イモムシ君は羽ばたきたい

産まれたイモムシ君は、未来の姿を見た。自分はこれからあの姿を目指していくんだ。そういう意気込みをするのだが、周囲に成長に必要な、草がないことに気が付く。この場に居てはあの未来の姿になることはできない。イモムシ君は、草の生い茂る場所を目指して、動き出す。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,105 位 / 192,105件 児童書・童話 3,612 位 / 3,612件

あなたにおすすめの小説

涙目のサディ - 小さな魔女の物語 -

月森冬夜
児童書・童話
——わたしはもう、神さまになんかなにも祈らない。 小さな魔女見習いサディの冒険。 児童文学風幻想小説。 幼くして両親を亡くし、伯母の家でこき使われていたサディは、その家も追い出され、「人食い魔女」とおそれられるフレイヤの家に向かうことに。 やがて彼女は歴史の大きな流れに飲み込まれていきます。

三姉妹のせいいっぱい

とものりのり
児童書・童話
個性的な三姉妹のお話です。 体力自慢で行動派の長女、料理好きで努力家の次女、ズル賢い三女がお父さんとお母さんと何かします。

オオカミ少女と呼ばないで

柳律斗
児童書・童話
「大神くんの頭、オオカミみたいな耳、生えてる……?」 その一言が、私をオオカミ少女にした。 空気を読むことが少し苦手なさくら。人気者の男子、大神くんと接点を持つようになって以降、クラスの女子に目をつけられてしまう。そんな中、あるできごとをきっかけに「空気の色」が見えるように―― 表紙画像はノーコピーライトガール様よりお借りしました。ありがとうございます。

空色のクレヨン

みどり
児童書・童話
オバケのネコ、ソラは小さなお寺に住んでいました。お気に入りの木に登り、お寺の前の通学路を通る子どもたちをうらやましそうにながめていました。住職のてつさん(哲宗)はソラに言いました。「友だちの家に行ってみるか?」ソラはうなずきました。てつさんは紙と墨を出すとササっと何かを書きました。そしてお寺の外の掲示板に貼りました。「ネコ、泊まります。」

飛べ、ミラクル!

矢野 零時
児童書・童話
おもちゃのロボット、ミラクルは、本当のロボットになることを夢みていたのです。お兄ちゃんはそんなことを知らずに、他のロボットに目をうつし、ないがしろにし始めていました。そんなミラクルをカナは助け出そうとしましたが、遠足につれていき、山の中に落としてしまいました。それでも、ミラクルは……。

ユメクイ・アメジストナイト

江乃香
児童書・童話
──夢月町は日本で一番星空が綺麗に見える町。それはこの町に住む人々の美しい夢が星となって空に瞬いているから。そんな町で悪夢を見てごらんなさい。十三日連続で悪夢を見た日には……悪夢の底に引きずられて一生そこから出られないのです。  そんな言い伝えがある夢月町に住む宮成夢名(ミヤナリユメナ)は十二日連続で悪夢を見続けていた。  そして今夜が勝負の十三日目。祈りながら眠りにつくと、夢食いと名乗る少年、夜見(ヨミ)に出会う。ヨミはユメナの悪夢を食べさせてほしいとお願いをするが……

ーウクライナの民話ー 片足を怪我した子ガモのお話

みずっち82
児童書・童話
おじいさんとおばあさんが片足を怪我した子ガモを助けました。子ガモは美しい娘に変身しておじいさんとおばあさんと生活を始めます。日本の「鶴の恩返し」と似ていますがはたしてどうなるでしょうか?

ミズルチと〈竜骨の化石〉

珠邑ミト
児童書・童話
カイトは家族とバラバラに暮らしている〈音読みの一族〉という〈族《うから》〉の少年。彼の一族は、数多ある〈族〉から魂の〈音〉を「読み」、なんの〈族〉か「読みわける」。彼は飛びぬけて「読め」る少年だ。十歳のある日、その力でイトミミズの姿をしている〈族〉を見つけ保護する。ばあちゃんによると、その子は〈出世ミミズ族〉という〈族《うから》〉で、四年かけてミミズから蛇、竜、人と進化し〈竜の一族〉になるという。カイトはこの子にミズルチと名づけ育てることになり……。  一方、世間では怨墨《えんぼく》と呼ばれる、人の負の感情から生まれる墨の化物が活発化していた。これは人に憑りつき操る。これを浄化する墨狩《すみが》りという存在がある。  ミズルチを保護してから三年半後、ミズルチは竜になり、カイトとミズルチは怨墨に知人が憑りつかれたところに遭遇する。これを墨狩りだったばあちゃんと、担任の湯葉《ゆば》先生が狩るのを見て怨墨を知ることに。 カイトとミズルチのルーツをたどる冒険がはじまる。

処理中です...