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第4章 エルフの里アルフヘイム

227話 俺の目の前でそれ以上するんじゃねえ!!

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 カイゼルを殺そうとしたところ、グレイスに止められてしまった。
 元盗賊の少女とはいえ、今や俺のハーレムメンバーの一員だ。
 望みは最大限に叶えてやりたい。

 しかし同時に、後顧の憂いは断っておきたい。
 カイゼルの心を折っておくことにするか。
 俺はグレイスとのキスを終えると、カイゼルの方を見た。

「グレイスは俺の女だ。そのことを覚えておけ」

「……ぐっ……」

 カイゼルが悔しそうにしている。
 だが、それ以上は何も言わなかった。
 下手なことを言えば、今度こそ殺されると理解しているのだろう。
 俺はそんな彼に見せつけるように、今度はグレイスの胸元に手を伸ばす。

「んっ……。コウタ親分のエッチ」

 グレイスが嬉しそうに言う。

「グレイス。お前の身体をたっぷりと可愛がってやるからな」

「ああ……。いっぱい愛して……。俺、幸せだ……」

 グレイスの表情が蕩けていく。
 俺が優しく抱きしめると、彼女もまた俺のことを力強く抱き締めてきた。
 カイゼルは恩人だから最後までかばっていたが、グレイスの心は完全に俺に奪われている。
 俺はそう感じながら、再びグレイスとのキスに没頭していったのであった。

「うう……。ちくしょう……。なんでこんなことに……」

 俺とグレイスがイチャイチャしていると、カイゼルがうめくような声で言った。

「くくく。この場で殺すのだけはやめたが、どうせ死刑になるだろう。もしくは、鉱山奴隷か。お前が女を抱く機会はもうない」

 俺はカイゼルに向かって嘲笑した。
 彼は何も言い返すことができないのか、歯ぎしりをしている。

「そう怒るな。最後に、プレゼントをしてやるよ」

 俺はそう言って、グレイスの胸に手を伸ばした。
 そして、柔らかな膨らみに触れる。

「あん……。コウタ親分……。嬉しい……。もっと触って……」

 グレイスが甘えるような声を出す。

「ふむ……。いい感じに育っているな」

 俺は彼女の乳房を揉んだり、先端の突起を摘まんだりする。

「あっ、あぁっ!」

 グレイスが艶っぽい声を出す。

「や、止めろ! 俺の目の前でそれ以上するんじゃねえ!!」

 カイゼルが叫ぶ。
 だが、俺は無視する。
 グレイスは頬を赤く染めて、されるがままになっている。

「ふふふ。次は下だ」

 俺はそう言って、グレイスの股間に手を伸ばして下着の中に指を入れた。

「ひゃんっ!?」

 グレイスが可愛い悲鳴を上げる。
 俺はそのまま大切なところをなぞった。

「あぁっ! コウタ親分! そこ、ダメェ!」

 グレイスが甘い声を上げた。

「へえ。グレイスのここは随分と濡れているな」

 俺はニヤリと笑う。

「だって……。俺……、コウタ親分に愛されてると思うだけで……。嬉しくなって、興奮しちゃうんだよぉ……」

 グレイスが恥ずかしそうに顔を背ける。
 その仕草がとても可愛らしい。
 さあ。
 この調子で、カイゼルの心を折っていくことにしよう。
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