社畜だけど転移先の異世界で【ジョブ設定スキル】を駆使して世界滅亡の危機に立ち向かう ～【最強ハーレム】を築くまで、俺は止まらねぇからよぉ！～

第５章

９５１話 少女たちの襲撃－３【シルヴィ・ネリスside】

「ごめんなさい。でも、仕方ないの。こうしないと死んじゃうから」

「？」

　シルヴィが首を傾げる。
　だが、彼女が次の質問を口にするよりも先に、少女たちが動いた。

「えいっ」

　少女の１人が木棒を振った。
　狙いはシルヴィだ。

「……はぁ」

　シルヴィは難なく回避する。
　そして、リーダー格の少女の腹に軽く拳を叩き込んだ。

「えぐぅっ！？」

　腹を殴られた少女が、膝をつく。
　続いて隣にいた少女に、シルヴィは回し蹴りを叩き込んだ。

「げふぅ！？」

　少女の体が、壁に叩きつけられる。
　彼女は胃液を吐いた。
　さらにシルヴィは３人目の少女に急接近し、喉元を掴む。

「がっ……はっ……」

　シルヴィは、少女の喉元を片手で締め上げる。
　少女の口から苦悶の声が漏れた。