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第5章
935話 服だけ溶かす薬-8【エメラダside】
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「ご存知かもしれませんが、あたしたちのリーダーはコウタ・エウロス子爵です」
「え……えぇ……」
女性は戸惑いながらもうなずく。
コウタが『悠久の風』のリーダーであることは知っていた。
「そして、彼は大の女好きです」
「し、知ってはいるけど……」
「そうですか。なら話は早いですね」
エメラダはそう言うと、女性へと手を差し伸べた。
「一緒に開拓団に参加しましょう!」
「……ど、どうしてそうなるのよ?」
「『服だけ溶かす薬』は、いかにも主様が好みそうな薬です。そんな新薬を開発できるあなたは、まさに開拓団にとって必要な人材と言えるでしょう」
「……」
「それに、本人が女性というのも良いですね。少しみすぼらしいですが……ちゃんと整えれば、主様の夜伽を務めるのに不足はありません」
「よ、夜伽!?」
エメラダの言葉を聞いて、女性が顔を真っ赤にした。
そんな女性に対して、エメラダはさらに追い打ちをかける。
「え……えぇ……」
女性は戸惑いながらもうなずく。
コウタが『悠久の風』のリーダーであることは知っていた。
「そして、彼は大の女好きです」
「し、知ってはいるけど……」
「そうですか。なら話は早いですね」
エメラダはそう言うと、女性へと手を差し伸べた。
「一緒に開拓団に参加しましょう!」
「……ど、どうしてそうなるのよ?」
「『服だけ溶かす薬』は、いかにも主様が好みそうな薬です。そんな新薬を開発できるあなたは、まさに開拓団にとって必要な人材と言えるでしょう」
「……」
「それに、本人が女性というのも良いですね。少しみすぼらしいですが……ちゃんと整えれば、主様の夜伽を務めるのに不足はありません」
「よ、夜伽!?」
エメラダの言葉を聞いて、女性が顔を真っ赤にした。
そんな女性に対して、エメラダはさらに追い打ちをかける。
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