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第5章
403話 事後の朝
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チュンチュン。
小鳥の鳴き声で目が覚める。
隣を見ると、裸のミルキーが寝ている。
「ん……」
俺はミルキーの頭を撫でた。
すると彼女は目を擦りながら起き上がる。
「おはよう、ミルキー」
「おう、おはよーさん!」
ミルキーはニカッと笑う。
その笑顔からは昨夜の色っぽさは全く感じられない。
ただの快活な女の子といった印象を受ける。
これが彼女の素の姿なのだ。
「コウタ坊は朝から元気だな」
「まぁ、元社畜だからな。睡眠時間なんて大した量は要らない」
日本にいたときの俺は、残業続きで深夜2時3時まで仕事することもしばしばだった。
慣れれば3時間以下の仮眠でも十分に動けるようになる。
ブラック企業戦士の必須スキルだ。
「シャチク?」
「ああ、いや……。要するに、生きるためにいろいろと頑張っていたって話さ」
「そっか……。アタシにはよくわかんねーけど、すごいんだな」
ミルキーが感心した顔をする。
何とかごまかせたか。
「おう。そういうミルキーは眠そうだな?」
「そりゃあ、あんなに激しくされたら疲れちまうぜ」
「ははは」
「笑い事じゃねぇっての! 初めてだってのに、ムチャクチャしやがって。まったく、コウタ坊は本当にしょうがないやつだな!」
「ごめんごめん。ミルキーがあまりにも可愛いものだから、つい興奮してしまったんだ」
「えへへ……。コウタ坊にそう言われるのは嬉しいけど、あんまり調子に乗るんじゃねぇぞ? 次は優しくしてくれよな」
「ああ、約束しよう」
俺はミルキーの肩を抱いた。
ミルキーも俺の背中に手を回してくる。
「コウタ坊……。好きだぜ」
「ミルキー……」
俺たちはキスをした。
「んっ……。ちゅぱっ……。ふぅ……。コウタ坊と恋人同士になれて良かったよ」
「俺もだよ」
「コウタ坊……。ずっと一緒に居ような……」
「もちろんだとも」
俺はミルキーを強く抱きしめる。
そして再び唇を重ねた。
「んっ……」
ミルキーの顔が再び蕩ける。
俺はそんな彼女をベッドに押し倒した。
「あっ……」
「ミルキー……」
「ダメだって。こんな朝っぱらから……」
ミルキーは恥ずかしそうに身を捩る。
俺は構わずキスをする。
「んむっ……」
「ちゅぱっ……」
しばらく舌を絡めあった後、俺はミルキーの首筋に吸い付く。
「あんっ……」
甘い声を上げる。
そのまま、俺はミルキーの身体中に手を伸ばす。
「ああ……」
ミルキーは身を捩る。
(この雰囲気だと、このまま進めて大丈夫そうだな……)
俺はミルキーを抱く。
朝っぱらから抱いてやるのだ。
そう決意したときだった。
ドタドタドタッ。
バーン!
何者かにより、部屋の扉が勢い良く開け放たれたのだった。
小鳥の鳴き声で目が覚める。
隣を見ると、裸のミルキーが寝ている。
「ん……」
俺はミルキーの頭を撫でた。
すると彼女は目を擦りながら起き上がる。
「おはよう、ミルキー」
「おう、おはよーさん!」
ミルキーはニカッと笑う。
その笑顔からは昨夜の色っぽさは全く感じられない。
ただの快活な女の子といった印象を受ける。
これが彼女の素の姿なのだ。
「コウタ坊は朝から元気だな」
「まぁ、元社畜だからな。睡眠時間なんて大した量は要らない」
日本にいたときの俺は、残業続きで深夜2時3時まで仕事することもしばしばだった。
慣れれば3時間以下の仮眠でも十分に動けるようになる。
ブラック企業戦士の必須スキルだ。
「シャチク?」
「ああ、いや……。要するに、生きるためにいろいろと頑張っていたって話さ」
「そっか……。アタシにはよくわかんねーけど、すごいんだな」
ミルキーが感心した顔をする。
何とかごまかせたか。
「おう。そういうミルキーは眠そうだな?」
「そりゃあ、あんなに激しくされたら疲れちまうぜ」
「ははは」
「笑い事じゃねぇっての! 初めてだってのに、ムチャクチャしやがって。まったく、コウタ坊は本当にしょうがないやつだな!」
「ごめんごめん。ミルキーがあまりにも可愛いものだから、つい興奮してしまったんだ」
「えへへ……。コウタ坊にそう言われるのは嬉しいけど、あんまり調子に乗るんじゃねぇぞ? 次は優しくしてくれよな」
「ああ、約束しよう」
俺はミルキーの肩を抱いた。
ミルキーも俺の背中に手を回してくる。
「コウタ坊……。好きだぜ」
「ミルキー……」
俺たちはキスをした。
「んっ……。ちゅぱっ……。ふぅ……。コウタ坊と恋人同士になれて良かったよ」
「俺もだよ」
「コウタ坊……。ずっと一緒に居ような……」
「もちろんだとも」
俺はミルキーを強く抱きしめる。
そして再び唇を重ねた。
「んっ……」
ミルキーの顔が再び蕩ける。
俺はそんな彼女をベッドに押し倒した。
「あっ……」
「ミルキー……」
「ダメだって。こんな朝っぱらから……」
ミルキーは恥ずかしそうに身を捩る。
俺は構わずキスをする。
「んむっ……」
「ちゅぱっ……」
しばらく舌を絡めあった後、俺はミルキーの首筋に吸い付く。
「あんっ……」
甘い声を上げる。
そのまま、俺はミルキーの身体中に手を伸ばす。
「ああ……」
ミルキーは身を捩る。
(この雰囲気だと、このまま進めて大丈夫そうだな……)
俺はミルキーを抱く。
朝っぱらから抱いてやるのだ。
そう決意したときだった。
ドタドタドタッ。
バーン!
何者かにより、部屋の扉が勢い良く開け放たれたのだった。
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