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第5章
930話 服だけ溶かす薬-3【エメラダside】
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「フハハハハー! どう? この薬の効果は!!」
そんな女性の様子を見たエメラダが、感心するようにうなずいた。
「なるほど……確かにこれは画期的な薬ですねぇ……」
「そうでしょ! そうでしょう!!」
エメラダの反応を見て、女性が喜ぶ。
そんな女性に対して、エメラダは告げた。
「しかし、このままでは不十分です」
「えっ?」
予想外の言葉を聞いて、女性がきょとんとした表情を浮かべる。
そんな女性に対して、エメラダは語り始めた。
「確かに、画期的な薬には違いありませんが……。実用性がありません」
「な、何よそれ!? 私の薬にケチをつけようっての!?」
「見てくださいよ。彼女の服は溶けましたが……下着だけは無事じゃないですか」
「うぐっ……」
エメラダに指摘されて、女性は言葉に詰まった。
事実だった。
外側に着ていた服こそ溶けたが、下着は無事である。
そんな女性の様子を見たエメラダが、感心するようにうなずいた。
「なるほど……確かにこれは画期的な薬ですねぇ……」
「そうでしょ! そうでしょう!!」
エメラダの反応を見て、女性が喜ぶ。
そんな女性に対して、エメラダは告げた。
「しかし、このままでは不十分です」
「えっ?」
予想外の言葉を聞いて、女性がきょとんとした表情を浮かべる。
そんな女性に対して、エメラダは語り始めた。
「確かに、画期的な薬には違いありませんが……。実用性がありません」
「な、何よそれ!? 私の薬にケチをつけようっての!?」
「見てくださいよ。彼女の服は溶けましたが……下着だけは無事じゃないですか」
「うぐっ……」
エメラダに指摘されて、女性は言葉に詰まった。
事実だった。
外側に着ていた服こそ溶けたが、下着は無事である。
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