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第5章

381話 栓

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 少女の尻の中に、液体が注入されてしまった。

「ひうぅ……」

「なんだよ。苦しいのか?」

「まあ、初めてならしょうがないんじゃないか?」

「ふんっ。これくらいで根を上げてるようじゃ先が思いやられるぜ」

「ちげえねえ」

「はははは!」

 赤狐族の少女が苦しんでいるというのに、男たちはゲラゲラと笑っている。
 その様子にはまるで容赦というものがなかった。

「は、放してください……。はうっ!?」

 少女は抵抗しようとするが、すぐにその動きを止めることになる。
 男たちに押さえつけられているという事情もあるが、もっと根本的要因がある。

「おいおい。そんなに暴れたら大変だぜ?」

「もう限界じゃないのか?」

「うぅ……。どうしてこんなことにぃ……」

 少女の下半身がビクビク震えている。
 どうやら、排泄感を我慢しているようだ。

「はは! 漏らしちまいそうなのか?」

「早く出せば楽になるぜ? ほれほれ」

「くっ……、くうぅ……」

「おいおい、頑張るねぇ」

「無駄な努力だけどな」

「ううっ! お、お願いです……。トイレに行かせてくださぃぃ……」

「ははは。ダメに決まってんだろ」

「そうだぜ。ちゃんと見ててやるから、安心して出しちゃいな」

「ふぇぇぇん……!」

 少女の目からは涙が溢れていた。
 やがて、彼女が限界を迎える。

「あ、ああぁっ!」

 彼女の下半身が大きく震えた、そのときだった。

「おおっと! まだ早いぜぇ!!」

 ぷすっ!

「きゃうんっ!?」

 栓が少女の尻深くに突き刺されたのだ。

「ひゃうぅ……。な、何を……」

 少女が脂汗を流しながら、弱々しい声で訊ねる。

「へへっ。助けてやったんだよ。みんなの前でお漏らしなんて恥ずかしいだろ? 感謝しろよ」

 さすがは変態男である。
 この集団の中でも、一際異彩を放っている。

「ああああ!」

 栓が挿入されたまま、少女が激しく悶える。

「や、やめてぇぇ……。お、お腹がぁ……」

「へへへ。そんなに辛いか? そりゃそうだよなぁ」

「も、もう無理ぃ……。苦しいのぉ……」

「思う存分堪能しろ。その苦しみをな」

「ふえええええん……」

 少女が泣き出す。
 しかし、男は気にしない。
 彼らは自分の欲望を満たすことだけを考える。

「ほ、本当に無理なんです……。苦しい、つらい……」

「はは。だから何だよ」

「うう……」

「俺に頼み事でもあるのか? だったら言ってみろ」

「……」

「何も言わないってことは、好きにしてくれってことだな!」

「ひぐっ!」

 男が少女の腹を軽く押す。
 すると、彼女の中から音が聞こえてきた。

「あぐっ……。あううぅぅ……。だ、だめぇ……。もう許してぇ……」

「はは。それなら、何か言うことがあるんじゃないのか?」

 男がそう畳み掛ける。
 強制的に屈辱を与えるのもいい。
 だが、形だけでも自分の口から言わせることで、さらなる屈辱感を味あわせたいようだ。
 少女の尊厳はすでにズタボロになりつつあるのだった。
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