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第5章
980話 自己紹介-1【シルヴィ・ネリスside】
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「まぁな。多少だが、上納金も収めていたりするぜ」
「ふむ……」
シルヴィは考え込む。
このジョニーという男は、スラムの一角をたばねるリーダー的存在だ。
ガチの盗賊団の頭領ほど極悪人ではない一方で、そこらの一般人よりはよほど悪党である。
アンダーグラウンドの事情にも詳しい。
ならば、やるべきことは決まっている。
「さっきは名乗りませんでしたが、自己紹介しておきましょうか」
「ふん……。どうせ、他の組織の用心棒か何かのはずだ。こっちの力を削ぐために来たんだろ? それか、義憤に駆られて乗り込んできた正義の味方ってところか?」
ジョニーが指摘する。
彼はシルヴィやネリスを相応に警戒しているが、極端に恐れているわけではない。
できれば穏便にやり過ごしたいと思っている程度だ。
「ふむ……」
シルヴィは考え込む。
このジョニーという男は、スラムの一角をたばねるリーダー的存在だ。
ガチの盗賊団の頭領ほど極悪人ではない一方で、そこらの一般人よりはよほど悪党である。
アンダーグラウンドの事情にも詳しい。
ならば、やるべきことは決まっている。
「さっきは名乗りませんでしたが、自己紹介しておきましょうか」
「ふん……。どうせ、他の組織の用心棒か何かのはずだ。こっちの力を削ぐために来たんだろ? それか、義憤に駆られて乗り込んできた正義の味方ってところか?」
ジョニーが指摘する。
彼はシルヴィやネリスを相応に警戒しているが、極端に恐れているわけではない。
できれば穏便にやり過ごしたいと思っている程度だ。
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