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第4章 エルフの里アルフヘイム

212話 盗賊の少女グレイス

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 グレイが女であることが確定した。
 せっかくだし、彼女を悦ばせてやることにする。

「じゃあ、お望み通りにしてやるよ」

 俺は再び、彼女の股間部に顔を埋める。
 今度は指も同時に入れ、彼女の秘所の中をかき回す。
 クチュクチュという水音とともに、彼女の体がビクビクと震える。

「ああっ! いやぁっ! んんっ!!」

 グレイが再び大きな声を上げる。
 俺はその隙に、二本目の指も入れてやる。

「やだっ! ダメっ! ああんっ! おかしくなるっ! 壊れちまうっ!」

 グレイは狂ったように悶える。
 俺はそれに構わず、中を攻め続ける。

「あああっ! イク! イッちゃう! もう我慢できないぃいいいっ!!」

 グレイは絶叫し、体を大きくのけ反らせた。
 同時に、秘所からプシャアアアッと液体を吹き出した。

「はあ……はあ……はあ……はあ……」

 グレイは肩を上下させながら、荒い呼吸を繰り返す。
 俺は彼女から離れる。
 彼女は完全に放心状態だ。

「おい、起きろ」

 俺は軽く頬を叩き、意識を呼び戻す。

「……ん」

 グレイが反応を示す。

「ここからが本番だぞ」

 俺はそう言って、ズボンを脱ぎ捨てる。
 すでに準備万端だ。

「やめろ……。もう許してくれよぉ」

 グレイが弱々しく言う。

「それは無理な相談だ」

 俺はそう言いつつ、彼女の両足を持ち上げる。
 そして、自分のモノで狙いを定める。

「やだ……それだけは止めてくれ……」

 グレイは涙声で懇願してくる。
 だが、そんなことで止まる俺ではない。

 そうして、俺はグレイの体を堪能していったのだった。
 …………。
 それからしばらくして。

「くくく。なかなかいい体だったぞ」

 俺はグレイにそう声を掛ける。
 貧乳で尻も小さく、まるで少年のような体だ。
 シルヴィやユヅキの魅力には少し劣るかと思ったのだが、存外に楽しめた。
 たまにはこういうのもいいな。

「う……うぐっ……。ひっく……」

 グレイは泣き続けていた。
 裸のまま横たわり、嗚咽を漏らす姿は哀れですらある。

「安心しろ。妊娠したら面倒を見てやる」

 俺はそう言って慰めてやった。
 グレイはもう俺の女だ。

「うう……。カイゼル親分に会わせる顔がねえよぉ……」

 そんな声を漏らす。
 彼女は俺の攻めに耐え切れず、情報を洗いざらい吐いてしまっている。

 やはり、彼女は悪巧みをしていた。
 盗賊団の一員として、エルフの里アルフヘイムの場所を探っていたらしい。
 そして、その情報をもとに、エルフの奴隷狩りを企てていたということだ。

 まったく、とんだ悪党がいたものだな。
 ちなみに彼女の本名はグレイスという。
 グレイは偽名とのことだ。

 さて。
 今後のことをみんなと相談しておかないとな。
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