーリに覆い被さって、ユーリの首筋に鼻を近付けクンクンと匂いを嗅ぎ、ペロリと首筋を舐めた。
やはりユーリから甘い匂いが漂ってきた来ている…。
「ヒャッ!」
ユーリが驚いて小さな悲鳴を上げたが、キリトはユーリの身体を押さえつけ、無意識に獣の様に舌を這わした。
「ん…ああっ…」
ユーリの声に下半身が滾ってくる…。
キリトは夢中になって、ユーリの服の上から胸を揉み回し、ユーリの身体をなぞる。
「…んああっ…はあぁ…」
甘いユーリの声に酔い、ユーリを求めて身体が勝手に動く…。
そして匂いの元を探して、ユーリのズボンを引き下ろし脱がした。
「あああっ…」
ユーリの悲鳴が上がり、両手で顔を覆っていた。
秘部を隠す小さな下着の奥から、甘い匂いが漂ってくる。
「…ああっ…」
キリトはユーリの両足を開き、匂い嗅ぐため鼻を近付け、クンクンとしていると、さらに濃い匂いが漂ってきた。
「…あああっ…見ないで…」
ユーリの甘い声が響き、下着のクラッチ部分が濡れて、ユーリの秘部の形が透けて見え、キリトは無意識に舌先でそこを突っつき始めた。
「あああっ!ああっ!ダメ!なんか来ちゃう!!」
ユーリが身悶え、さらに蜜が零れ、小さな下着から溢れてユーリの臀部を濡らし始めた。
「あああっ…ああっ!!」
ユーリが大量に蜜を溢すと、ユーリの身体の力が抜け、ベッドにぐったりと沈んだ。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ユーリの荒い息と、部屋には甘い匂いが充満していた。
キリトはユーリの両足を抱え、滾って熱い固まりを、匂いがする場所に押し付けた。
「ああっ!!」
グリグリと下着越しに押し付けると、さらに蜜が零れ出し、ユーリが喘ぐ。
「ああっ…んんっ…」
何度も擦り付けているうちに、ユーリの小さな下着は捲れ上がり、キリトのモノが、下着の下へ…直接ユーリの秘部に擦り付けていた。
「ああああああっ!!」
密着するのが気持ちいい…。
ユーリの悲鳴が、遠くの方で聞こえていた。
「ヒッ…はぁん…そこ…ヒッ!!…ああっ…!!」
ユーリは身体を捩りながら、キリトに押し付けてきて、さらに悲鳴を上げている。
「ヒッ!!…はぁん…ああっ…ああああんっ…ヒッ…はぁん…!!」
ユーリのかろうじて付いている下着の中で、ユーリが溢した蜜と、キリトの先端から溢れる先走りで、グチュグチュと卑猥な音をたて、シーツをグッショリと濡らしていた。
「ああっ…ああっ…ああああああっ!!」
「クッ!!」
ユーリが悲鳴を上げてのけ反り、キリトが放ったモノが、ユーリの腹部を濡らした。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ベッドに深く沈んだユーリは、キリトに両足を広げて抱え上げられてまま、トロンとして潤んだ瞳でキリトを見上げている。
「はぁ…はぁ…ユーリ…」
…今、ユーリに何をしていた…。
「…はぁ…はぁ…俺は…」
戸惑うキリトに、ユーリは潤んだ瞳でキリトを見上げて言って来た。
「…キリト…大丈夫だから…」
何が、大丈夫なんだ…?
「…キリトの…モノにして…」
ユーリは震える手でシャツのボタンをはずし始めた。
俺の…モノに…。
ユーリはソレを望んでいるのか…?
そうだな、番になりたいと、言っていた…。
俺は…。
ズキリと下半身が疼く。
…気持ちより、身体の方が、ユーリに反応しているのか…?
キリトは内心苦笑いしていた。
…鈍感にも程が有るよな…。
…俺も、きっと、ユーリを望んでいる…。
「…ユーリ…」
キリトが自分の気持ちを認めた瞬間、大きく滾り出した。
…足りない…。
…もっと、ユーリの甘い声を聞きたい…。
…全てを…俺のモノに…。
俺だけのモノに…。
「…優しく…出来ない…」
欲望が高ぶりすぎて、暴走しそうだ…。
「…大丈夫。これでも鍛えてるから…」
ユーリがキリトに微笑むと、キリトは全てを奪うように、ユーリに口付けた。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【R18】愛され総受け女王は、20歳の誕生日に夫である美麗な年下国王に甘く淫らにお祝いされる
奏音 美都
恋愛
シャルール公国のプリンセス、アンジェリーナの公務の際に出会い、恋に落ちたソノワール公爵であったルノー。
両親を船の沈没事故で失い、突如女王として戴冠することになった間も、彼女を支え続けた。
それから幾つもの困難を乗り越え、ルノーはアンジェリーナと婚姻を結び、単なる女王の夫、王配ではなく、自らも執政に取り組む国王として戴冠した。
夫婦となって初めて迎えるアンジェリーナの誕生日。ルノーは彼女を喜ばせようと、画策する。
【完結】婚約者が好きなのです
maruko
恋愛
リリーベルの婚約者は誰にでも優しいオーラン・ドートル侯爵令息様。
でもそんな優しい婚約者がたった一人に対してだけ何故か冷たい。
冷たくされてるのはアリー・メーキリー侯爵令嬢。
彼の幼馴染だ。
そんなある日。偶然アリー様がこらえきれない涙を流すのを見てしまった。見つめる先には婚約者の姿。
私はどうすればいいのだろうか。
全34話(番外編含む)
※他サイトにも投稿しております
※1話〜4話までは文字数多めです
注)感想欄は全話読んでから閲覧ください(汗)
麗しのラシェール
真弓りの
恋愛
「僕の麗しのラシェール、君は今日も綺麗だ」
わたくしの旦那様は今日も愛の言葉を投げかける。でも、その言葉は美しい姉に捧げられるものだと知っているの。
ねえ、わたくし、貴方の子供を授かったの。……喜んで、くれる?
これは、誤解が元ですれ違った夫婦のお話です。
…………………………………………………………………………………………
短いお話ですが、珍しく冒頭鬱展開ですので、読む方はお気をつけて。
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
伯爵は年下の妻に振り回される 記憶喪失の奥様は今日も元気に旦那様の心を抉る
新高
恋愛
※第15回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました!ありがとうございます!
※※2023/10/16書籍化しますーー!!!!!応援してくださったみなさま、ありがとうございます!!
契約結婚三年目の若き伯爵夫人であるフェリシアはある日記憶喪失となってしまう。失った記憶はちょうどこの三年分。記憶は失ったものの、性格は逆に明るく快活ーーぶっちゃけ大雑把になり、軽率に契約結婚相手の伯爵の心を抉りつつ、流石に申し訳ないとお詫びの品を探し出せばそれがとんだ騒ぎとなり、結果的に契約が取れて仲睦まじい夫婦となるまでの、そんな二人のドタバタ劇。
※本編完結しました。コネタを随時更新していきます。
※R要素の話には「※」マークを付けています。
※勢いとテンション高めのコメディーなのでふわっとした感じで読んでいただけたら嬉しいです。
※他サイト様でも公開しています
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる