30 / 44
ファッションショー?②
しおりを挟む
1時間ほどで6着ぐらい着ましたか...。
着替えては、ハルバートさん達のところに行き、その姿を見てハルバートさん達があーでもないこーでもないと意見を言い合います。
あの~、私の好みを知りたいんじゃなかったんですか?
それぞれが私に着せたい物の話になってますよー。
はぁ~、疲れた。ホントに疲れた。5歳児、そんなに体力ありません。お昼寝だって必要だと思うのです。
1時間付き合えば、もういいですよね?
今の私、ちょっとご機嫌ナナメですよ。ほっぺだってプク~ってなっちゃいますよ。
「いおり様、どうされました?」
「もう疲れちゃいましたか?あらあら、今日はもう終わりにしましょうね。ハルバート様ー。」
アマリさんが、ハルバートさんを呼びます。
「ん?どうした?」
!!
プク~っとしてる私に気がついたのでしょう。
「あぁ、もう疲れたのか。今のいおりはご機嫌ナナメだな~。すまんすまん、あまりにいおりが可愛いものだから、夢中になりすぎたな。ほら、おいで。」
私を抱き上げて、背中をトントンします。
私はもう眠いのですよ。背中をトントンされたら、自然に目が閉じてっちゃいます。
「あらあら、おねむの時間でしたか...。」
「いおり様をベッドにお連れしますか?」
「いや、このままでいいだろう。このままソファーに座って、抱いたままでいる。」
「あらっ、いおり様は寝てしまわれましたか?」
「あぁ、今のいおりは本当に5歳児のようだな。疲れたのか、ご機嫌ナナメになってたからな。あっちに行ったら、いおりのほっぺがふくれてて、抱き上げたらすぐに寝ちゃったぞ。」
「まぁ~、いおり様を5歳児だと思って接した方がいいのかしら?」
「いや、19歳のいおりが大半で、5歳児に思考が引きずられることもあるのだろう。」
「19歳のいおり様がいて、幼児の面もあると...。」
「あぁ、それが可愛いんだけどな。普段はノアに接するようにすればいいと思うぞ。いおりとノアは同世代だからな。」
「そうですわね。ところでいおり様とノアの対面は上手くいきましたの?」
「上手くいったと思う。いおりはノアに‘いおり’と呼ぶことを許したし、ノアもノアでいおりに‘ノア’と呼ばせてるからな。」
「そうですか。それなら良かったですわ。いおり様も寝てしまわれましたし、私達は失礼しますわ。また後ほど...。」
いおりが寝ちゃったからか、姉達とアクト達は部屋から退出した。アマリはいおりに掛けるようにと俺にブランケットを渡してから退出していった。
それにしても今のいおりは本当に5歳児のようだ。あのまま俺に抱かれたまま寝ている。
プク~っとご機嫌ナナメな姿は可愛かった...。あれはなんでも言うことを聞きたくなるな。みんながいおりのご機嫌とりをしてしまいそうだ。
今も天使の寝顔だぞ。
スゥースゥーと安心して俺の腕の中で寝てくれるのは、嬉しいものだな。
守護者は無条件で聖獣様を愛しいと思うようだが、なんで聖獣様と守護者が結ばれるのか?、これは手放したくない気持ちがわかるな。守護者は聖獣様がいて、初めて心が満たされるんだな。
今のいおりは子猫と5歳児の姿だが、これからどうなるのだろうな?
人型では5歳児から普通に成長していくのだろうか?
俺が22歳だから、いおりが5歳だとすると、年齢差17だぞ。いおりの実年齢の19歳なら、俺達が結ばれても何も問題がないんだがな。
でも、5歳児姿のいおりも捨て難い...。
俺がこれから父親目線で子育て(?)していくのもありか?
俺の手でいおりを幸せにするか、いおりの幸せを見守るか、今後のいおり次第か...。
着替えては、ハルバートさん達のところに行き、その姿を見てハルバートさん達があーでもないこーでもないと意見を言い合います。
あの~、私の好みを知りたいんじゃなかったんですか?
それぞれが私に着せたい物の話になってますよー。
はぁ~、疲れた。ホントに疲れた。5歳児、そんなに体力ありません。お昼寝だって必要だと思うのです。
1時間付き合えば、もういいですよね?
今の私、ちょっとご機嫌ナナメですよ。ほっぺだってプク~ってなっちゃいますよ。
「いおり様、どうされました?」
「もう疲れちゃいましたか?あらあら、今日はもう終わりにしましょうね。ハルバート様ー。」
アマリさんが、ハルバートさんを呼びます。
「ん?どうした?」
!!
プク~っとしてる私に気がついたのでしょう。
「あぁ、もう疲れたのか。今のいおりはご機嫌ナナメだな~。すまんすまん、あまりにいおりが可愛いものだから、夢中になりすぎたな。ほら、おいで。」
私を抱き上げて、背中をトントンします。
私はもう眠いのですよ。背中をトントンされたら、自然に目が閉じてっちゃいます。
「あらあら、おねむの時間でしたか...。」
「いおり様をベッドにお連れしますか?」
「いや、このままでいいだろう。このままソファーに座って、抱いたままでいる。」
「あらっ、いおり様は寝てしまわれましたか?」
「あぁ、今のいおりは本当に5歳児のようだな。疲れたのか、ご機嫌ナナメになってたからな。あっちに行ったら、いおりのほっぺがふくれてて、抱き上げたらすぐに寝ちゃったぞ。」
「まぁ~、いおり様を5歳児だと思って接した方がいいのかしら?」
「いや、19歳のいおりが大半で、5歳児に思考が引きずられることもあるのだろう。」
「19歳のいおり様がいて、幼児の面もあると...。」
「あぁ、それが可愛いんだけどな。普段はノアに接するようにすればいいと思うぞ。いおりとノアは同世代だからな。」
「そうですわね。ところでいおり様とノアの対面は上手くいきましたの?」
「上手くいったと思う。いおりはノアに‘いおり’と呼ぶことを許したし、ノアもノアでいおりに‘ノア’と呼ばせてるからな。」
「そうですか。それなら良かったですわ。いおり様も寝てしまわれましたし、私達は失礼しますわ。また後ほど...。」
いおりが寝ちゃったからか、姉達とアクト達は部屋から退出した。アマリはいおりに掛けるようにと俺にブランケットを渡してから退出していった。
それにしても今のいおりは本当に5歳児のようだ。あのまま俺に抱かれたまま寝ている。
プク~っとご機嫌ナナメな姿は可愛かった...。あれはなんでも言うことを聞きたくなるな。みんながいおりのご機嫌とりをしてしまいそうだ。
今も天使の寝顔だぞ。
スゥースゥーと安心して俺の腕の中で寝てくれるのは、嬉しいものだな。
守護者は無条件で聖獣様を愛しいと思うようだが、なんで聖獣様と守護者が結ばれるのか?、これは手放したくない気持ちがわかるな。守護者は聖獣様がいて、初めて心が満たされるんだな。
今のいおりは子猫と5歳児の姿だが、これからどうなるのだろうな?
人型では5歳児から普通に成長していくのだろうか?
俺が22歳だから、いおりが5歳だとすると、年齢差17だぞ。いおりの実年齢の19歳なら、俺達が結ばれても何も問題がないんだがな。
でも、5歳児姿のいおりも捨て難い...。
俺がこれから父親目線で子育て(?)していくのもありか?
俺の手でいおりを幸せにするか、いおりの幸せを見守るか、今後のいおり次第か...。
1
お気に入りに追加
2,314
あなたにおすすめの小説
【完結】身を引いたつもりが逆効果でした
風見ゆうみ
恋愛
6年前に別れの言葉もなく、あたしの前から姿を消した彼と再会したのは、王子の婚約パレードの時だった。
一緒に遊んでいた頃には知らなかったけれど、彼は実は王子だったらしい。しかもあたしの親友と彼の弟も幼い頃に将来の約束をしていたようで・・・・・。
平民と王族ではつりあわない、そう思い、身を引こうとしたのだけど、なぜか逃してくれません!
というか、婚約者にされそうです!
【完結】冷酷眼鏡とウワサされる副騎士団長様が、一直線に溺愛してきますっ!
楠結衣
恋愛
触ると人の心の声が聞こえてしまう聖女リリアンは、冷酷と噂の副騎士団長のアルバート様に触ってしまう。
(リリアン嬢、かわいい……。耳も小さくて、かわいい。リリアン嬢の耳、舐めたら甘そうだな……いや寧ろ齧りたい……)
遠くで見かけるだけだったアルバート様の思わぬ声にリリアンは激しく動揺してしまう。きっと聞き間違えだったと結論付けた筈が、聖女の試験で必須な魔物についてアルバート様から勉強を教わることに──!
(かわいい、好きです、愛してます)
(誰にも見せたくない。執務室から出さなくてもいいですよね?)
二人きりの勉強会。アルバート様に触らないように気をつけているのに、リリアンのうっかりで毎回触れられてしまう。甘すぎる声にリリアンのドキドキが止まらない!
ところが、ある日、リリアンはアルバート様の声にうっかり反応してしまう。
(まさか。もしかして、心の声が聞こえている?)
リリアンの秘密を知ったアルバート様はどうなる?
二人の恋の結末はどうなっちゃうの?!
心の声が聞こえる聖女リリアンと変態あまあまな声がダダ漏れなアルバート様の、甘すぎるハッピーエンドラブストーリー。
✳︎表紙イラストは、さらさらしるな。様の作品です。
✳︎小説家になろうにも投稿しています♪
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
軽い気持ちで超絶美少年(ヤンデレ)に告白したら
夕立悠理
恋愛
容姿平凡、頭脳平凡、なリノアにはひとつだけ、普通とちがうところがある。
それは極度の面食いということ。
そんなリノアは冷徹と名高い公爵子息(イケメン)に嫁ぐことに。
「初夜放置? ぜーんぜん、問題ないわ!
だって旦那さまってば顔がいいもの!!!」
朝食をたまに一緒にとるだけで、満足だ。寝室別でも、他の女の香水の香りがしてもぜーんぜん平気。……なーんて、思っていたら、旦那さまの様子がおかしい?
「他の誰でもない君が! 僕がいいっていったんだ。……そうでしょ?」
あれ、旦那さまってば、どうして手錠をお持ちなのでしょうか?
それをわたしにつける??
じょ、冗談ですよね──!?!?
【完結】忘れられた王女は獣人皇帝に溺愛される
雑食ハラミ
恋愛
平民として働くロザリンドは、かつて王女だった。
貴族夫人の付添人としてこき使われる毎日だったロザリンドは、ある日王宮に呼び出される。そこで、父の国王と再会し、獣人が治める国タルホディアの皇帝に嫁ぐようにと命令された。
ロザリンドは戸惑いながらも、王族に復帰して付け焼刃の花嫁修業をすることになる。母が姦淫の罪で処刑された影響で身分をはく奪された彼女は、被差別対象の獣人に嫁がせるにはうってつけの存在であり、周囲の冷ややかな視線に耐えながら隣国タルホディアへと向かった。
しかし、新天地に着くなり早々体調を崩して倒れ、快復した後も夫となるレグルスは姿を現わさなかった。やはり自分は避けられているのだろうと思う彼女だったが、ある日宮殿の庭で放し飼いにされている不思議なライオンと出くわす。そのライオンは、まるで心が通じ合うかのように彼女に懐いたのであった。
これは、虐げられた王女が、様々な障害やすれ違いを乗り越えて、自分の居場所を見つけると共に夫となる皇帝と心を通わすまでのお話。
溺愛の始まりは魔眼でした。騎士団事務員の貧乏令嬢、片想いの騎士団長と婚約?!
参
恋愛
男爵令嬢ミナは実家が貧乏で騎士団の事務員と騎士団寮の炊事洗濯を掛け持ちして働いていた。ミナは騎士団長オレンに片想いしている。バレないようにしつつ長年真面目に働きオレンの信頼も得、休憩のお茶まで一緒にするようになった。
ある日、謎の香料を口にしてミナは魔法が宿る眼、魔眼に目覚める。魔眼のスキルは、筋肉のステータスが見え、良い筋肉が目の前にあると相手の服が破けてしまうものだった。ミナは無類の筋肉好きで、筋肉が近くで見られる騎士団は彼女にとっては天職だ。魔眼のせいでクビにされるわけにはいかない。なのにオレンの服をびりびりに破いてしまい魔眼のスキルを話さなければいけない状況になった。
全てを話すと、オレンはミナと協力して魔眼を治そうと提案する。対処法で筋肉を見たり触ったりすることから始まった。ミナが長い間封印していた絵描きの趣味も魔眼対策で復活し、よりオレンとの時間が増えていく。片想いがバレないようにするも何故か魔眼がバレてからオレンが好意的で距離も近くなり甘やかされてばかりでミナは戸惑う。別の日には我慢しすぎて自分の服を魔眼で破り真っ裸になった所をオレンに見られ彼は責任を取るとまで言いだして?!
※結構ふざけたラブコメです。
恋愛が苦手な女性シリーズ、前作と同じ世界線で描かれた2作品目です(続きものではなく単品で読めます)。今回は無自覚系恋愛苦手女性。
ヒロインによる一人称視点。全56話、一話あたり概ね1000~2000字程度で公開。
前々作「訳あり女装夫は契約結婚した副業男装妻の推し」前作「身体強化魔法で拳交える外交令嬢の拗らせ恋愛~隣国の悪役令嬢を妻にと連れてきた王子に本来の婚約者がいないとでも?~」と同じ時代・世界です。
※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
新婚なのに旦那様と会えません〜公爵夫人は宮廷魔術師〜
秋月乃衣
恋愛
ルクセイア公爵家の美形当主アレクセルの元に、嫁ぐこととなった宮廷魔術師シルヴィア。
宮廷魔術師を辞めたくないシルヴィアにとって、仕事は続けたままで良いとの好条件。
だけど新婚なのに旦那様に中々会えず、すれ違い結婚生活。旦那様には愛人がいるという噂も!?
※魔法のある特殊な世界なので公爵夫人がお仕事しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる