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第5章
770話 『悠久の風』会議-2
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「それに伴い、彼女が『悠久の風』に仮加入することになった。みんな、よろしく頼む」
「改めて自己紹介しよう。我はナディア・エルカインドだ。道中でも見せた通り、騎士としての腕は一流だと自負している。だが、冒険者や開拓士としての実力は未知数だ。みな、色々と教えてくれるとありがたい」
俺の隣に立ったナディアが言う。
彼女は、ウルゴ陛下から借り受けた近衛騎士だ。
俺の『パーティメンバー設定』の対象者にもなっているし、頼りになる味方となるだろう。
名目上は借り受けているだけだが、開拓任務を終えたら改めて交渉すればいい。
そのあたりはどうとでもなる。
「よろしく頼むぜ、ナディア」
「……えっと。ナディア様、これからもよろしくお願いします……」
「よろしくですにゃ! ナディアさん!!」
グレイス、エメラダ、セリアが言う。
他の面々も挨拶を済ませていく。
エルカから王都まで同行していたこともあるし、上手くやっていけそうだ。
「……しかしよ。コウタ坊には驚かされっぱなしだぜ。まさか騎士団長と戦うことになって、しかもあっさりと勝つなんてよ……」
「それに、その場で子爵位になられたことにもビックリですぅ。こんなの前代未聞ですよぉ~!」
ミルキーとルンが言った。
確かに、あの時は驚いた。
まさか、Sランクパーティに昇格するだけでなく、子爵にまでなれるとは思っていなかったからな。
「エウロス様なら、それも当然のことかと。確かに、あたくしも驚きましたが……」
「しかも、凄い剣も受け取っていましたよね? 『宝剣ラティオ』とかいう……」
「ご主人しゃま、しゅごい! みんながびっくりしてた! ぼくもびっくりした!!」
ネリス、チセ、ヒナタがそう言った。
MSCにもあった『宝剣ラティオ』。
その性能は折り紙付きだ。
最上級装備の一角と言っても過言ではない。
ゲームでも、長いイベントストーリーの最後に手に入る超レアアイテムだった。
「改めて自己紹介しよう。我はナディア・エルカインドだ。道中でも見せた通り、騎士としての腕は一流だと自負している。だが、冒険者や開拓士としての実力は未知数だ。みな、色々と教えてくれるとありがたい」
俺の隣に立ったナディアが言う。
彼女は、ウルゴ陛下から借り受けた近衛騎士だ。
俺の『パーティメンバー設定』の対象者にもなっているし、頼りになる味方となるだろう。
名目上は借り受けているだけだが、開拓任務を終えたら改めて交渉すればいい。
そのあたりはどうとでもなる。
「よろしく頼むぜ、ナディア」
「……えっと。ナディア様、これからもよろしくお願いします……」
「よろしくですにゃ! ナディアさん!!」
グレイス、エメラダ、セリアが言う。
他の面々も挨拶を済ませていく。
エルカから王都まで同行していたこともあるし、上手くやっていけそうだ。
「……しかしよ。コウタ坊には驚かされっぱなしだぜ。まさか騎士団長と戦うことになって、しかもあっさりと勝つなんてよ……」
「それに、その場で子爵位になられたことにもビックリですぅ。こんなの前代未聞ですよぉ~!」
ミルキーとルンが言った。
確かに、あの時は驚いた。
まさか、Sランクパーティに昇格するだけでなく、子爵にまでなれるとは思っていなかったからな。
「エウロス様なら、それも当然のことかと。確かに、あたくしも驚きましたが……」
「しかも、凄い剣も受け取っていましたよね? 『宝剣ラティオ』とかいう……」
「ご主人しゃま、しゅごい! みんながびっくりしてた! ぼくもびっくりした!!」
ネリス、チセ、ヒナタがそう言った。
MSCにもあった『宝剣ラティオ』。
その性能は折り紙付きだ。
最上級装備の一角と言っても過言ではない。
ゲームでも、長いイベントストーリーの最後に手に入る超レアアイテムだった。
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