647 / 1,057
第5章
647話 冤罪
しおりを挟む
「なんだ!? 俺は何もしていないぞ!?」
突然のことに驚いた俺はそう叫ぶ。
まるで、満員電車で痴漢の冤罪をかけられたときのような気分だ。
本当に心当たりがない。
いや、実際に俺が犯人だったとして、シルヴィが相手であれば別にどうこうなるわけでもないのだが。
「……んっ。コウタちゃん、こんなところでダメだよ……?」
「ティータまで!? 一体何の話だ!?」
俺やシルヴィよりもいくらか後に入ってきたはずのティータは、何故か俺の後ろにいた。
そして後ろから抱きついてくる。
背中に微かに柔らかい感触を感じるが、残念ながら楽しむ余裕はなかった。
そんなとき――
「ひゃあ!? ご主人しゃま、何か固いものが顔に当たってましゅっ!」
今度はヒナタの声だ。
俺よりもずいぶんと後に入ったはずの彼女だが、なぜか俺の股間の前に彼女の顔があった。
彼女はまだ幼い女の子だ。
俺の股間部にある固いものの正体は当然”アレ”なのだが――今の彼女にはそれが分からない。
体が成長しきっていないので、俺にしては珍しく手を出していない娘だからだ。
「エウロス様……。あたくしでよろしければ、服の上から”処理”いたしますが?」
今度はネリスの声が聴こえてきた。
彼女は何を思ったか、俺の股間をズボンの上から触り始めた。
この狭い空間の中で手を這わせてくるものだから、なかなか器用なものである。
突然のことに驚いた俺はそう叫ぶ。
まるで、満員電車で痴漢の冤罪をかけられたときのような気分だ。
本当に心当たりがない。
いや、実際に俺が犯人だったとして、シルヴィが相手であれば別にどうこうなるわけでもないのだが。
「……んっ。コウタちゃん、こんなところでダメだよ……?」
「ティータまで!? 一体何の話だ!?」
俺やシルヴィよりもいくらか後に入ってきたはずのティータは、何故か俺の後ろにいた。
そして後ろから抱きついてくる。
背中に微かに柔らかい感触を感じるが、残念ながら楽しむ余裕はなかった。
そんなとき――
「ひゃあ!? ご主人しゃま、何か固いものが顔に当たってましゅっ!」
今度はヒナタの声だ。
俺よりもずいぶんと後に入ったはずの彼女だが、なぜか俺の股間の前に彼女の顔があった。
彼女はまだ幼い女の子だ。
俺の股間部にある固いものの正体は当然”アレ”なのだが――今の彼女にはそれが分からない。
体が成長しきっていないので、俺にしては珍しく手を出していない娘だからだ。
「エウロス様……。あたくしでよろしければ、服の上から”処理”いたしますが?」
今度はネリスの声が聴こえてきた。
彼女は何を思ったか、俺の股間をズボンの上から触り始めた。
この狭い空間の中で手を這わせてくるものだから、なかなか器用なものである。
応援ありがとうございます!
11
お気に入りに追加
1,056
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる