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第4章 エルフの里アルフヘイム
183話 最新ステータス ミナ
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テツザンからエルフの里アルフヘイムに移動中だ。
特にすることがないので、みんなのステータスを再確認し整理していくつもりだ。
次はミナのステータスを見ておこう。
ミナ
種族:ドワーフ
ファーストジョブ:鍛冶師レベル26
セカンドジョブ:槌士レベル26
サードジョブ:火魔法使いレベル14
控えジョブ:格闘家レベル21、料理人レベル3
HP:C(00/10)
MP:D(03/05)
闘気:C(04/10)
腕力:B(14/30)
脚力:D(03/05)
器用:C(03/10)
アクティブスキル:
『槌士』ビッグボンバー、ダブルボンバー、ビッグインパクト
『火魔法使い』ファイアーボール、フレイムアロー
パッシブスキル:
『鍛冶師』パーティメンバー武器性能向上、火耐性強化、鉱石類ドロップ率上昇、腕力強化、鍛冶の心得
『槌士』腕力強化
ミナはまだ上級ジョブに達していない。
もともと設定していたファーストジョブの鍛冶師は、テツザンにおいて一時的に控えジョブに回していたからだ。
その間は、格闘家のジョブを鍛えていた。
今思えば、少しもったいなかったような気がしないでもない。
彼女の場合は、生産職の鍛冶師に、近接職の槌士、そして魔法職の火魔法使いがあるからな。
サードジョブまでびっしり詰まっている。
シルヴィやユヅキと異なり、格闘家を設定するスペースがない。
どうせ格闘家を控えに回すのであれば、彼女が格闘家を鍛える必要はなかったか?
うーん。
しかし、せっかく武の聖地であるテツザンに訪れていたのだから、やはり格闘の鍛錬は経験しておいた方がよかっただろう。
そして、その鍛錬の成果を十分に吸収するなら、一時的にジョブに格闘家を設定しておくのも間違いではなかったはずだ。
それに、またミッションが追加されれば、今度はフォースジョブが開放される可能性もある。
長い目で見れば、格闘家のジョブレベルを上げたことが役に立つこともあるだろう。
「ミナは、本当に力が強いよな……。たくましくて頼りになる」
俺は何気なくそうつぶやいた。
ステータス上は腕力の値が高い。
ブラックワイバーン戦でもそうだったが、彼女の豪腕は戦いの決定打となりうる。
「突然どうしたのです? でも、ありがとうなのです」
「その腕のどこからそんな力が出ているんだ?」
ミナの腕は、それほど太くない。
シルヴィやユヅキあたりと比べるとひと回りたくましいものの、あのとんでもない腕力が発揮されるほどには見えない。
MSCではあまり気にしたことがなかった。
ゲームだし、そういうものだと捉えていたからだ。
しかし、こうして現実味のある世界で長期間活動していると、違和感を覚えるようになってくる。
「知らないのです。ドワーフは人族より力が強い傾向があるというぐらいしか分からないのです」
ミナがそう言う。
確かに、自分の種族がどうして力が強いかなんて、知っていて当然というわけではないよな。
鳥がなぜ飛べるのかを鳥に聞いても分からないだろうし、魚がなぜ水中でも呼吸できるのかを魚に聞いても分からないだろう。
この世界には魔力や闘気というものが存在しているし、そのあたりと関係しているのかもしれないな。
「まあ細かいことはいいか。ミナは豪腕に加えて、鍛冶や火魔法にも長けているよな。期待しているぞ」
「はいなのです。お任せくださいなのです」
ミナの火魔法は、まだまだ練習中ではあるが既にそれなりの水準だ。
俺、シルヴィ、ユヅキが設定ジョブの関係で一時的に弱体化している今、ミナの戦闘能力を頼りにすることもあるだろう。
ファーストジョブからサードジョブまでのレベルが全て20を超えているのは、彼女だけだからな。
今後も、『悠久の風』の躍進に貢献してくれることを期待したい。
次に、リンのステータスを確認する。
特にすることがないので、みんなのステータスを再確認し整理していくつもりだ。
次はミナのステータスを見ておこう。
ミナ
種族:ドワーフ
ファーストジョブ:鍛冶師レベル26
セカンドジョブ:槌士レベル26
サードジョブ:火魔法使いレベル14
控えジョブ:格闘家レベル21、料理人レベル3
HP:C(00/10)
MP:D(03/05)
闘気:C(04/10)
腕力:B(14/30)
脚力:D(03/05)
器用:C(03/10)
アクティブスキル:
『槌士』ビッグボンバー、ダブルボンバー、ビッグインパクト
『火魔法使い』ファイアーボール、フレイムアロー
パッシブスキル:
『鍛冶師』パーティメンバー武器性能向上、火耐性強化、鉱石類ドロップ率上昇、腕力強化、鍛冶の心得
『槌士』腕力強化
ミナはまだ上級ジョブに達していない。
もともと設定していたファーストジョブの鍛冶師は、テツザンにおいて一時的に控えジョブに回していたからだ。
その間は、格闘家のジョブを鍛えていた。
今思えば、少しもったいなかったような気がしないでもない。
彼女の場合は、生産職の鍛冶師に、近接職の槌士、そして魔法職の火魔法使いがあるからな。
サードジョブまでびっしり詰まっている。
シルヴィやユヅキと異なり、格闘家を設定するスペースがない。
どうせ格闘家を控えに回すのであれば、彼女が格闘家を鍛える必要はなかったか?
うーん。
しかし、せっかく武の聖地であるテツザンに訪れていたのだから、やはり格闘の鍛錬は経験しておいた方がよかっただろう。
そして、その鍛錬の成果を十分に吸収するなら、一時的にジョブに格闘家を設定しておくのも間違いではなかったはずだ。
それに、またミッションが追加されれば、今度はフォースジョブが開放される可能性もある。
長い目で見れば、格闘家のジョブレベルを上げたことが役に立つこともあるだろう。
「ミナは、本当に力が強いよな……。たくましくて頼りになる」
俺は何気なくそうつぶやいた。
ステータス上は腕力の値が高い。
ブラックワイバーン戦でもそうだったが、彼女の豪腕は戦いの決定打となりうる。
「突然どうしたのです? でも、ありがとうなのです」
「その腕のどこからそんな力が出ているんだ?」
ミナの腕は、それほど太くない。
シルヴィやユヅキあたりと比べるとひと回りたくましいものの、あのとんでもない腕力が発揮されるほどには見えない。
MSCではあまり気にしたことがなかった。
ゲームだし、そういうものだと捉えていたからだ。
しかし、こうして現実味のある世界で長期間活動していると、違和感を覚えるようになってくる。
「知らないのです。ドワーフは人族より力が強い傾向があるというぐらいしか分からないのです」
ミナがそう言う。
確かに、自分の種族がどうして力が強いかなんて、知っていて当然というわけではないよな。
鳥がなぜ飛べるのかを鳥に聞いても分からないだろうし、魚がなぜ水中でも呼吸できるのかを魚に聞いても分からないだろう。
この世界には魔力や闘気というものが存在しているし、そのあたりと関係しているのかもしれないな。
「まあ細かいことはいいか。ミナは豪腕に加えて、鍛冶や火魔法にも長けているよな。期待しているぞ」
「はいなのです。お任せくださいなのです」
ミナの火魔法は、まだまだ練習中ではあるが既にそれなりの水準だ。
俺、シルヴィ、ユヅキが設定ジョブの関係で一時的に弱体化している今、ミナの戦闘能力を頼りにすることもあるだろう。
ファーストジョブからサードジョブまでのレベルが全て20を超えているのは、彼女だけだからな。
今後も、『悠久の風』の躍進に貢献してくれることを期待したい。
次に、リンのステータスを確認する。
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