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第5章
941話 商会-5【セリアside】
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「直属のベテラン商人とまでは言わないですにゃ。せめて、スケベじゃない若手商人さんとか……いませんかにゃ?」
セリアが尋ねる。
そんな彼女に対して、タニアは再度ため息をついた。
「うーん……。まぁ、いないこともないけど……」
タニアは少し考え込んだ後、口を開く。
「でも、彼女はこれから育てていく商人の卵なのよ。ただ昔なじみってだけで、あなたに紹介できるような人じゃないわ」
「…………」
「だから、ごめんなさいね」
そんなセリアに対して、タニアが申し訳なさそうに告げる。
だが、セリアは諦めない。
「――コウタさんの件をバラすにゃ」
「え?」
タニアの顔色が変わった。
コウタの名が出たことに、彼女は驚いたのだ。
そんなタニアに対して、セリアは淡々と告げる。
セリアが尋ねる。
そんな彼女に対して、タニアは再度ため息をついた。
「うーん……。まぁ、いないこともないけど……」
タニアは少し考え込んだ後、口を開く。
「でも、彼女はこれから育てていく商人の卵なのよ。ただ昔なじみってだけで、あなたに紹介できるような人じゃないわ」
「…………」
「だから、ごめんなさいね」
そんなセリアに対して、タニアが申し訳なさそうに告げる。
だが、セリアは諦めない。
「――コウタさんの件をバラすにゃ」
「え?」
タニアの顔色が変わった。
コウタの名が出たことに、彼女は驚いたのだ。
そんなタニアに対して、セリアは淡々と告げる。
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