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第5章
676話 ずこー!
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「ワタシはコウタさまを信用していますよぉ」
「あたくしもですわ。エウロス様なら、きっと大丈夫でしょう」
「おお、ルンとネリス! そうだよな? 俺は大丈夫だよな?」
やっと味方を見つけた。
やはり、比較的新しく入ったメンバーはまだ俺への信用が残っている。
いや、残っているという言い方は適切ではない。
彼女たちの認識こそが正しいのだ。
そのはずだ。
古参メンバーには、ぜひ俺への認識を改めてもらいたい。
彼女たち新入りメンバーを見習ってな。
「はい! 男爵様なら気づかれないまま事を成すことも可能なはずです!」
「ずこー!」
チセの斜め上の発言を聞いて、俺はズッコケてしまう。
そうじゃないだろ。
気づかれないまま事を成すとかじゃなくて、そもそも謁見の間でそういうことはしないから!
「? よくわからないけど……。ぼくはご主人しゃまのことを信じてるから!」
「おお……。ヒナタはいい子だなぁ。俺の味方はヒナタだけだ……」
我が『悠久の風』の中で、最も新入りの幼い女の子だけが俺を肯定してくれた。
やはり持つべきものは幼女だ。
「よしよし、ヒナタは可愛いなぁ……」
「えへへ……。ご主人しゃまに褒められちゃった」
俺が頭を撫でると、嬉しそうに笑う。
うん、癒やされる。
「無事に謁見が終わったら、お土産を買ってくるからな」
「やったぁ。ご主人しゃま、好きー!」
「はは……。俺も好きだぞ」
俺が笑顔で返すと、さらに嬉しそうな顔をする。
本当に可愛い子だ。
まだ幼いが、将来は美少女になること間違いなしである。
俺がそうやってほんわかしていると――
「あたくしもですわ。エウロス様なら、きっと大丈夫でしょう」
「おお、ルンとネリス! そうだよな? 俺は大丈夫だよな?」
やっと味方を見つけた。
やはり、比較的新しく入ったメンバーはまだ俺への信用が残っている。
いや、残っているという言い方は適切ではない。
彼女たちの認識こそが正しいのだ。
そのはずだ。
古参メンバーには、ぜひ俺への認識を改めてもらいたい。
彼女たち新入りメンバーを見習ってな。
「はい! 男爵様なら気づかれないまま事を成すことも可能なはずです!」
「ずこー!」
チセの斜め上の発言を聞いて、俺はズッコケてしまう。
そうじゃないだろ。
気づかれないまま事を成すとかじゃなくて、そもそも謁見の間でそういうことはしないから!
「? よくわからないけど……。ぼくはご主人しゃまのことを信じてるから!」
「おお……。ヒナタはいい子だなぁ。俺の味方はヒナタだけだ……」
我が『悠久の風』の中で、最も新入りの幼い女の子だけが俺を肯定してくれた。
やはり持つべきものは幼女だ。
「よしよし、ヒナタは可愛いなぁ……」
「えへへ……。ご主人しゃまに褒められちゃった」
俺が頭を撫でると、嬉しそうに笑う。
うん、癒やされる。
「無事に謁見が終わったら、お土産を買ってくるからな」
「やったぁ。ご主人しゃま、好きー!」
「はは……。俺も好きだぞ」
俺が笑顔で返すと、さらに嬉しそうな顔をする。
本当に可愛い子だ。
まだ幼いが、将来は美少女になること間違いなしである。
俺がそうやってほんわかしていると――
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