上 下
305 / 1,049
第5章

305話 変態さんみたいだよ……?

しおりを挟む
 エルカ迷宮5階層の探索を進めていたところ、ローズとティータが宝箱のトラップにかかってしまった。

「コウタ殿、助けてくださいまし!」

「……ううっ! 動けない……」

 宝箱に捕らえられたままの2人が助けを求める。
 このトラップの危険度は高くないが、拘束力は強い。
 今の彼女たちのジョブレベルでは、自力で脱出することはほぼ不可能だろう。

「心配するな。俺が助けてやるからな。くくく……」

 俺はゆっくりと近づく。

「……あっ。い、いけませんわ!」

「……ちょ、ちょっと、コウタちゃん。まさか……」

 ローズとティータが焦り始める。
 俺の不穏な雰囲気を感じ取ったようだ。

「さてと……」

 俺はローズとティータのスカートをめくる。
 パンツが露わになった。
 ローズは桃色の、ティータは薄緑色のパンツだ。

「やっ、見ないでくださいませ!」

「……恥ずかしい。コウタちゃん、変態さんみたいだよ……?」

 ローズとティータがそう言う。
 彼女たちの下着姿は今までに何度も見ているし、それ以上の姿も見てきた。
 そもそも、体を重ねたことも何度もある。

 それでもなお羞恥心があるとは……。
 なんとも可愛いヤツらだ。
 恥じらう彼女たちを見ていると、俺の興奮も高まってくる。

「さあ、次は……」

 ズリっ。
 俺はローズとティータのパンツを下ろした。
 彼女たちの下半身が丸出しになる。

「ななな、何をしていますの!?」

「み、見られてる……」

「悪いな。これも必要なことなんだ。もう少し我慢してくれ」

「そ、それはどういう意味でしょうか?」

「実践して教えてやる。まずは、黙ってじっとしていろ」

 俺は2人のお尻の穴を観察する。
 どちらも綺麗な色をしている。

「……コウタ殿。お願いです。もうやめて下さいませ」

「……なんか変な気分になってきちゃった……」

 ローズとティータが弱々しくそう言う。
 羞恥心が高まってきているようだ。

「よし……」

 俺は右手と左手の中指を、それぞれピンと伸ばした状態で前に出す。
 少量の闘気を纏わせて、強度を増しておく。
 これで多少の衝撃に耐えられるようになった。
 そして……。

「ふんっ!」

 右手の中指でローズの尻を。
 左手の中指でティータの尻を。
 それぞれ一気に貫いた!

「ふぁっ!?」

「んぎぃっ!?」

 2人が悲鳴を上げる。

「どうだ?」

 MSCでは、これが宝箱の拘束から逃れるための裏技の第一段階だった。
 この世界でも通用するかどうか……。
 俺は2人の様子をうかがう。
 すると……。

「あ、ああああぁ~っ!!」

「……あ、熱い……っ!」

 ローズとティータが絶叫する。
 そして尻を高く上げ、ガクンガクンと体を震わせた。
 効果は出ているな。
 最後までしっかりと見届けることにしよう。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

♡ちょっとエッチなアンソロジー〜おぽこち編〜♡

現代文学 / 連載中 24h.ポイント:397pt お気に入り:5

自由を求めた第二王子の勝手気ままな辺境ライフ

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:2,002pt お気に入り:2,570

カンパニュラに想いを乗せて。

ライト文芸 / 完結 24h.ポイント:0pt お気に入り:10

異世界もふもふ召喚士〜白虎と幼狐と共にスローライフをしながら最強になる!〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:596pt お気に入り:1,455

絡みあうのは蜘蛛の糸 ~繋ぎ留められないのは平穏かな?~

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:99pt お気に入り:65

笑顔の絶えない世界~道楽の道化師の軌跡~

ファンタジー / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:25

採取はゲームの基本です!! ~採取道具でだって戦えます~

SF / 連載中 24h.ポイント:127pt お気に入り:1,625

異世界転生令嬢、出奔する

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:9,535pt お気に入り:13,936

処理中です...