転生王女のもふもふライフ 〜ひと目で尋常ではないモフモフだと見抜いたね〜

猪木洋平@【コミカライズ連載中】

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二章 成人祝いと冒険者登録

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 転生後、私はすくすくと成長した。
 前世の記憶を持っているので座学や戦闘訓練では捗った。
 しかし一方で、前世の自分の名前やモフモフの仲間たちの記憶は思い出せない。
 モフモフが好きだったことだけは覚えているんだけど……。
 そして、転生してから十五年が経過した。
「我が愛しの娘ノアよ……。今日が何の日か分かるか?」
 王の執務室にて、父上がそう問いかけてくる。
「もちろん分かっています! 今日は……私が成人となる日ですね!」
 とうとう私も十五歳だ。
 この国では、未成年はできることが限られる。
 一人では国境や領地をまたいであちこち移動することもできないし、冒険者ギルドや商業ギルドに登録することもできない。
 それは、この国の第七王女である私も例外ではない。
 この国の王である父から、いろいろと活動に制約を設けられてきた。
 まあ、王女としていい暮らしをさせてもらっていたし、恨みなんかはもちろんないけど……。
 それでも、鬱憤は溜まっていた。
 私の前世からの嗜好。
 モフモフをまだあまり味わえていないのだ。
「ノア……。お前の成すべきことが何か分かっているな?」
「はい! 父上!」
 私は元気よくそう返事をする。
 成すべきことは分かりきっている。
 モフモフを堪能することだ。
 そのためならなんだってやる覚悟がある!
「それならば良い。成人祝いだ。受け取ってくれ」
「ありがとうございます!」
 私は笑顔を浮かべる。
 父上からの贈り物は嬉しいものだ。
「中身を確認してみなさい」
「はい!」
 私は箱を開ける。
 中には……剣が入っていた。
 それも普通の剣じゃない。
 刀身が青白く輝いている。
「これは?」
「氷雪竜と呼ばれるドラゴンの牙で打った一振りだ。銘を氷結蒼刃という」
「ほほう……」
「魔力を通すことで、冷気を発する。氷雪系の魔法との相性は抜群だ」
 私の得意魔法はいろいろとある。
 その中でも、氷雪系の魔法は最も得意とするところだ。
 威力を加減すれば相手を即死させることなく戦闘不能にできる。
 どんな素敵なモフモフと出会うかわからない以上、問答無用で魔物を即死させるのは避けたいしね。
 それに、盗賊などの無法者についても、即処分はさすがにもったいない。
 改心すれば、私のモフモフを探すための手駒となる可能性があるからだ。
「どうだ? 気に入ったか?」
「はい! とても気に入りました!」
「そうか! 良かったぞ!」
 父上は満面の笑みを浮かべた。
「これでいよいよ、私も活動を本格的に始めてもいいのですね?」
「そうだ。ノアの戦闘能力には期待しておるぞ。だが、くれぐれも暴れすぎるなよ? まずは、今まで通り兄や姉に付いて……」
「分かりました! では、行って参ります!」
 父上の言葉の途中で飛び出す。
 せっかくのプレゼントを早く試したくて仕方がないのだ。
「おい待て! ノア! 本当に分かっているのか!?」
 父上の呼び止める声が聞こえたが無視する。
 だって、今更何を言われても止まらないんだもの……。
 モフモフが私を待っている!!

******

「ノア様! お待ちください!」
 王宮の庭を走っていると、使用人たちが追いかけてきた。
 さらに、門番も協力して私の行く手を阻んでくる。
「どちらへ行かれるのです!?」
「冒険者ギルドに行きます! 晴れて私も十五歳になりましたので!」
「なりません! 成人されたとはいえ、あなたはこの国の王女ですよ! 何かあったらどうするのです?」
「そんなこと言ってる場合じゃありません! 早くしないと、モフモフが逃げてしまいます!」
「モフモフ……?」
 使用人たちは首を傾げる。
「とにかく、ダメなものはダメです! ノア様は大人しく部屋に戻っていてください!」
「嫌です! 今日という日をどれだけ楽しみにしていたと思っているのですか!」
 私は駄々っ子のように叫ぶ。
「お願い! ちょっとだけ! 先っちょだけでいいから!」
 私はそう交渉する。
「何のですか!?」
「いいからどきなさい! 今日こそは素晴らしい毛並みのモフモフと出会うのです!」
 私は第七王女として、不自由のない生活をしていた。
 しかし、モフモフと戯れる機会には恵まれなかった。
 両親にねだって無害な小動物は王宮に連れてきてもらえたのだが、なぜか私を見ると怯えて逃げ出すのだ。
 強引にモフモフしたこともあったけど、恐怖のあまり気絶してしまった子もいた。
 相手をそんな状態にまで追い込んでモフモフするのは私の思うところじゃない。
 モフモフは、お互いが幸せになる行為なんだ!
「だから、一体なんの話をしているのですか!?」
「うるさい! 邪魔をするなら氷漬けにしますよ!」
「ひぃ!」
 私は魔力を込める。
 すると、使用人の足元が徐々に凍っていく。
「わー! 分かりました! もう邪魔しません! 止めませんので!」
「よろしい!」
 私は笑顔になって言う。
 もちろん、本気で凍らせる気などなかったけどね。
 それに、ちゃんと制御すれば命どころか凍傷の危険すらなく氷漬けにすることも可能だ。
「では、改めて冒険者ギルドに行ってきます!」
「もう好きにしてください……。でも、必ず誰かと一緒に行動してくださいよ?」
「分かっています! ありがとうございます!」
 こうして私は、もふもふライフへの第一歩を踏み出したのだった。

******

「ここが冒険者ギルドですか! なかなか大きい建物ですね!」
 私は街の中心部にある大きな建物の中に入る。
 馬車の中から遠目に見たことはあったが、間近まで来るのは初めてだ。
 そこは、多くの人で賑わっていた。
 剣や弓、それに杖を持った人が多い。
「受付は……あっちみたいですね」
 入口近くには、いくつかのカウンターがある。
 私はその中の1つに向かう。
「すみませ~ん。冒険者登録したいのですけど」
「はい。かしこまりました。こちらに必要事項を記入してください。代筆が必要でしたら、遠慮なくおっしゃってください」
「大丈夫です。自分で書けます!」
 私は第七王女として、教育を受けてきた。
 文字の読み書きは完璧だ。

名前:ノア=ディーンハイマー
年齢:十五歳
性別:女
職業:なし
特技:魔法全般、闘気全般
好きな食べ物:お菓子類
嫌いな食べ物:特に無し
備考:特に無し

「ノア様ですか。どこかで聞いたことのある名前のような……?」
「別に、めずらしい名前でもないでしょう?」
「それもそうですか。……あれっ!? この特技の欄に書かれていることは本当ですか?」
「ええっと、はい。魔法も闘気も、ひと通り扱えますよ」
「…………」
 その女性は唖然としている。
「あのう? どうかしましたか? 私の顔に何かついてます?」
「いえ、そういうわけではありません。失礼致しました」
 女性が改めて、私の顔をまじまじと見る。
「……はぁ。いるんですよね。初級の魔法や闘気をいくつか使えただけで、自分は天才だと勘違いする人が」
「へぇ~。まあ、世の中にはそういう人もいますよね」
「…………」
 彼女が冷めた目でこちらを見てくる。
 なんか、馬鹿にされているような気がする。
「まあいいでしょう。では、手続きを進めますね」
「はい。お願いします」
 彼女が手続きを進めていく。
 そして、諸々の説明がなされていく。
「……以上が冒険者の規則となります。何か質問はありますか?」
「いえ、特にありません!」
 私は元気よく答える。
 ここに来たのは初めてだ。
 しかし王族としての教育の中で、一般常識として冒険者の職務内容についても少しだけ学んだ。
 さらに、成人後には私も冒険者となるつもりだったので、王宮に出入りしていた冒険者や関連書物から情報収集もしておいたのである。
「いいでしょう。では、こちらがあなたのギルドカードになります。申し遅れましたが、私の名前はクリスです。以後、ノア様の担当となります。冒険者活動に関する報告や質問は、私を通してもらえると話が早いです」
「了解です! ありがとうございます!」
 私はクリスさんから、ギルドカードを受け取る。
「それと、これはクエスト受注用の魔道具です。これに手を置いてください。すると、あなたが受注可能な依頼が表示されます」
「分かりました!」
 私は言われた通りにする。
 ピコ!
 そんな音と共に、画面が表示される。
 そこには、様々な種類の依頼内容が書かれていた。
 ゴブリン討伐、薬草採取、街周辺の魔物退治などなど……。
「おお! すごい! これから私の冒険者としての生活が始まるのですね!」
 私は感動に打ち震えていた。
 しかし、クリスは呆れた様子で言う。
「あの……説明を続けてもよろしいでしょうか?」
「あっ! ごめんなさい!」
 私は慌てて謝る。
「ここからが重要なのでよく聞いてくださいね。クエストを受けて達成すると、報酬を受け取ることができます。ただし、自分の実力に見合わない難易度のクエストを受けて失敗してしまうと、違約金が発生してしまいます。また、悪質な違反についてはギルドから罰則が与えられることもあります。十分に注意してください」
「分かりました!」
「では、最初に受注されるクエストは何にされますか?」
「えっと、そうですね。最初は簡単なものが良いですよね。その中で、モフモフしてそうなのがいいな~」
 私はいくつかの依頼内容を吟味する。
 ……うん!
 これなら大丈夫そうだ。
「決まりました! これを受けたいと思います!」
 私は選んだクエストを指差す。
 それは、王都近郊の森で目撃されるようになった狼型の魔物の調査もしくは討伐というものだ。
「……ええっと。簡単なものと言いましたよね? そちらは調査だけでもDランク、討伐難易度は未確定ですがBランク以上になる可能性があります」
 彼女がそう言う。
 登録したての私の冒険者ランクはEだ。
「はい! 分かってます! 問題ありません!」
 私は元気よくそう返事をする。
 と、その時だった。
「おうおう! 登録したてのルーキーが調子に乗るんじゃねぇぞ? あの森はお前みたいな女にゃ荷が重いぜ!!」
 いかにも荒くれ者といった感じの男が現れる。
 彼の後ろには、お仲間っぽい人も数人いる。
「何ですか? 今、私は忙しいんですけど?」
 私は不機嫌さを隠さずに男に話しかける。
「ああ!? この俺、ダストン様が声をかけてやったってのになんだその態度は!? 舐めてると痛い目を見ることになるぞ!」
 男が凄んでくる。
「……はぁ。なんで、こういう人たちもいるのかな?」
 私はため息をつく。
 せっかく気分良く登録を終えられると思ったのに台無しだ。
 警備兵は仕事してないのかな?
「ノア様……。彼はCランク冒険者のダストン様です。下手に刺激しない方が……」
 クリスさんが私にそう耳打ちしてくる。
「…………」
 私はこのダストンとかいう男を観察する。
 確かに、彼はそれなりに強そうだ。
 筋骨隆々で、たくましい。
「……おい。無視してんじゃねえよ! いいから、そのクエストはやめときな!」
 彼が私の肩に手をかけようとする。
 しかし、その手が私に触れることはなかった。
 なぜならば、私がその前に彼の手を掴んでいたからだ。
「なにっ!?」
 彼が驚きの声を上げる。
「……あんまり私を怒らせない方がいいよ?」
 私は殺気を込めて男を睨む。
 この国では王族に対する暴行は不敬罪で裁かれる。
 ただし、今の私は王女モードではなく、一個人のノアとして行動している。
 今ならまだ、ただの一般人同士のケンカで済む。
 しかし、これ以上私のもふもふライフを邪魔する気なら、容赦しない。
「くっ! ……手を掴んだくらいでいい気になるんじゃねえぞ! はあああぁっ!!!」
 ダストンが闘気を開放する。
 そして、私の手を振りほどく。
「……へぇ。ちょっとはできるみたいだね。でも……」
 シュッ!
 私は超速で彼の背後に回る。
「なっ!?」
「私を相手にするにはまだまだだね」
 そして、そのまま軽くパンチを繰り出してやる。
「ぐぼぉっ!」
 ドゴーン!
 彼はすごい勢いでギルドの壁に激突し、動かなくなった。
「兄貴ぃ!」
「ダストン!」
「リーダー!!」
 男の仲間たちが、倒れた男のもとに駆け寄る。
 彼の様子を確認した後、私の方に向き直る。
「くそっ! リーダーの敵だ!!」
「痛い目に合わせてやる!」
 男たちは私を取り囲む。
 大げさだなあ。
 ちょっとパンチしただけだから、そのうち目が覚めると思うんだけど。
「うーん。もう面倒だから、全員倒しちゃおう」
 私は呟きながら、彼らの方に向き直る。
「くらえ!」
「うららぁ!」
 男たちが殴りかかってくる。
「氷結牢獄」
 私は魔法を発動する。
 ピキィィン!
 パリン!
 一瞬にして、男たちは物言わぬ氷像になった。
 ついでに、既に倒れ込んでいたダストンも氷漬けになっている。
「ふう……。これでよしっと!」
 もちろん、これは死に至る魔法ではない。
 まあ殺しても正当防衛で無罪放免か、せいぜい過剰防衛で少し罰則を受ける程度だろうけど。
 私は無闇に人を殺さない。
 なぜなら、至高のモフモフを見つけるための手駒はいくらあっても困ることはないからだ。
 私はクリスさんの方に向き直る。
「じゃあ、さっきの依頼の手続きをお願いします!」
「……はい。承りました」
 彼女は少し引きつった笑顔を浮かべていた。
 こうして私は、初のクエストに挑むことになったのだった。
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