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103話 マキ加入
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「マキちゃんは……マキちゃんといいますぅ。よろしくですぅ!」
野球部のグラウンドで、1人の女子が自己紹介をする。
龍之介の存在は、彼女の新体操の活動にも好影響を与える。
それを立証したことで、コーチに兼部が認められたのだ。
「……私と同じクラスのぶりっ子ですか。まさか、龍様がこんな女に誑かされるなんて……」
「あーっ! ミオちゃんですぅ! いっしょに野球をできるなんて、楽しくなりそうですぅ!!」
「ちょ、ちょっと近いです! ――むぐ」
マキがミオに抱きつき、その胸を押しつける。
そんな光景を見た龍之介は、微笑みを隠せない。
「ふふ……。元から知り合いだったのか。これなら仲良くやれそうだな」
「もごっ。むぐぐぐ……!」
「そうですねぇ! ミオちゃん以外の方々も、よろしくですぅ!」
ミオの抗議の声をかき消すように、マキが声を張り上げる。
アイリ、ノゾミ、ユイ、セツナが、それぞれ笑顔で答えた。
野球部のグラウンドで、1人の女子が自己紹介をする。
龍之介の存在は、彼女の新体操の活動にも好影響を与える。
それを立証したことで、コーチに兼部が認められたのだ。
「……私と同じクラスのぶりっ子ですか。まさか、龍様がこんな女に誑かされるなんて……」
「あーっ! ミオちゃんですぅ! いっしょに野球をできるなんて、楽しくなりそうですぅ!!」
「ちょ、ちょっと近いです! ――むぐ」
マキがミオに抱きつき、その胸を押しつける。
そんな光景を見た龍之介は、微笑みを隠せない。
「ふふ……。元から知り合いだったのか。これなら仲良くやれそうだな」
「もごっ。むぐぐぐ……!」
「そうですねぇ! ミオちゃん以外の方々も、よろしくですぅ!」
ミオの抗議の声をかき消すように、マキが声を張り上げる。
アイリ、ノゾミ、ユイ、セツナが、それぞれ笑顔で答えた。
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