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6話 冒険者登録
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数時間後、グラシアの街に到着した。
シンヤが想像していた以上に発展した街だった。
活気にあふれている。
冒険者風の人間が多いものの、商人と思われる人々の姿も多く見受けられる。
また、獣人やエルフ、ドワーフといった亜人種の者たちも大勢いた。
「なかなか大きな街じゃないか」
「はい。交易が盛んな街ですからね。近くに迷宮もあり、冒険者も多いのです」
「なるほどな。ところで、まずはどこに向かっているんだ?」
「ギルドで手続きを行います。その後、私の邸宅に向かいましょう」
「わかった」
シンヤはうなずき、引き続き馬車に揺られていく。
その隣では、ミレアが満足げな表情でシンヤに身を寄せている。
しばらくしてたどり着いたのは、二階建ての建物であった。
「ここがギルドか?」
「はい。グラシアの冒険者ギルド支部です。中に入りましょうか」
「了解だ」
ケビンは馬屋に行き、馬を預けた。
護衛兵に後を任せ、ケビン、シンヤ、ミレアでギルドの建物の中に入る。
内装は非常に清潔感があった。
受付カウンターには多くの女性がおり、依頼書らしきものを手にしている。
「へぇ……。綺麗な場所だな」
「はい。この街は発展しているので、他の街のギルドよりも整えられておりますな」
「そうなのか」
「ええ。なので、冒険者の質も高いんですよ」
「ほう」
シンヤは周囲を見渡す。
確かに、なかなかの魔力量を感じ取れる。
街ですれ違った一般人よりも一回り以上強そうだ。
ケビンが颯爽と受付の列に並ぶ。
その後ろにシンヤたちも並んだ。
しばらくすると、彼の順番になる。
「こんにちは、ケビンさん。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「こちらのシンヤ様のギルド登録をお願いしたい」
「かしこまりました。それでは、こちらの用紙に必要事項をお書きください」
「ああ。……シンヤ様、こちらのペンをどうぞ」
「おう」
シンヤは渡された羽ペンを受け取り、記入していく。
名前や年齢など簡単な内容だ。
神様からもらった言語理解のスキルにより、この世界の言葉を読み書きできる。
特に問題なく、書類を完成させる。
「これでいいのか?」
「はい。それでは、この水晶に手を乗せてください」
「おう」
「それでは、魔力を解放させてください。……あれっ!?」
受付嬢が目を丸くする。
「ん? どうかしたのか?」
「な、なぜ既に発光しているのでしょうか? まだ手を乗せただけですよね?」
「さぁ? そういうものじゃないのか?」
シンヤは不思議そうに首を傾げる。
「いえ……。この水晶は最大魔力量を測定するための魔道具です。光の強さが魔力量を示しています。体から常時漏れ出す程度の魔力では、発光しないはずですが……」
「ふむ。よくわからないけど、とりあえず続けようか」
「続きですか?」
「ああ。魔力を解放させればいいのだろう?」
「えっ? ええ、まあ……」
受付嬢の同意を得て、シンヤは魔力を解放する。
すると、先ほどとは比べ物にならないほどの光が放たれた。
これには、周囲の冒険者も目を奪われる。
「こ、これは……。信じられない……。ケビンさん! これ、どういうことなんでしょう! こんなことは初めてです!」
「落ち着きなさい、ユイさん。私にもわからない。ただ、この方が規格外だということだけは間違いないようだぞ」
受付嬢(ユイというらしい)は、慌てふためいている。
一方で、ケビンは落ち着いた様子で、シンヤの方を見た。
「素晴らしい魔力ですな、シンヤ様」
「そうなのかな? 自分じゃよくわからんけど……」
「はい。普通ならありえない光量ですよ。私も何度か計測に立ち会ったことはありますが、これほどの光量は初めて見ました」
「ほぉ……。でも、そんなに驚くことでもないんじゃないか?」
「とんでもない!」
受付嬢ユイが声を上げる。
「魔道具の誤作動でなければ、シンヤさんの魔力量は規格外ですよ! この魔力をうまく扱えれば、いずれはB……いえ、Aランクになれるかもしれません」
「そうなのか。それは凄い。しかし、Sランクではないのだな」
事前にケビンから聞いていた話では、最高ランクはSだということだった。
「あはは……。さすがにSランクは……。この大陸出身のSランク冒険者として”竜殺し”のエミリがいますが、彼女の場合は水晶にひびが入ったと聞いています」
「なるほど。それほどの相手がいるんだな」
自分よりも上がいると聞いて、シンヤが残念な気持ちになることはない。
むしろ、ワクワクする。
何とかして越えてやろうという気持ちが湧いてきた。
「ええ。まあ、これほど強い光を放たれた時点でシンヤさんも十分に規格外ですが……」
ユイのそんな言葉を聞きつつ、シンヤは1つ試したいことを思いついた。
「なあ。ちょっと全力を出してもいいか?」
「へ? 全力ですか?」
「ああ。ちょっと手を抜きすぎていたかもしれない」
先程魔力を解放したが、適度に力を調整しておいたのだ。
全力を出せば、もっと強い光を出せるかもしれない。
「ええ、それは構いませんが……」
ユイの言葉を聞くや否や、シンヤは体内の魔力を練り上げる。
そして、一気に解き放った。
水晶から発せられる光がさらに強まる。
ピシッ!
水晶にヒビが入り……。
パキンッ!!
粉々に砕け散ったのだった。
「あちゃー……。これはマズいな」
シンヤは困ったように頬を掻く。
「「「ええええええぇっ!?」」」
ギルド内に大声が響き渡った。
周囲を見ると、冒険者たちは呆然としていた。
ユイを始めとしたギルド職員たちは、顔を青ざめさせている。
「すまん。魔力を込めすぎたみたいだ」
「そ、そのようですね……。しかし、この水晶は魔力量を測定するためのもので、ちょっとやそっとで壊れるものではないはずですが……」
「そうなのか?」
「ええ。当ギルドでは、おそらく過去に一度たりとも壊れたという記録はないと思います」
「うーん。しかし、”竜殺し”のエミリとやらも壊したのだろう? 俺も同格というわけでは?」
「……ふふっ。さすがにそれはないですよぉ。彼女は数少ないSランク冒険者ですよ? そんな彼女でも、ひびが入っただけです。粉々に砕け散るなんて、まるでシンヤさんの魔力がそれ以上みたいじゃないですか」
「ふむ。つまり、今回壊れたのは……」
「魔道具の故障でしょうね」
「なんだ、そうだったのか……」
シンヤは残念そうに呟く。
だが、すぐに気を取り直した。
そうあっさりとSランク冒険者の偉業に追いついてしまっては、これからの冒険者ライフに張り合いがなくなってしまう。
楽しみが増えたと思っておこう。
シンヤが想像していた以上に発展した街だった。
活気にあふれている。
冒険者風の人間が多いものの、商人と思われる人々の姿も多く見受けられる。
また、獣人やエルフ、ドワーフといった亜人種の者たちも大勢いた。
「なかなか大きな街じゃないか」
「はい。交易が盛んな街ですからね。近くに迷宮もあり、冒険者も多いのです」
「なるほどな。ところで、まずはどこに向かっているんだ?」
「ギルドで手続きを行います。その後、私の邸宅に向かいましょう」
「わかった」
シンヤはうなずき、引き続き馬車に揺られていく。
その隣では、ミレアが満足げな表情でシンヤに身を寄せている。
しばらくしてたどり着いたのは、二階建ての建物であった。
「ここがギルドか?」
「はい。グラシアの冒険者ギルド支部です。中に入りましょうか」
「了解だ」
ケビンは馬屋に行き、馬を預けた。
護衛兵に後を任せ、ケビン、シンヤ、ミレアでギルドの建物の中に入る。
内装は非常に清潔感があった。
受付カウンターには多くの女性がおり、依頼書らしきものを手にしている。
「へぇ……。綺麗な場所だな」
「はい。この街は発展しているので、他の街のギルドよりも整えられておりますな」
「そうなのか」
「ええ。なので、冒険者の質も高いんですよ」
「ほう」
シンヤは周囲を見渡す。
確かに、なかなかの魔力量を感じ取れる。
街ですれ違った一般人よりも一回り以上強そうだ。
ケビンが颯爽と受付の列に並ぶ。
その後ろにシンヤたちも並んだ。
しばらくすると、彼の順番になる。
「こんにちは、ケビンさん。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「こちらのシンヤ様のギルド登録をお願いしたい」
「かしこまりました。それでは、こちらの用紙に必要事項をお書きください」
「ああ。……シンヤ様、こちらのペンをどうぞ」
「おう」
シンヤは渡された羽ペンを受け取り、記入していく。
名前や年齢など簡単な内容だ。
神様からもらった言語理解のスキルにより、この世界の言葉を読み書きできる。
特に問題なく、書類を完成させる。
「これでいいのか?」
「はい。それでは、この水晶に手を乗せてください」
「おう」
「それでは、魔力を解放させてください。……あれっ!?」
受付嬢が目を丸くする。
「ん? どうかしたのか?」
「な、なぜ既に発光しているのでしょうか? まだ手を乗せただけですよね?」
「さぁ? そういうものじゃないのか?」
シンヤは不思議そうに首を傾げる。
「いえ……。この水晶は最大魔力量を測定するための魔道具です。光の強さが魔力量を示しています。体から常時漏れ出す程度の魔力では、発光しないはずですが……」
「ふむ。よくわからないけど、とりあえず続けようか」
「続きですか?」
「ああ。魔力を解放させればいいのだろう?」
「えっ? ええ、まあ……」
受付嬢の同意を得て、シンヤは魔力を解放する。
すると、先ほどとは比べ物にならないほどの光が放たれた。
これには、周囲の冒険者も目を奪われる。
「こ、これは……。信じられない……。ケビンさん! これ、どういうことなんでしょう! こんなことは初めてです!」
「落ち着きなさい、ユイさん。私にもわからない。ただ、この方が規格外だということだけは間違いないようだぞ」
受付嬢(ユイというらしい)は、慌てふためいている。
一方で、ケビンは落ち着いた様子で、シンヤの方を見た。
「素晴らしい魔力ですな、シンヤ様」
「そうなのかな? 自分じゃよくわからんけど……」
「はい。普通ならありえない光量ですよ。私も何度か計測に立ち会ったことはありますが、これほどの光量は初めて見ました」
「ほぉ……。でも、そんなに驚くことでもないんじゃないか?」
「とんでもない!」
受付嬢ユイが声を上げる。
「魔道具の誤作動でなければ、シンヤさんの魔力量は規格外ですよ! この魔力をうまく扱えれば、いずれはB……いえ、Aランクになれるかもしれません」
「そうなのか。それは凄い。しかし、Sランクではないのだな」
事前にケビンから聞いていた話では、最高ランクはSだということだった。
「あはは……。さすがにSランクは……。この大陸出身のSランク冒険者として”竜殺し”のエミリがいますが、彼女の場合は水晶にひびが入ったと聞いています」
「なるほど。それほどの相手がいるんだな」
自分よりも上がいると聞いて、シンヤが残念な気持ちになることはない。
むしろ、ワクワクする。
何とかして越えてやろうという気持ちが湧いてきた。
「ええ。まあ、これほど強い光を放たれた時点でシンヤさんも十分に規格外ですが……」
ユイのそんな言葉を聞きつつ、シンヤは1つ試したいことを思いついた。
「なあ。ちょっと全力を出してもいいか?」
「へ? 全力ですか?」
「ああ。ちょっと手を抜きすぎていたかもしれない」
先程魔力を解放したが、適度に力を調整しておいたのだ。
全力を出せば、もっと強い光を出せるかもしれない。
「ええ、それは構いませんが……」
ユイの言葉を聞くや否や、シンヤは体内の魔力を練り上げる。
そして、一気に解き放った。
水晶から発せられる光がさらに強まる。
ピシッ!
水晶にヒビが入り……。
パキンッ!!
粉々に砕け散ったのだった。
「あちゃー……。これはマズいな」
シンヤは困ったように頬を掻く。
「「「ええええええぇっ!?」」」
ギルド内に大声が響き渡った。
周囲を見ると、冒険者たちは呆然としていた。
ユイを始めとしたギルド職員たちは、顔を青ざめさせている。
「すまん。魔力を込めすぎたみたいだ」
「そ、そのようですね……。しかし、この水晶は魔力量を測定するためのもので、ちょっとやそっとで壊れるものではないはずですが……」
「そうなのか?」
「ええ。当ギルドでは、おそらく過去に一度たりとも壊れたという記録はないと思います」
「うーん。しかし、”竜殺し”のエミリとやらも壊したのだろう? 俺も同格というわけでは?」
「……ふふっ。さすがにそれはないですよぉ。彼女は数少ないSランク冒険者ですよ? そんな彼女でも、ひびが入っただけです。粉々に砕け散るなんて、まるでシンヤさんの魔力がそれ以上みたいじゃないですか」
「ふむ。つまり、今回壊れたのは……」
「魔道具の故障でしょうね」
「なんだ、そうだったのか……」
シンヤは残念そうに呟く。
だが、すぐに気を取り直した。
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