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第5章
412話 お漏らし?
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世界滅亡の危機に向けて、パーティ内で俺の『アクセル』の強力さを共有している。
ミルキー、セリア、エメラダ、ローズ、ティータへのアピールは終わった。
「さぁ、次はお前たちだ! 覚悟するがいい!!」
俺はミナとユヅキに襲いかかった。
「えっ!? なんなのです!?」
「きゃっ!?」
俺は、ユヅキとミナの短パンに手をかける。
そして、一気にズリ下げようとするが――
「むっ!?」
そう簡単にはいかなかった。
「くっ。コウタ、あんまり調子に乗らないでよね!」
「ふんぎぃ! 狩り中に露出するなんて、変態みたいなことをするわけにはいかないのです!」
2人が抵抗を見せたのだ。
ユヅキは土魔法『ロックアーマー』を使用し、股間部を補強している。
これでは、短パンを単純にズリ下げることはできない。
ミナは自身の手で短パンを持って、ズリ下がらないようにしている。
単純な手だが、俺のイタズラに抵抗するには当然の抵抗方法だ。
なぜここまでのミルキーたちがこの抵抗方法をとれなかったかと言えば、大きく2つの要因がある。
1つは、反応能力。
俺の『アクセル』に対応するには、俺の動きを感知できる動体視力に加え、それに対する防御手段を瞬時に選択し実行する反射神経が求められる。
もう1つは、腕力。
短パンを手で支えたところで、俺がズリ下げる力の方が強ければ、結局のところ脱げてしまう。
「さすがはミナとユヅキだな……。しかし、これはどうだ?」
俺は魔力を開放する。
そして、水魔法を発動させる。
「くらえっ! ウォーターボール!!」
「ちょっ! ちょっと! そんなのあり!?」
「わああああっ! コウタくん! 卑怯なのですよ!!」
いくら土魔法で補強しようとも、腕力で短パンを死守しようとも、股間部を完全に覆って防御できるわけではない。
水の通り道ぐらいはできる。
俺の放った水の塊は、見事にミナとユヅキの大事なところを濡らした。
「はっはぁ! 素直に脱がないからこうなるのだ! 見ろ、まるでお漏らししているかのようだぞ!!」
「うぅぅ……。ひどいよぉ……」
「ぐすん。恥ずかしいのです……」
ユヅキとミナが涙目になっている。
美少女がお漏らしをして、泣いているかのような光景だ。
非常に扇情的に感じられる。
「さて……。それじゃ、次は……」
残るターゲットは、シルヴィ、リン、グレイスだ。
いずれも強敵だが、集中して対処すればどうにか道は切り開けるはずだ。
世界滅亡の危機の回避という使命を背負った、俺の実力を見せつけてやることにしよう。
ミルキー、セリア、エメラダ、ローズ、ティータへのアピールは終わった。
「さぁ、次はお前たちだ! 覚悟するがいい!!」
俺はミナとユヅキに襲いかかった。
「えっ!? なんなのです!?」
「きゃっ!?」
俺は、ユヅキとミナの短パンに手をかける。
そして、一気にズリ下げようとするが――
「むっ!?」
そう簡単にはいかなかった。
「くっ。コウタ、あんまり調子に乗らないでよね!」
「ふんぎぃ! 狩り中に露出するなんて、変態みたいなことをするわけにはいかないのです!」
2人が抵抗を見せたのだ。
ユヅキは土魔法『ロックアーマー』を使用し、股間部を補強している。
これでは、短パンを単純にズリ下げることはできない。
ミナは自身の手で短パンを持って、ズリ下がらないようにしている。
単純な手だが、俺のイタズラに抵抗するには当然の抵抗方法だ。
なぜここまでのミルキーたちがこの抵抗方法をとれなかったかと言えば、大きく2つの要因がある。
1つは、反応能力。
俺の『アクセル』に対応するには、俺の動きを感知できる動体視力に加え、それに対する防御手段を瞬時に選択し実行する反射神経が求められる。
もう1つは、腕力。
短パンを手で支えたところで、俺がズリ下げる力の方が強ければ、結局のところ脱げてしまう。
「さすがはミナとユヅキだな……。しかし、これはどうだ?」
俺は魔力を開放する。
そして、水魔法を発動させる。
「くらえっ! ウォーターボール!!」
「ちょっ! ちょっと! そんなのあり!?」
「わああああっ! コウタくん! 卑怯なのですよ!!」
いくら土魔法で補強しようとも、腕力で短パンを死守しようとも、股間部を完全に覆って防御できるわけではない。
水の通り道ぐらいはできる。
俺の放った水の塊は、見事にミナとユヅキの大事なところを濡らした。
「はっはぁ! 素直に脱がないからこうなるのだ! 見ろ、まるでお漏らししているかのようだぞ!!」
「うぅぅ……。ひどいよぉ……」
「ぐすん。恥ずかしいのです……」
ユヅキとミナが涙目になっている。
美少女がお漏らしをして、泣いているかのような光景だ。
非常に扇情的に感じられる。
「さて……。それじゃ、次は……」
残るターゲットは、シルヴィ、リン、グレイスだ。
いずれも強敵だが、集中して対処すればどうにか道は切り開けるはずだ。
世界滅亡の危機の回避という使命を背負った、俺の実力を見せつけてやることにしよう。
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