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第5章

277話 お前は今、俺の所有物だ

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 エメラダを購入した。
 彼女が着ている服は貫頭衣なので、大通りを歩かせるのは気が引ける。

「まずは裏通りの店に服を買いに行こうか」

「あ、はい。すみません。あたしなんかのために……」

 エメラダが申し訳なさそうな顔をする。

「とりあえず、適当な店で見繕うことにしよう。……いや、それよりも……」

 俺はエメラダの格好を改めて観察する。
 貫頭衣の隙間からは、白く美しい肌が見え隠れしている。

「どうしましたか? コウタさん?」

「いや、何でもない。……それより、お前は今、俺の所有物なのだぞ? 適切な呼び方というものがあるだろう」

 本当は別に気にしないのだが、1つ思いついたことがある。
 突然態度を変えた俺を見て、エメラダが身体をビクつかせる。

「えっ!? は、はい……。わかりました。主様」

 ゾクリ。
 背徳的な興奮を覚える。
 俺とエメラダは、かつては対等な関係だった。
 こちらは高ランク冒険者として、エメラダは優秀な『調合士』として、客と店員の関係だったのだ。
 しかし今は、主人と奴隷の関係である。
 彼女は俺の命令に背くことができない。

「エメラダ。そこの壁に手をついてみろ」

「こ、こうですか?」

「いや、もっと尻を突き出せ」

「は、はい……」

 エメラダがおずおずと壁に手をつく。
 なかなか扇状的な格好だ。
 俺は彼女の貫頭衣を捲り上げる。

「きゃあっ! な、何をするんですか!」

 エメラダが悲鳴を上げる。

「うるさいぞ。奴隷らしく黙っていろ」

 俺は高圧的にそう言う。

「は、はい。ごめんなさい。主様……」

「よしよし。それでいい」

 エメラダは貫頭衣の下を捲りあげられた状態で、尻を突き出し壁に手をついている。
 なんとも素晴らしい姿だ。

「ふむ。これはなかなかそそられる光景だな」

 俺は彼女の尻に顔を寄せ、舌で舐め回す。

「ひゃあああんっ!」

 エメラダが甲高い声を上げた。

「くくく……。感度がいいな。それでは、早速始めるとするか」

 俺はズボンを脱ぎ捨てると、いきり立ったモノを取り出す。
 そして、エメラダの尻に擦り付ける。

「んっ……! な、何を……」

 エメラダがピクッと身体を震わせる。

「何って……ナニだよ。奴隷が主人に奉仕するのは当然のことだろう?」

「で、でも……。私はまだ、そういう経験がないのです……。助けてくれたと思ったのに、ひどい……」

「大丈夫だ。すぐに気持ちよくしてやる」

 俺はエメラダに覆いかぶさるように身体を重ね、彼女の身体をまさぐる。
 そして、彼女の胸を鷲掴みにした。

「ああ……!」

 エメラダが小さく喘ぐ。
 そうして、俺は彼女の肢体を蹂躙したのだった。
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