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11話 領主からの接触
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翌日。
シンヤとミレアは再びダンジョンに潜っていた。
「さあ。昨日よりも奥まで進みたいな」
「了解ダ。道はある程度覚えてイル。案内はあたしに任せろ」
ミレアの先導で、順調に階層を進めていく。
シンヤの魔法でも道案内はできるのだが、ここはミレアを立てた。
そして、スライムが出現する。
「【ファイアーアロー】」
「【アイスニードル】」
「【ウッドランス】」
シンヤが多彩な魔法を使い分け、スライムを屠っていく。
「……スゴイ。これほどの属性魔法を使い分けるとハ……」
ミレアがあっけにとられている。
彼女が知っていう魔法使いは、せいぜい一つか二つの魔法を使える者ばかりだったからだ。
「これくらいならそんなに大変でもないぞ? ……っと、これで終わりかな」
「ああ、そうだナ」
戦闘が終わると、魔石を回収して先へ進む。
すると、宝箱を発見した。
「……どう思う?」
「罠ではないようダ。……開けてみるカ?」
「そうだな。……よし、開けてみよう」
シンヤも魔法で探ってみたが、罠の類は確認できない。
安全な宝箱だ。
「分かった」
ミレアがそそくさと宝箱を開ける。
中には小石程度の魔石が入っていた。
「一階層にしては悪くない魔石の大きさダ」
「そうだな。今日の収入は昨日よりも多くなるだろう」
シンヤが満足げに微笑む。
昨日よりも奥まで探索を進め、宝箱が出て一区切りが付いたので、今日の探索はここまでとなった。
シンヤとミレアがダンジョンを出て街に戻る。
彼らが冒険者ギルドに入ると、ギルド内の視線が一気に集中した。
「おい、あいつが例の……」
「ああ、間違いねえ」
「水晶が爆発したらしいぜ……」
ヒソヒソと話し声が聞こえてくる。
とりあえず聞こえないフリをして、シンヤは受付嬢ユイの所へ行った。
だが、そこには先客がいた。
「あ、シンヤさん。ちょうど良かったです。こちらの方があなたに用があるそうですよ」
「ん? 俺に?」
シンヤは改めて先客に視線を向ける。
そこにいたのは金髪碧眼の男性だった。
年齢は四十代くらいだろうか。
美しい容姿をしているが、その顔にはどこか厳かさもあった。
「初めましてだな。我はアルトゥル・フォン・グラシアだ」
「俺はシンヤだ」
名乗り返した後、シンヤは内心で首を傾げた。
(……あれ? どこかで聞いたことがあるような名前だ)
「……お主がクリムゾンボアを倒したというのは本当か?」
「ああ、本当だ。ケビンという目撃者もいるし、クリムゾンボアの魔石もギルドに提出済みだが?」
実際のところ、それだけではシンヤがクリムゾンボアを討伐したという確実な証拠とはならない。
大商会の会長であるケビンが強硬に主張すれば認められる可能性もあったが、彼はそうしなかった。
そこまでせずとも、シンヤであればいずれ確実に高ランク冒険者になるという確信があったからだ。
それに、田舎の出身で街の常識に疎いというシンヤにとっては、過度に目立たずに下級冒険者として経験を積むのも悪くないと考えていた。
「……どうやら本当のことのようだな。しかし、改めて信じ難い。あれをほぼ個人の力で倒せるような者がいたとはな」
アルトゥルはジロジロとシンヤを見つめた後、そう呟いた。
「はあ」
「いや失敬。領主として、近場の森に住む魔物には警戒していたのだ。それを倒した者がいれば、興味を持って当然だろう?」
そこまで言われて、シンヤはようやく気がついた。
アルトゥル・フォン・グラシア。
この街の名前はグラシア。
目の前にいる男は、この街一帯の領主なのだ。
「ああ、そうだな。魔物を倒したことが街の平和に繋がってくれるのなら、俺としても倒したかいがあるというものだ」
今さらながらにシンヤは敬語を使うべきかと思ったが、タイミングを逃したのでこのままにすることにした。
不敬と言われて罪に問われる可能性も考えたが、いざとなれば魔力を解放すればどうとでもなるだろう。
地球にいるときにも、魔力の鍛錬のために世界各地の戦争や紛争・厄介事に首を突っ込んだものだ。
「うむ。どうやら信用できそうな男のようだな。今後もその調子で励むがいい」
アルトゥルはそう言って去っていった。
シンヤは知りようもないことだが、アルトゥルが彼をあっさりと信用したのにはわけがある。
スキル”看破の魔眼”の効力により、嘘をついている人間を判別できるのだ。
領主である彼がわざわざ冒険者ギルドに足を運んだのも、シンヤを直接見ておく必要があったためである。
知らない間に領主の信用を得たシンヤは、のんきな様子でユイに話し掛ける。
「じゃあ、今日の換金をしてくれるか? スライムの魔石に、スライムゼリー。それと、宝箱から出た魔石が……」
カウンターの上に物を並べていくシンヤ。
「あ、はい……」
ユイが応じる。
領主に対して全く怯まずに接していたシンヤに、彼女は畏怖のような感情を抱き始めていたのだった。
その日の夜も、ケビンと夕食を共にすることになった。
「シンヤ様。今日のダンジョン探索はいかがでしたか?」
食事中、ケビンが尋ねてきた。
「ええっと。昨日と似た感じだが、少し慣れたきたかな? 一階層のより奥まで行って、スライムをたくさん倒して……。そうそう、宝箱も開けたんだ。中身は小石ぐらいの魔石だったが」
「なるほど。順調に進んでいますね」
ケビンは嬉しそうに微笑んでいる。
「そうだな」
「……ところで、シンヤ様」
「うん?」
「領主のアルトゥル様にお会いになりましたか?」
「ああ、会ったよ」
シンヤは平然と答える。
それを聞いて、ケビンはどこか自慢げな表情になった。
「ふふふ。将来性豊かなシンヤ様を一目見に来られたのでしょう。彼には”看破の魔眼”がありますからな」
「魔眼?」
聞き慣れない言葉に、シンヤは思わず尋ねた。
「はい。スキルと呼ばれる特殊な力の一種です。先天性の才能のようなものであり、持っていれば幸運という類のものですが……。一部の王族や貴族は、血筋を守ることによりスキルの発現率が高めとなっておりますな。グラシア子爵家は、瞳術系統のスキルの発現率が高いと聞きます」
「へぇ~」
「グラシア子爵家は、代々続く由緒正しい貴族家です。魔眼系のスキルにおいては、国内で最も優れていると言っても過言ではありません」
「ほぉ」
シンヤは感心した。
「さて……。それはそれとして、シンヤ様がご希望されていました邸宅についてなのですが、実は候補をいくつか見つけました」
「おお! あるのか!」
シンヤは身を乗り出した。
「ええ。費用につきましては私が負担しますが、広さや間取り、場所などについてはシンヤ様の意見を聞きたいと思っておりました」
「至れり尽くせりだな。非常にありがたい」
「いえいえ。命の恩人ですから、これくらいは。明日のご予定はいかがでしょうか?」
「特に用事はないが」
「では、明日の朝から案内致しましょう」
「分かった。楽しみにしてる」
こうして、シンヤは家を手に入れる目処を立てたのだった。
シンヤとミレアは再びダンジョンに潜っていた。
「さあ。昨日よりも奥まで進みたいな」
「了解ダ。道はある程度覚えてイル。案内はあたしに任せろ」
ミレアの先導で、順調に階層を進めていく。
シンヤの魔法でも道案内はできるのだが、ここはミレアを立てた。
そして、スライムが出現する。
「【ファイアーアロー】」
「【アイスニードル】」
「【ウッドランス】」
シンヤが多彩な魔法を使い分け、スライムを屠っていく。
「……スゴイ。これほどの属性魔法を使い分けるとハ……」
ミレアがあっけにとられている。
彼女が知っていう魔法使いは、せいぜい一つか二つの魔法を使える者ばかりだったからだ。
「これくらいならそんなに大変でもないぞ? ……っと、これで終わりかな」
「ああ、そうだナ」
戦闘が終わると、魔石を回収して先へ進む。
すると、宝箱を発見した。
「……どう思う?」
「罠ではないようダ。……開けてみるカ?」
「そうだな。……よし、開けてみよう」
シンヤも魔法で探ってみたが、罠の類は確認できない。
安全な宝箱だ。
「分かった」
ミレアがそそくさと宝箱を開ける。
中には小石程度の魔石が入っていた。
「一階層にしては悪くない魔石の大きさダ」
「そうだな。今日の収入は昨日よりも多くなるだろう」
シンヤが満足げに微笑む。
昨日よりも奥まで探索を進め、宝箱が出て一区切りが付いたので、今日の探索はここまでとなった。
シンヤとミレアがダンジョンを出て街に戻る。
彼らが冒険者ギルドに入ると、ギルド内の視線が一気に集中した。
「おい、あいつが例の……」
「ああ、間違いねえ」
「水晶が爆発したらしいぜ……」
ヒソヒソと話し声が聞こえてくる。
とりあえず聞こえないフリをして、シンヤは受付嬢ユイの所へ行った。
だが、そこには先客がいた。
「あ、シンヤさん。ちょうど良かったです。こちらの方があなたに用があるそうですよ」
「ん? 俺に?」
シンヤは改めて先客に視線を向ける。
そこにいたのは金髪碧眼の男性だった。
年齢は四十代くらいだろうか。
美しい容姿をしているが、その顔にはどこか厳かさもあった。
「初めましてだな。我はアルトゥル・フォン・グラシアだ」
「俺はシンヤだ」
名乗り返した後、シンヤは内心で首を傾げた。
(……あれ? どこかで聞いたことがあるような名前だ)
「……お主がクリムゾンボアを倒したというのは本当か?」
「ああ、本当だ。ケビンという目撃者もいるし、クリムゾンボアの魔石もギルドに提出済みだが?」
実際のところ、それだけではシンヤがクリムゾンボアを討伐したという確実な証拠とはならない。
大商会の会長であるケビンが強硬に主張すれば認められる可能性もあったが、彼はそうしなかった。
そこまでせずとも、シンヤであればいずれ確実に高ランク冒険者になるという確信があったからだ。
それに、田舎の出身で街の常識に疎いというシンヤにとっては、過度に目立たずに下級冒険者として経験を積むのも悪くないと考えていた。
「……どうやら本当のことのようだな。しかし、改めて信じ難い。あれをほぼ個人の力で倒せるような者がいたとはな」
アルトゥルはジロジロとシンヤを見つめた後、そう呟いた。
「はあ」
「いや失敬。領主として、近場の森に住む魔物には警戒していたのだ。それを倒した者がいれば、興味を持って当然だろう?」
そこまで言われて、シンヤはようやく気がついた。
アルトゥル・フォン・グラシア。
この街の名前はグラシア。
目の前にいる男は、この街一帯の領主なのだ。
「ああ、そうだな。魔物を倒したことが街の平和に繋がってくれるのなら、俺としても倒したかいがあるというものだ」
今さらながらにシンヤは敬語を使うべきかと思ったが、タイミングを逃したのでこのままにすることにした。
不敬と言われて罪に問われる可能性も考えたが、いざとなれば魔力を解放すればどうとでもなるだろう。
地球にいるときにも、魔力の鍛錬のために世界各地の戦争や紛争・厄介事に首を突っ込んだものだ。
「うむ。どうやら信用できそうな男のようだな。今後もその調子で励むがいい」
アルトゥルはそう言って去っていった。
シンヤは知りようもないことだが、アルトゥルが彼をあっさりと信用したのにはわけがある。
スキル”看破の魔眼”の効力により、嘘をついている人間を判別できるのだ。
領主である彼がわざわざ冒険者ギルドに足を運んだのも、シンヤを直接見ておく必要があったためである。
知らない間に領主の信用を得たシンヤは、のんきな様子でユイに話し掛ける。
「じゃあ、今日の換金をしてくれるか? スライムの魔石に、スライムゼリー。それと、宝箱から出た魔石が……」
カウンターの上に物を並べていくシンヤ。
「あ、はい……」
ユイが応じる。
領主に対して全く怯まずに接していたシンヤに、彼女は畏怖のような感情を抱き始めていたのだった。
その日の夜も、ケビンと夕食を共にすることになった。
「シンヤ様。今日のダンジョン探索はいかがでしたか?」
食事中、ケビンが尋ねてきた。
「ええっと。昨日と似た感じだが、少し慣れたきたかな? 一階層のより奥まで行って、スライムをたくさん倒して……。そうそう、宝箱も開けたんだ。中身は小石ぐらいの魔石だったが」
「なるほど。順調に進んでいますね」
ケビンは嬉しそうに微笑んでいる。
「そうだな」
「……ところで、シンヤ様」
「うん?」
「領主のアルトゥル様にお会いになりましたか?」
「ああ、会ったよ」
シンヤは平然と答える。
それを聞いて、ケビンはどこか自慢げな表情になった。
「ふふふ。将来性豊かなシンヤ様を一目見に来られたのでしょう。彼には”看破の魔眼”がありますからな」
「魔眼?」
聞き慣れない言葉に、シンヤは思わず尋ねた。
「はい。スキルと呼ばれる特殊な力の一種です。先天性の才能のようなものであり、持っていれば幸運という類のものですが……。一部の王族や貴族は、血筋を守ることによりスキルの発現率が高めとなっておりますな。グラシア子爵家は、瞳術系統のスキルの発現率が高いと聞きます」
「へぇ~」
「グラシア子爵家は、代々続く由緒正しい貴族家です。魔眼系のスキルにおいては、国内で最も優れていると言っても過言ではありません」
「ほぉ」
シンヤは感心した。
「さて……。それはそれとして、シンヤ様がご希望されていました邸宅についてなのですが、実は候補をいくつか見つけました」
「おお! あるのか!」
シンヤは身を乗り出した。
「ええ。費用につきましては私が負担しますが、広さや間取り、場所などについてはシンヤ様の意見を聞きたいと思っておりました」
「至れり尽くせりだな。非常にありがたい」
「いえいえ。命の恩人ですから、これくらいは。明日のご予定はいかがでしょうか?」
「特に用事はないが」
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