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第5章

377話 御開帳

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 哀れな赤狐族の少女が、毒蛇団によって蹂躙されようとしている。

「まずは服を剥いてやるぜ」

「脱がせろ!」

「やああっ!」

 少女は必死に抵抗するが、多勢に無勢。
 まずはシャツが破かれてしまう。
 彼女の膨らみかけの胸が露わになる。

「おほっ。可愛い乳首してんじゃねえか」

「赤狐族って言っても、ここは人間と同じ色なんだな」

「やだぁ……」

 少女の目から涙が流れる。

「ガキが。泣くんじゃねえよ、鬱陶しい」

「バカ、これがいいんだろうが」

「泣いてる顔もいいねぇ。ゾクッとするぜ」

 男たちが興奮している。

「よし、次だ。さっさと下も脱がしちまえ!」

「おう!」

「やっ! やぁっ!」

 少女はスカートを捲られ、パンツに手をかけられて脱がされそうになる。
 身をよじり、なんとか逃れようとする。

「ちっ。暴れんじゃねえよ」

「大人しくしろ!」

「やぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 少女の悲鳴が響き渡る。
 だが、誰もその声を聞いてはいない。
 男の手により、スカートとショーツが剥ぎ取られる。

「へへっ。お子様パンツだな。いい匂いがするぜぇ……」

「ガキの小便パンツの何がいいんだか」

「まあまあ。こういう小汚いガキなら、かえってそそるってもんだろ」

「そういうもんか?」

 男たちが軽口を叩く。
 少女は顔を真っ赤にして、自分の股間を隠している。

「おい、脚を閉じるなよ。もっと見せろ!」

「へへっ。いよいよ、赤狐族のあそこのお披露目か」

「早くヤらせてくれよ!」

 男たちの視線が少女の股間に集まる。
 ますます少女の顔が赤くなっていく。

「やだよぉ……。やめてくださいぃ……。お願いしますぅ……」

 少女は泣きながら懇願するが、男たちは聞く耳を持たない。

「やめるわけねえだろ」

「観念しな」

 男の1人が少女の右足を、1人が左足を掴んだ。
 少女は全力で抵抗しているが、2対1では分が悪い。
 そのまま無理やり足を開かれてしまう。

「そら、御開帳だ」

「オープン!」

「いやぁ……」

 少女の足が大きく開かれる。
 ついに少女は秘所を晒されてしまった。

「ほう。これはなかなか……」

「綺麗なピンク色じゃねえか」

「まだ毛は生えていないんだな」

「処女膜はちゃんとあるのか?」

「さすがにそこまでは分からんな」

 男たちが好き勝手な感想を言う。

「やだっ! やだっ! 見ないでくださいっ!」

 少女が叫ぶが、もちろんそんな願いが聞き入れられるはずもない。

「これが赤狐族のあそこか……」

「人族といっしょじゃねえか。つまんねー」

「まあ、そういうなよ。ほら、ここなんか人族と違うだろ?」

「お? 本当だ。尻尾の生え際がここに繋がって……」

「なるほどな」

「へえ……、面白いもんだ」

 少女は必死に隠そうとするが、両手両足とも掴まれていて動かせない。

「やめて……。見ないでぇ……」

 少女の長い夜はまだまだ始まったばかりなのだった。
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