社畜だけど転移先の異世界で【ジョブ設定スキル】を駆使して世界滅亡の危機に立ち向かう ～【最強ハーレム】を築くまで、俺は止まらねぇからよぉ！～

第５章

３２３話 黄金水

　みんなで『水魔法使い』の取得に挑戦している。
　その方法は、他者の魔力が込められた水を摂取するというものだ。
　それにより自身の魔力が刺激され、ジョブの取得に好影響がある。

　俺はＭＳＣでの経験により各種ジョブの特殊な取得方法に精通している。
　だが、それを実践しても全員が全員ジョブを取得できるわけではない。
　多少の適性は必要だ。

　どうやら『悠久の風』の面々の中に水魔法使いの適性が高い者はいないらしい。
　最初の『口移しで水を飲ませ合う』という試みだけではジョブを取得できなかった。
　さらなる挑戦が必要だ。

「では、次の段階に行くぞ」

　俺はそう言いつつ、ズボンを脱いで下半身を露出させた。

「……えっ！？」

「ちょっ……コウタくん……！」

「……えっと。主様、どうしてそんなことを……？」

　シルヴィ、ミナ、エメラダが困惑の声を上げる。

「あたいはもう見慣れたけどな！」

「……ティータもそうだけど。でも、突然すぎる……」

「今からおっ始めるのか？　俺はいいけど、ジョブの取得とやらはどうしたんだよ？」

　リン、ティータ、グレイスがそれぞれ反応を示す。

「いや、これが『水魔法使い』のジョブの取得に必要なことなんだよ。みんな、手伝ってくれるか？」

「もちろんですわ。コウタ殿の頼みであれば、喜んでお受けします」

「それで、何をするのさ？」

　ローズとユヅキも協力してくれるようだ。

「みんなには、水を飲んでもらう」

「……え？」

「聞こえなかったか？　水を飲んでほしいんだ」

「どういうこと？　さっきのように口移しで水を飲んでいくってこと？」

　ユヅキが怪しげなものを見るような目で尋ねてきた。

「……さっきから散々飲んでいるじゃない。もうお腹がたぷんたぷんだよ……」

　ティータがそう言う。

「まあ、見ていろって」

　俺はそう言って、ストレージのアイテム欄を開き、そこから新たな飲料水を取り出した。
　そしてそれを手に取り……。

「ゴクッ、ゴクッ……ふぅ。うまいな！」

　一気飲みした。

「口移しはしないの？　ただ水を飲んだだけ……？」

「これは、ある意味では水魔法を取得するための前準備なんだ」

「よく分からないけど……。コウタがそう言うんなら、僕も一応は信じるよ。さあ、僕にも飲ませてくれるかな？」

「ああ。もちろんだ」

　俺は下半身を露出したまま、ユヅキの前に移動する。

「よし、出すぞ。準備はいいか？」

「……え？　……はぁ？」

　ユヅキは困惑顔だ。
　俺はそんな彼女の頭に手を回し、屈ませた姿勢で固定する。

「いくぜ！　そらっ！」

　そのまま俺はユヅキの口に自分のモノを突っ込み、膀胱に力を入れる。
　すると、俺の股間から大量の水が発射された。

「…………！！！」

「ははは。どうだ、ユヅキ。俺の黄金水は美味しいだろう？」

「んんっ！　んんーーー！！！」

　ユヅキは抵抗する素振りを見せるが、俺がガッチリと頭部を固定しているため逃げられない。

「はははは。そうかそうか。たくさん飲めよ」

　俺は放尿を続ける。
　そして、俺の魔力がふんだんに込められた水分がユヅキの口の中へとどんどん流れ込んでいくのだった。