402 / 1,260
第5章
402話 こんなに幸せな気分になったのは初めてだ
しおりを挟む
俺はミルキーとの仲を深めようとしている。
今日は危ない日らしいが、大丈夫だ。
でもそんなの関係ねぇ!
というやつである。
貴族でありAランク冒険者でもある俺なら、多数の女性や子どもを養っていくことも可能だ。
ミルキー自身、腕が確かな鍛冶師だしな。
「大丈夫だ。怖くない。俺は君を愛してる」
「コウタ坊……。あぁ……。アタシも、コウタ坊のことが好き……。好きすぎておかしくなりそうだ……」
「ミルキー……」
「好きだ。大好き。大好きなんだよぉ……!」
ミルキーがそう叫ぶ。
彼女は職人気質だ。
そして自称年増でもあり、男日照りだったようである。
ここにきて、異性への愛が爆発気味らしい。
「ああ……。俺もだよ。愛してる」
俺はミルキーにキスをする。
彼女の愛に全力で応える所存だ。
「んむっ」
ミルキーの口から甘い吐息が漏れる。
「ちゅぱっ……。はぁはぁ……。んむっ」
今度は舌を入れてくる。
「れろっ……。れるっ……」
「んんっ……。ミルキー……」
俺とミルキーは再び見つめ合う。
お互いの想いを確認しあったことで、俺とミルキーの間には強い絆が生まれていた。
もはや言葉など不要である。
俺はミルキーを抱く。
抱いてやる。
抱かせてあげるのだ。
俺はミルキーを再び押し倒した。
「ああ……」
ミルキーは嬉しそうに身を捩る。
俺はミルキーの首筋に吸い付いた。
「あんっ」
甘く可愛らしい声を上げる。
「いい声で鳴くじゃないか」
職人気質で男勝りとはいっても、こういうところはやっぱり女性だな。
自称年増らしいが、20歳を超えているぐらいはどうってことない。
現代日本なら、20代なんてまだまだ十分に若い。
「あうぅ……」
ミルキーは恥ずかしげに俯いた。
しかし、すぐに顔を上げて俺を見つめてくる。
潤んだ瞳で懇願するように言う。
「もっと、してほしい……」
「もちろんだとも。君の望むままにしてあげよう」
俺はミルキーの身体中に触れる。
そして、隅々まで刺激してやった。
「はぁはぁ……。気持ちいいよ。アタシみたいな年増が女の幸せを感じられることになるなんて……。こんなに幸せな気分になったのは初めてだ……」
「それはよかった」
「なぁ……コウタ坊。一つお願いがあるんだけど、聞いてくれないか?」
「なんだ? 言ってみてくれ」
「初めては……好きな男の顔を見ながらしたい」
「なるほど」
俺はミルキーの要望に応えることにした。
正の体勢をとる。
「これでいいかな?」
「ああ……。最高だぜ。ありがとう、コウタ坊」
「どう致しまして」
「もう我慢できねえや。早く次に……」
「わかった」
俺とミルキーは、ついに深い仲になる。
こうして、熱い夜は更けていった。
今日は危ない日らしいが、大丈夫だ。
でもそんなの関係ねぇ!
というやつである。
貴族でありAランク冒険者でもある俺なら、多数の女性や子どもを養っていくことも可能だ。
ミルキー自身、腕が確かな鍛冶師だしな。
「大丈夫だ。怖くない。俺は君を愛してる」
「コウタ坊……。あぁ……。アタシも、コウタ坊のことが好き……。好きすぎておかしくなりそうだ……」
「ミルキー……」
「好きだ。大好き。大好きなんだよぉ……!」
ミルキーがそう叫ぶ。
彼女は職人気質だ。
そして自称年増でもあり、男日照りだったようである。
ここにきて、異性への愛が爆発気味らしい。
「ああ……。俺もだよ。愛してる」
俺はミルキーにキスをする。
彼女の愛に全力で応える所存だ。
「んむっ」
ミルキーの口から甘い吐息が漏れる。
「ちゅぱっ……。はぁはぁ……。んむっ」
今度は舌を入れてくる。
「れろっ……。れるっ……」
「んんっ……。ミルキー……」
俺とミルキーは再び見つめ合う。
お互いの想いを確認しあったことで、俺とミルキーの間には強い絆が生まれていた。
もはや言葉など不要である。
俺はミルキーを抱く。
抱いてやる。
抱かせてあげるのだ。
俺はミルキーを再び押し倒した。
「ああ……」
ミルキーは嬉しそうに身を捩る。
俺はミルキーの首筋に吸い付いた。
「あんっ」
甘く可愛らしい声を上げる。
「いい声で鳴くじゃないか」
職人気質で男勝りとはいっても、こういうところはやっぱり女性だな。
自称年増らしいが、20歳を超えているぐらいはどうってことない。
現代日本なら、20代なんてまだまだ十分に若い。
「あうぅ……」
ミルキーは恥ずかしげに俯いた。
しかし、すぐに顔を上げて俺を見つめてくる。
潤んだ瞳で懇願するように言う。
「もっと、してほしい……」
「もちろんだとも。君の望むままにしてあげよう」
俺はミルキーの身体中に触れる。
そして、隅々まで刺激してやった。
「はぁはぁ……。気持ちいいよ。アタシみたいな年増が女の幸せを感じられることになるなんて……。こんなに幸せな気分になったのは初めてだ……」
「それはよかった」
「なぁ……コウタ坊。一つお願いがあるんだけど、聞いてくれないか?」
「なんだ? 言ってみてくれ」
「初めては……好きな男の顔を見ながらしたい」
「なるほど」
俺はミルキーの要望に応えることにした。
正の体勢をとる。
「これでいいかな?」
「ああ……。最高だぜ。ありがとう、コウタ坊」
「どう致しまして」
「もう我慢できねえや。早く次に……」
「わかった」
俺とミルキーは、ついに深い仲になる。
こうして、熱い夜は更けていった。
16
お気に入りに追加
1,089
あなたにおすすめの小説
異世界に転生した俺は元の世界に帰りたい……て思ってたけど気が付いたら世界最強になってました
ゆーき@書籍発売中
ファンタジー
ゲームが好きな俺、荒木優斗はある日、元クラスメイトの桜井幸太によって殺されてしまう。しかし、神のおかげで世界最高の力を持って別世界に転生することになる。ただ、神の未来視でも逮捕されないとでている桜井を逮捕させてあげるために元の世界に戻ることを決意する。元の世界に戻るため、〈転移〉の魔法を求めて異世界を無双する。ただ案外異世界ライフが楽しくてちょくちょくそのことを忘れてしまうが……
なろう、カクヨムでも投稿しています。
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる