15 / 38
シグマス編 ~出会い~
始めての…。2 ***
しおりを挟む
イサはぐったりとカイトにもたれ掛かって、意識を飛ばし、ぼんやりと微睡んでいた。
イサが飛ばした蜜はシーツを濡らし、シミを作っている。
カイトはそんなイサの首筋から背中に口付けしながら、イサの身体をうつ伏せにして、腰を高く上げさせ足を開いた。
「…綺麗な色をしているな」
カイトが何かが言っているが、イサの耳には届かない…。
カイトは指に香油を垂らすと、ゆっくりとイサの後孔の回りをなぞり、指を侵入させていった。
イサは身体の中をまさぐるナニかに気が付いて、意識を取り戻した。
「…んっ…」
うつ伏せにになり、顔をシーツに付けて、膝立ちになり、お尻を高く差し出している?
イサは今の自分の体勢に驚き、そして後孔へカイトの指が出し入れされていることに気が付く。
「んっ…あぁっ…」
イサの声が漏れ、カイトが後孔から指を抜いた。
そしてイサの腰を掴み、股下にカイトの固いモノを押し付けてくる。
「ああんっ…」
イサが視線を向けると、股下に自分のモノより大きいモノが擦り付けられ、身体が震えた。
…アレが、入るの…?
何度も股下を前後して煽られ、イサのモノも復活して蜜を溢しはじめる。
ズキズキして痛いくらいに…。
「あんっ…んっ…はぁっ…あっ…」
イサは、知識だけは有った。
ルームメイトが、これも勉強だと、自分の恋人としているところを見学させられたからだ。
『イサはこっちも知っていた方が良いよ』と、解説付きで…。
その時は、見学しながら勃ってしまって、自慰の仕方まで、ルームメイトに手解きされた。
あの時は、恥ずかしかった。
だが、あの時のおかげで、今からどうなるのかの知識だけはある…多分…。
カイトがイサの後孔に再び指を入れてくる。
「んっ…」
「…大丈夫か?」
カイトは優しく聞いてくるが、そんなの分かるわけない…。
「…わかんっ…ないっ…」
イサがそう答えると、指が抜かれ、固くて熱いものか後孔に押し当てられた。
グッ…。
「んんっっ…」
ゆっくりとイサの中に侵入してくる。
異物感に冷や汗が流れた。
想像以上に…キツイ…。
カイトに脇腹を撫でられ、蜜を溢す茎を撫でられた。
「はぁあぁっ…!!」
腰に力が入り、中のカイトを締め付け、イサは熱さと固さに身震いする。
中が…熱い…。
「力を…抜け…」
カイトが苦しそうにそう言うが、そんな事を出来るわけがない…。
何もかも初めてなのだから…。
しばらくカイトは動かず、イサがじんわりと熱さと異物感に慣れてきて、呼吸が落ち着いてくると、カイトはゆっくりと挿入を再開し始めた。
「あっ…んっ…くぅっ…」
イサの中を圧迫するモノは熱く、どんどん奥へと侵入してくる。
イサがその衝撃に耐えていると、動きが止まり、カイトが背中に口付けしてきた。
「…全部入った、どんな感じだ?」
どんな感じって…。
「…熱くて…ジンジンして…」
…何を言わせる?!
カイトが背中でククッと笑い、その振動が中を揺さぶる。
「…あぁっ…動か…ないで…」
中が擦れてジクジクする…。
そう思ったら、急に固くなって中をさらに圧迫してくる。
「あぁっ…!!」
「…そんな可愛いことを言うなよ。加減出来なくなる…」
カイトはイサの腰を掴み、ゆっくりと動かし出した。
中をかき混ぜられ、息も絶え絶えに、イサは何度も白濁を溢していた。
体温が上がり、身悶えて、知らなかった快楽を教えられる…。
部屋に木霊するのは二人の荒い息だけ…。
何度目かの突き上げで、イサの中にカイトの熱いものが注入され、イサは意識を飛ばした。
そして同時にいくつもの映像が流れてくる…。
知らない街。
カイトと、髪の長い人が一緒に歩いている後ろ姿…。
その人を見るカイトの横顔が、嬉しそうで楽しそうで、涙が溢れた。
彼とは未来が繋がっていない…。
…何も変わらない…。
イサが意識を取り戻すと、カイトの腕の中にいて、溢す涙を拭いとられていた。
「…大丈夫か?」
カイトが不安そうに顔を覗き込んでくる。
繋がっていた場所がジクジクするが、意外と平気そうだ。
手加減…されているのだろう…。
「んっ…大…丈夫…」
イサがそう言うと、カイトは口付けしてきて、イサをベットに押さえつけるように組強いて、ニヤリと笑った。
「第二ラウンドと行こうか」
「…。」
どれだけヤルつもりだ…?
そう思ったが、カイトに教えられた快楽は、触られて直ぐに熱を持って反応した。
抗えない…。
イサは抵抗することもなくカイトを受け入れていた。
イサが飛ばした蜜はシーツを濡らし、シミを作っている。
カイトはそんなイサの首筋から背中に口付けしながら、イサの身体をうつ伏せにして、腰を高く上げさせ足を開いた。
「…綺麗な色をしているな」
カイトが何かが言っているが、イサの耳には届かない…。
カイトは指に香油を垂らすと、ゆっくりとイサの後孔の回りをなぞり、指を侵入させていった。
イサは身体の中をまさぐるナニかに気が付いて、意識を取り戻した。
「…んっ…」
うつ伏せにになり、顔をシーツに付けて、膝立ちになり、お尻を高く差し出している?
イサは今の自分の体勢に驚き、そして後孔へカイトの指が出し入れされていることに気が付く。
「んっ…あぁっ…」
イサの声が漏れ、カイトが後孔から指を抜いた。
そしてイサの腰を掴み、股下にカイトの固いモノを押し付けてくる。
「ああんっ…」
イサが視線を向けると、股下に自分のモノより大きいモノが擦り付けられ、身体が震えた。
…アレが、入るの…?
何度も股下を前後して煽られ、イサのモノも復活して蜜を溢しはじめる。
ズキズキして痛いくらいに…。
「あんっ…んっ…はぁっ…あっ…」
イサは、知識だけは有った。
ルームメイトが、これも勉強だと、自分の恋人としているところを見学させられたからだ。
『イサはこっちも知っていた方が良いよ』と、解説付きで…。
その時は、見学しながら勃ってしまって、自慰の仕方まで、ルームメイトに手解きされた。
あの時は、恥ずかしかった。
だが、あの時のおかげで、今からどうなるのかの知識だけはある…多分…。
カイトがイサの後孔に再び指を入れてくる。
「んっ…」
「…大丈夫か?」
カイトは優しく聞いてくるが、そんなの分かるわけない…。
「…わかんっ…ないっ…」
イサがそう答えると、指が抜かれ、固くて熱いものか後孔に押し当てられた。
グッ…。
「んんっっ…」
ゆっくりとイサの中に侵入してくる。
異物感に冷や汗が流れた。
想像以上に…キツイ…。
カイトに脇腹を撫でられ、蜜を溢す茎を撫でられた。
「はぁあぁっ…!!」
腰に力が入り、中のカイトを締め付け、イサは熱さと固さに身震いする。
中が…熱い…。
「力を…抜け…」
カイトが苦しそうにそう言うが、そんな事を出来るわけがない…。
何もかも初めてなのだから…。
しばらくカイトは動かず、イサがじんわりと熱さと異物感に慣れてきて、呼吸が落ち着いてくると、カイトはゆっくりと挿入を再開し始めた。
「あっ…んっ…くぅっ…」
イサの中を圧迫するモノは熱く、どんどん奥へと侵入してくる。
イサがその衝撃に耐えていると、動きが止まり、カイトが背中に口付けしてきた。
「…全部入った、どんな感じだ?」
どんな感じって…。
「…熱くて…ジンジンして…」
…何を言わせる?!
カイトが背中でククッと笑い、その振動が中を揺さぶる。
「…あぁっ…動か…ないで…」
中が擦れてジクジクする…。
そう思ったら、急に固くなって中をさらに圧迫してくる。
「あぁっ…!!」
「…そんな可愛いことを言うなよ。加減出来なくなる…」
カイトはイサの腰を掴み、ゆっくりと動かし出した。
中をかき混ぜられ、息も絶え絶えに、イサは何度も白濁を溢していた。
体温が上がり、身悶えて、知らなかった快楽を教えられる…。
部屋に木霊するのは二人の荒い息だけ…。
何度目かの突き上げで、イサの中にカイトの熱いものが注入され、イサは意識を飛ばした。
そして同時にいくつもの映像が流れてくる…。
知らない街。
カイトと、髪の長い人が一緒に歩いている後ろ姿…。
その人を見るカイトの横顔が、嬉しそうで楽しそうで、涙が溢れた。
彼とは未来が繋がっていない…。
…何も変わらない…。
イサが意識を取り戻すと、カイトの腕の中にいて、溢す涙を拭いとられていた。
「…大丈夫か?」
カイトが不安そうに顔を覗き込んでくる。
繋がっていた場所がジクジクするが、意外と平気そうだ。
手加減…されているのだろう…。
「んっ…大…丈夫…」
イサがそう言うと、カイトは口付けしてきて、イサをベットに押さえつけるように組強いて、ニヤリと笑った。
「第二ラウンドと行こうか」
「…。」
どれだけヤルつもりだ…?
そう思ったが、カイトに教えられた快楽は、触られて直ぐに熱を持って反応した。
抗えない…。
イサは抵抗することもなくカイトを受け入れていた。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説
狂わせたのは君なのに
白兪
BL
ガベラは10歳の時に前世の記憶を思い出した。ここはゲームの世界で自分は悪役令息だということを。ゲームではガベラは主人公ランを悪漢を雇って襲わせ、そして断罪される。しかし、ガベラはそんなこと望んでいないし、罰せられるのも嫌である。なんとかしてこの運命を変えたい。その行動が彼を狂わすことになるとは知らずに。
完結保証
番外編あり
自分のことを疎んでいる年下の婚約者にやっとの思いで別れを告げたが、なんだか様子がおかしい。
槿 資紀
BL
年下×年上
横書きでのご鑑賞をおすすめします。
イニテウム王国ルーベルンゲン辺境伯、ユリウスは、幼馴染で5歳年下の婚約者である、イニテウム王国の王位継承権第一位のテオドール王子に長年想いを寄せていたが、テオドールからは冷遇されていた。
自身の故郷の危機に立ち向かうため、やむを得ず2年の別離を経たのち、すっかりテオドールとの未来を諦めるに至ったユリウスは、遂に自身の想いを断ち切り、最愛の婚約者に別れを告げる。
しかし、待っていたのは、全く想像だにしない展開で――――――。
展開に無理やり要素が含まれます。苦手な方はご注意ください。
内容のうち8割はやや過激なR-18の話です。
Tally marks
あこ
BL
五回目の浮気を目撃したら別れる。
カイトが巽に宣言をしたその五回目が、とうとうやってきた。
「関心が無くなりました。別れます。さよなら」
✔︎ 攻めは体格良くて男前(コワモテ気味)の自己中浮気野郎。
✔︎ 受けはのんびりした話し方の美人も裸足で逃げる(かもしれない)長身美人。
✔︎ 本編中は『大学生×高校生』です。
✔︎ 受けのお姉ちゃんは超イケメンで強い(物理)、そして姉と婚約している彼氏は爽やか好青年。
✔︎ 『彼者誰時に溺れる』とリンクしています(あちらを読んでいなくても全く問題はありません)
🔺ATTENTION🔺
このお話は『浮気野郎を後悔させまくってボコボコにする予定』で書き始めたにも関わらず『どうしてか元サヤ』になってしまった連載です。
そして浮気野郎は元サヤ後、受け溺愛ヘタレ野郎に進化します。
そこだけ本当、ご留意ください。
また、タグにはない設定もあります。ごめんなさい。(10個しかタグが作れない…せめてあと2個作らせて欲しい)
➡︎ 作品や章タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
➡︎ 『番外編:本編完結後』に区分されている小説については、完結後設定の番外編が小説の『更新順』に入っています。『時系列順』になっていません。
➡︎ ただし、『番外編:本編完結後』の中に入っている作品のうち、『カイトが巽に「愛してる」と言えるようになったころ』の作品に関してはタイトルの頭に『𝟞』がついています。
個人サイトでの連載開始は2016年7月です。
これを加筆修正しながら更新していきます。
ですので、作中に古いものが登場する事が多々あります。
新しい道を歩み始めた貴方へ
mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。
そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。
その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。
あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。
あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……?
【R18】奴隷に堕ちた騎士
蒼い月
BL
気持ちはR25くらい。妖精族の騎士の美青年が①野盗に捕らえられて調教され②闇オークションにかけられて輪姦され③落札したご主人様に毎日めちゃくちゃに犯され④奴隷品評会で他の奴隷たちの特殊プレイを尻目に乱交し⑤縁あって一緒に自由の身になった両性具有の奴隷少年とよしよし百合セックスをしながらそっと暮らす話。9割は愛のないスケベですが、1割は救済用ラブ。サブヒロインは主人公とくっ付くまで大分可哀想な感じなので、地雷の気配を感じた方は読み飛ばしてください。
※主人公は9割突っ込まれてアンアン言わされる側ですが、終盤1割は突っ込む側なので、攻守逆転が苦手な方はご注意ください。
誤字報告は近況ボードにお願いします。無理やり何となくハピエンですが、不幸な方が抜けたり萌えたりする方は3章くらいまでをおススメします。
※無事に完結しました!
平凡顔のΩですが、何かご用でしょうか。
無糸
BL
Ωなのに顔は平凡、しかも表情の変化が乏しい俺。
そんな俺に番などできるわけ無いとそうそう諦めていたのだが、なんと超絶美系でお優しい旦那様と結婚できる事になった。
でも愛しては貰えて無いようなので、俺はこの気持ちを心に閉じ込めて置こうと思います。
___________________
異世界オメガバース、受け視点では異世界感ほとんど出ません(多分)
わりかし感想お待ちしてます。誰が好きとか
現在体調不良により休止中 2021/9月20日
最新話更新 2022/12月27日
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる